ZWOの冷却CMOSカメラの購入に合わせて撮影ソフトをN.I.N.A.にしました。
星図ソフトはCartes en Cielを使っていましたが、使い慣れたステラナビゲータ11で出来るよと星仲間のTMさんから教えて頂いたので、早速試してみました。
 
 1)ステラナビゲータ11と赤道儀はASCOM接続。
   2)N.I.N.Aと赤道儀もASCOM接続。
 3)ステラナビゲータ11で デネブを導入。
 4)N.I.N.A.で撮影。デネブは写らず。
 5)N.I.N.A.でプレートソルビング実施
 6)N.I.N.A.が勝手に望遠鏡を動かし、撮影。
 7)デネブがど真ん中に来る。
IMG_7852
IMG_7851

 バッチリでした。今までAXD赤道儀を2-3個の星でアライメントしてから構図を決めていたのですが、それでも結構ピッタリにはならず、結構苦労していました。こんな簡単に合わせられるなんてとびっくり。 

続いて試しに導入したのがNGC1530という棒渦巻銀河でした。撮影したことがなかったので、オートフォーカスして撮影。
IMG_7855

そして撮影に入りました。

 NGC1530tif のコピー
NGC1530
2022年11月21日20時39分〜自宅観測所
GS300RC+TSRCFlat3+ASI2600MCPro -20℃ Gain100、Offset25
AXD赤道儀
SX-Superstar+PHD2+N.I.N.A.にてオフアキシス、デザリングガイド
300秒×16枚 80分
PixInsightにてWBPP、ABE、PCC、MS、AS、HT等。
PsCCにてカブリ補正、色調補正、ノイズ処理等

その後晴れていたのでそのまま馬頭星雲を撮りました。
BATO_ABE_ABE_MSASHTPs6000
馬頭星雲
2022年11月21日23時17分〜自宅観測所
GS300RC+TSRCFlat3+ASI2600MCPro -20℃ Gain100、Offset25
AXD赤道儀
SX-Superstar+PHD2+N.I.N.A.にてオフアキシス、デザリングガイド
600秒×19枚 190分
PixInsightにてWBPP、ABE、PCC、MS、AS、HT等。
PsCCにてカブリ補正、色調補正、ノイズ処理等

ブルーのSNが非常に悪くなんともならない。空が悪かったのかな。寝ていたので分からず。
カラーCMOSだと色毎の露光調整出来ないからなあ。自宅でじっくり撮るならやはり白黒カメラかな。