先週の奇跡的な連日の晴れ間を使って約5日間撮影したSh2-200を公開します。
正直言って厳しい結果となりました。イカより淡い?...いや、F8で淡いのは無理ですね。
Sh2-200
撮影日時:2022年10月27日21時17分〜、他28日、29日、30日、31日、11月2日
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:GS-300RC(2440mm F8)
コレクター:Teleskop-Service TSRCFlat3(3インチ1.0倍フラットナー)
カメラ:FLI ML29050 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB,5nmHα,O3 Filters.
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:SX-Superstar+PHD2+N.I.N.Aにてオフアキシス、ディザリングガイド
露光:L:600秒×9、R:300秒×8、G:300秒×6、B:300秒×10、Hα:600×8、900×36、O3:600×16、900×33(全て1bin)
総露光時間:24時間45分
処理:
1)PixInsightにてWBPP
2)L:ABE、MS+HT。
3)RGB合成後DBE、ABE、AS、MS、HT等
4)StarNet2にて星とバックを分離して、PsCCにてゴミ処理、カブリ処理後、R+Hα、G+O3、B+O3。
5)LRGB合成し、NoiseXTerminatorにて強力にノイズ処理
最初ナローは600秒で写していたのですが、撮影画像に全然写っていなかったのでナ900秒に伸ばしました。
それでも微かにしか写りません。かなり強いノイズ処理をしたのでとても見られる画像にはなりませんでした。100時間目指すか明るい鏡筒で撮るしかないですね(>_<)
正直言って厳しい結果となりました。イカより淡い?...いや、F8で淡いのは無理ですね。
Sh2-200
撮影日時:2022年10月27日21時17分〜、他28日、29日、30日、31日、11月2日
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:GS-300RC(2440mm F8)
コレクター:Teleskop-Service TSRCFlat3(3インチ1.0倍フラットナー)
カメラ:FLI ML29050 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB,5nmHα,O3 Filters.
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:SX-Superstar+PHD2+N.I.N.Aにてオフアキシス、ディザリングガイド
露光:L:600秒×9、R:300秒×8、G:300秒×6、B:300秒×10、Hα:600×8、900×36、O3:600×16、900×33(全て1bin)
総露光時間:24時間45分
処理:
1)PixInsightにてWBPP
2)L:ABE、MS+HT。
3)RGB合成後DBE、ABE、AS、MS、HT等
4)StarNet2にて星とバックを分離して、PsCCにてゴミ処理、カブリ処理後、R+Hα、G+O3、B+O3。
5)LRGB合成し、NoiseXTerminatorにて強力にノイズ処理
最初ナローは600秒で写していたのですが、撮影画像に全然写っていなかったのでナ900秒に伸ばしました。
それでも微かにしか写りません。かなり強いノイズ処理をしたのでとても見られる画像にはなりませんでした。100時間目指すか明るい鏡筒で撮るしかないですね(>_<)
コメント
コメント一覧 (6)
これまた淡そうな対象行かれましたね!
RCで24時間露光、、なかなかの気合の入りようですΣ(・□・;)
おそらくO3が支配的でしょうが、10分露光のプレビューでも浮かび上がってこないとなると、相当難物に違いないですね~。
うっかり手を出すところでした(^^;
それにしても、600秒とか900秒の長時間露光は経験がないので、300秒を多数枚スタックしたものと結果が違うのか、興味深いです。
長焦点の長秒露光は、風との闘いでもあるので、踏み切れないでいます、。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
ほんとやめときゃ良かったのに、結局24時間露光して撃沈です。
600秒露光のO3で全く写っていないと判明したとき撤退すべきでした。それかASAに替えるべきでしたね。昨年ダイオウイカを釣れたのに気をよくして、大丈夫と思ったのがあまかったです。F8は暗いです。こうなるとF6くらいになるレデューサーが欲しいなと思います。
ある程度以上センサーに感光していれば300秒×20枚と600秒×10枚は同じ結果になると思っています。
でもある程度以上(バイアスノイズに埋もれない)の感光が担保されていることが条件です。フルサイズCCDカメラはQEが50%切っているので、最新の冷却CMOSカメラと比べると露光時間は必要となります。逆に感度の高い冷却CMOSの場合は短時間で枚数を稼いだ方が良い結果になると思います。
のんた
がしました
この「おはじき」のような独特な形状、どこかで見た記憶があったのですが、RUKUさんが昨年アップしていましたね。
RUKUさんの露光時間も約30時間、のんたさんは24時間、やはり超がつく難物ですね。
このレベルになると遠征派は絶対に手を出しませんのでリモート、宅撮り御用達という感じになるのでしょう。
今回は少し残念な結果だったかもしれませんが、撮りためていけばいつか凄い作品になりそうな気がします。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
思ったより難物でした。もっと軽く考えていました(^_^;)
F8のまま撮るなら100時間本当に必要になりそうです。小さくなっても明るい筒でないとダメですね。
のんた
がしました
かなり暗そうですが自宅撮影ならではの成果ですね。
600秒ではモニターで見えないって、私ならその段階で撮影リストから外しちゃいます。
astrobinなどを見ていると、つい撮影計画に加えてしましそうですが、遠征組にとっては完全にブラックリスト入りですね。
RC用のレデューサーも準備した方が良いの鴨。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
アストロビンには凄い作品があって、こんなふうに撮れると期待していました。
でも600秒で確認できない対象はその時点で諦めるべきでした。
RC用のレデューサーやはり気になりますが、良いのあるでしょうか...。
のんた
がしました