本日未明の2彗星を撮影しました。
先ずは早く昇ってくる67Pを撮影しました。ダストトレイルが写ったと騒がれた彗星です。

67P チュリモフ・ゲラシメンコ彗星
2021年11月30日01時51分〜自宅観測所
ASA10N(950mm F3.8) +3" Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser
FLI ML16000 -35℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
RGB各5分×7枚
総露光時間;105分
淡いですが、尾の上側に真っ直ぐ伸びる白い線がみえます。これがダストトレイルかなと思います。
StarNetで星を消してみました。

ダストトレイルが見やすくなりました。
次は問題のC/2021A1 レナード彗星です。
問題と書いたのは、どうも光度の成長が止まり、崩壊の兆しが出ているようです。(まじか)

C/2021A1レナード彗星
2021年11月30日04時03分〜自宅観測所
ASA10N(950mm F3.8) +3" Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser
FLI ML16000 -35℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
彗星ガイド(スターブックテンの彗星ノータッチガイド)RGB各3分×5枚
恒星ガイド SX-SuperStar+PHD2にてオフアキシスガイドRGB各3分×5枚
総露光時間;90分
コマの形が丸くなく、太陽側のコマが扁平な形(シュモクザメ型) になっています。
津村さんに教えて頂きましたが、この形は崩壊の兆しだそうです。やばいですね。

コマを拡大すると、確かにコマが横に伸びているようにみえます。
67Pと比較してみます。

67Pはコマがまん丸なのに対してC/2021A1は楕円です。
昨年春のアトラス彗星C/2019Y4の二の舞になってしまうのか....
12/1追加

最新のレナード彗星の光度分布図です。
大丈夫かな....
先ずは早く昇ってくる67Pを撮影しました。ダストトレイルが写ったと騒がれた彗星です。

67P チュリモフ・ゲラシメンコ彗星
2021年11月30日01時51分〜自宅観測所
ASA10N(950mm F3.8) +3" Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser
FLI ML16000 -35℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
RGB各5分×7枚
総露光時間;105分
淡いですが、尾の上側に真っ直ぐ伸びる白い線がみえます。これがダストトレイルかなと思います。
StarNetで星を消してみました。

ダストトレイルが見やすくなりました。
次は問題のC/2021A1 レナード彗星です。
問題と書いたのは、どうも光度の成長が止まり、崩壊の兆しが出ているようです。(まじか)

C/2021A1レナード彗星
2021年11月30日04時03分〜自宅観測所
ASA10N(950mm F3.8) +3" Wynne Corrector(900mm F3.6) +ASA AAF3 Focuser
FLI ML16000 -35℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
彗星ガイド(スターブックテンの彗星ノータッチガイド)RGB各3分×5枚
恒星ガイド SX-SuperStar+PHD2にてオフアキシスガイドRGB各3分×5枚
総露光時間;90分
コマの形が丸くなく、太陽側のコマが扁平な形(シュモクザメ型) になっています。
津村さんに教えて頂きましたが、この形は崩壊の兆しだそうです。やばいですね。

コマを拡大すると、確かにコマが横に伸びているようにみえます。
67Pと比較してみます。

67Pはコマがまん丸なのに対してC/2021A1は楕円です。
昨年春のアトラス彗星C/2019Y4の二の舞になってしまうのか....
12/1追加

最新のレナード彗星の光度分布図です。
大丈夫かな....
コメント
コメント一覧 (4)
僕もオフアキテストで、67Pは結構枚数稼いだのがあるので、処理してみます。写ってるといいなぁ。
レナード彗星は、まじか・・
そういえば、昨年も、SWAN彗星を撮っていて、あれっ!?変な色・・と思ったら、核崩壊おこしてたことがありました。
https://oozoraashiato.blog.fc2.com/blog-entry-2060.html
レナードさん、どうなんでしょう・・
ポジティブに考えれば、核崩壊で綺麗な姿を見せてくれるかもしれません・・?
のんた
が
しました
私も同じころに撮影しましたが、結構尾が長くなっているので光学系はFL250mmでした。
なんとなくコマが三角形になっている雰囲気がありましたが、のんたさんの画像を見ると益々その感じですね。
当初の予想に比べて9月の初めに少し明るくなったのは、核が緩い兆候だったかもしれません。
尾の出かたが多少違いますが、近年ではC/2017 E4(Lovejoy)が似ています。
今回はそれよりも近日点距離が遠いので、どうでしょうか。
他にも核の崩壊した彗星は多いのですが、基本バージンです。
発見初期のころから光度変化が大きい彗星はやばいのですが、この場合は何とか近日点通過付近まで頑張って欲しいものです。
吉田誠一さんのページのライトカーブは更新が遅いので、以下のページをご参照ください。
https://cobs.si/
ここのライトカーブを見るとまだまだ大丈夫そうではありますが・・・。
当地は12/6の朝まで撮影チャンスは多そうです。
のんたさんのところは多少雪雲の影響は受けるのでしょうか。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
67Pはまさかダストトレイルが写るなんて夢にも思っていませんでしたのでそれを聞いたときホントかな〜と思っていました。
でも実際撮ってみると意外とあっさり。自宅からでも撮れるなんて。三本松さんのように短焦点で写してみたいですね。
レナード彗星は心配ですね。ここ1週間くらい光度上昇が収まった感じがしていたんです。この日6.8等とのことでしたが、10等以下の67Pとそれほど変わらない印象....逆に67Pほんとに10等以下なのかな.... レナード彗星あと10日間頑張って欲しいですね。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
『当初の予想に比べて9月の初めに少し明るくなったのは、核が緩い兆候だったかもしれません。今回はそれよりも近日点距離が遠いので、どうでしょうか。
他にも核の崩壊した彗星は多いのですが、基本バージンです。発見初期のころから光度変化が大きい彗星はやばいのです』
レナード彗星この条件に当てはまるので核崩壊の可能性がますます高まりますが....。
ライトカーブの情報ありがとうございます。みてきましたが、ちょっと落ち込みはじめている兆候もありますね。心配です。次回撮影した時どう写るかで決まるような気がします。昨晩、今晩撮れないので明日、明後日晴れたら撮影してみます。
うちは一応太平洋側なので冬場は晴れることが多いです。今年は分かりませんが、雪も年に数回降るかどうかです。
レナード彗星はこれからどんどん高度が下がるので、撮影出来るのもあと数日です。4-6日は遠征する予定です。
のんた
が
しました