少し明るい彗星が3-4個来ていることもあって、以前撮影した対象の処理が追いついていませんでした。
月が大きくなったこと、昨日のレナード彗星とNGC4395の接近が終わったことから、溜まっていた写真の処理をようやく行いました。
先ずは胎児星雲です。

胎児星雲 自宅観測所
2021年11月4日19時46分〜 他11/5、11/6
ASA10N+3” Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser.
FLI ML16000 -30℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters and 5nm Ha, O3 Filters.
AXD赤道儀、SX-Superstar+PHD2にてオフアキシスガイド
R10分×8枚、G10分×5枚、B10分×12枚、Hα10分×9枚、OⅢ10分×9枚
合計露光時間:430分(7時間10分)
PIにてWBPP、PCC、DBE、AS、HT、NBRGBCombination等
Psにて被り補正、コントラスト調整、ノイズ除去。
RGBバージョンはこちら


RGB-AOO(25%加算)
このくらいの方が自然かな。
おまけ
親子亀にてED70SSでも同時撮影しました。今修理中のCooed6Dで撮影しています。

胎児星雲付近 自宅観測所
2021年11月4日20時37分〜 他、11/5、11/6
ED70SS+笠井ED屈折・RCマルチフラットナーⅡ(400mm F5.7)
Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) -10℃
IDAS HEUIB-Ⅱフィルター、OPTLONG L-eXtremeフィルター
AXD赤道儀、ASA10Nにてオフアキシスガイド
HEUIB-Ⅱ:ISO1600、5分×39枚、L-eXtreme:ISO3200、5分×37枚
合計露光時間:380分(6時間20分)
笠井のED屈折・RCマルチフラットナーⅡが2インチ差し込み式なのでCooled6Dの重さに耐えられず、ガイドが流れてしまっていました。ゴムバンドを2つ、カメラとASA10N鏡筒との間にヒップサポートによってようやく5分ならなんとか流れずに済むようになりました。厳密には少し星が楕円になりますが....(^_^;
写野を右側に振ってハート星雲と一緒に撮れるとよいですね。構図が変えられるように微動装置の上に載せたらさらに撓むかな。
月が大きくなったこと、昨日のレナード彗星とNGC4395の接近が終わったことから、溜まっていた写真の処理をようやく行いました。
先ずは胎児星雲です。

胎児星雲 自宅観測所
2021年11月4日19時46分〜 他11/5、11/6
ASA10N+3” Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser.
FLI ML16000 -30℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters and 5nm Ha, O3 Filters.
AXD赤道儀、SX-Superstar+PHD2にてオフアキシスガイド
R10分×8枚、G10分×5枚、B10分×12枚、Hα10分×9枚、OⅢ10分×9枚
合計露光時間:430分(7時間10分)
PIにてWBPP、PCC、DBE、AS、HT、NBRGBCombination等
Psにて被り補正、コントラスト調整、ノイズ除去。
RGBバージョンはこちら


RGB-AOO(25%加算)
このくらいの方が自然かな。
おまけ
親子亀にてED70SSでも同時撮影しました。今修理中のCooed6Dで撮影しています。

胎児星雲付近 自宅観測所
2021年11月4日20時37分〜 他、11/5、11/6
ED70SS+笠井ED屈折・RCマルチフラットナーⅡ(400mm F5.7)
Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) -10℃
IDAS HEUIB-Ⅱフィルター、OPTLONG L-eXtremeフィルター
AXD赤道儀、ASA10Nにてオフアキシスガイド
HEUIB-Ⅱ:ISO1600、5分×39枚、L-eXtreme:ISO3200、5分×37枚
合計露光時間:380分(6時間20分)
笠井のED屈折・RCマルチフラットナーⅡが2インチ差し込み式なのでCooled6Dの重さに耐えられず、ガイドが流れてしまっていました。ゴムバンドを2つ、カメラとASA10N鏡筒との間にヒップサポートによってようやく5分ならなんとか流れずに済むようになりました。厳密には少し星が楕円になりますが....(^_^;
写野を右側に振ってハート星雲と一緒に撮れるとよいですね。構図が変えられるように微動装置の上に載せたらさらに撓むかな。
コメント
コメント一覧 (6)
いつものことですが、のんたさんの作品は星がイキイキと輝いているのが魅力的です。
ナローに見いってからブロードを見るとホッとしますね。
最近はナローやデュアルナローバンド全盛の時代ですのでブロードバンドの方が新鮮に見えてきます。
エレキサウンド全盛期にアコースティックサウンドを聞くような清々しさでしょうか。
のんた
が
しました
ナローは星雲が、ブロードは星が主役ですね。
混合比は夫々の好みですが、私は両方使える場合はダブルキャストで良いとこ取りしたいと思います。
RGBの比率が8:5:12は絶妙ですね。
モノクロカメラではこれが出来るので、荒れがちなBのバックグランドも滑らかですね。
OSCにデュアルバンドナローみたいに輝星のゴーストを気にしなくて良いのも魅力です。
星雲・星団を撮るならモノクロカメラにアストロ丼で決まりという感じ。
DSLRは復旧出来なそうで困りましたね。
私も望遠鏡とカメラの接続は全てEOSですが、6DのSEO-SP4が壊れたら困るなあ。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
マルさんの言われるとおり、ナローをみた後ブロードバンドをみると落ち着くと言うか、安心しますよね。『エレキサウンド全盛期にアコースティックサウンドを聞くような清々しさでしょうか。』まさにその通りだと思います。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
まさにナローは星雲、ブロードバンドは星が主役ですね。どちらも魅力的なので良いとこ撮りしたいですよね。
自宅だとどうしても青の実効感度が下がるので、他の色よりたくさん撮るようにしています。比率的に12枚でも少ないかもしれません。モノクロカメラのアドバンテージですね。
また、ナローフィルターのゴーストもほぼ気になりません。L-eXtremeフィルターだとどうしても輝星のハロが気になります。アストロドンとクロマは高いだけあってこのあたりの作り込みは流石ですね。(最近発売されたANTLIA Proフィルターは安くてよいみたいですね)
改造デジカメが壊れて、レナード彗星の撮影が、白黒冷却CCD一択となってしまいました。イオンの尾が伸びた場合、デジカメでと思っていましたが、どうにもなりません。今から購入して改造してもらって間に合うかな....。6Dでいいか。思い切ってEOSRにするか。あーあ。
のんた
が
しました
胎児星雲、透明感があって好印象ですね!
全体が収まる構図で星をきれいに処理されてると思います。
処理が溜まっているとのことで、これから秋の作品が目白押しなんですね^^
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
ナローとブロードバンドの処理、ブレンド具合でどうしたら良いのか悩んでいます。どっちもどっちになりそうで....
処理が溜まっていると言いましたが、淡すぎる対象を狙ったので処理したらとてもみられる画像ではありませんでした。
自宅で撮影はメジャー対象以外は厳しいです(>_<)
のんた
が
しました