満月期なので悔しくはないですが晴れない日が続いていますね。
それにしてもこの時期ならもう少し晴れてくれても良いのですが。

晴れないので撮影出来ず、どうしても機材に目がいきます..危険(^_^;)

ANTLIAから新しいデュアルバンドナローフィルターが発売となっていました。
ABUIABACGAAg0IKijQYokveDyAYw6Ac4gAY
alp-t-1__39818.1641818640.1280.1280
2インチ枠ありです。
なんとデュアルバンドフィルターでHα、OⅢとも5nm!ついに5nmまで来たのかと驚きです。
現在狭帯域デュアルバンドフィルターの代表格であるL-eXtremeフィルターを使っていますが、これでも7nmです。購入時の記事はこちら
このフィルター,7nmの威力は感じさせてくれるのですが、輝星に結構なハロがでます。
IMG_3377

integration_L-extremeDBE_ASPs
輝星にかなり大きな明るいハロが出ます。
Apo-Sonnar135mmF2→2.8+Seo-Cooled6D+L-eXtremeフィルター

新しく発売となった『Antlia ALP-T Dual Band 5nm Filter』はハロが出ないという話です。
ほんとかな....
サンプル写真はこちら
スクリーンショット 2022-02-17 9.38.24
スクリーンショット 2022-02-17 9.38.41
白い恒星も赤い恒星もハロが出ていません。L-eXtremeフィルターであれば盛大にハロが出るような明るさの恒星です。
ただこれらの写真がハロ除去処理後の可能性もあるのでサンプル写真を鵜呑みに出来ません。

Antlia ALP-T Dual Band 5nm Filterの感光特性はこちらです。
ABUIABACGAAg34KijQYowJrAHzDFCTiGBg
スクリーンショット 2022-02-17 9.37.34
Hα領域が90%であるのに対してOⅢは82%。ややOⅢの透過度が悪いようですね。
ちなみにL-eXtremeフィルターはこちら。
image

重ねてみると....

スクリーンショット 2022-02-17 10.48.01
赤い線がAntlia ALP-T Dual Band 5nm Filterです。
OⅢの透過度が低い影響はどうでしょうか。

ゴーストがない(少ない)なら5nmというシングルナローバンドフィルターと同等の狭帯域なので凄く魅力的ですね。ゴーストレポートがないか調べてみると....ありますね。

スクリーンショット 2022-02-17 10.57.14
左がAntlia ALP-T Dual Band 5nm Filter、右はL-eXtreme filterです。中央の輝星の周囲のハロがAntlia ALP-T Dual Band 5nm Filterだとないですね。

他の写真にも。
image
上:Orion Skyglow Imaging filter、中:L-eXtremeフィルター、下:Antlia ALP-T Dual Band 5nm Filter

image
Antlia ALP-T Dual Band 5nm Filter 
(画像はCloudyNightより)

結構良いんじゃないでしょうか。
価格は380ドルで日本円にすると5万円弱。どうしたものか.....