地球最接近の2/2の前日に撮影したZTF彗星です。
流石に地球に近づいているので動きが速く、北極星の西側に。

撮影開始時間のZTF彗星の位置。
月さえなければもっと早い時間から撮影出来るのですが、この日の月没は3時30分。月没と共に撮影開始しました。
撮影画像はこちら。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
①ε-160ED+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-2フィルタ
②ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
彗星追尾:①60秒×52枚、②60秒×60枚
CometAlignmentしたあと、σクリッピングなしでIntegration。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
①ε-160ED+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-2フィルタ
②ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
A:恒星追尾:①60秒×8枚、②60秒×8枚
B:彗星追尾:①60秒×52枚、②60秒×60枚
A:StarAlignment、Integration後、星だけをStarXTerminatorで星とバックを分離。
B:CometAlignment、Integration後、StarXTerminatorで彗星だけ抜き出し。
A星だけ+Aのバックのうち彗星部分のみBを採用。
この彗星の撮影システムは、ε-160EDが530mm・ε-130Dが430mmで上記写真は530mmの画角です。
ε-130Dの430mmも単独で処理してみました。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
恒星追尾:60秒×8枚
彗星追尾:60秒×60枚
処理は真ん中の写真と同じ。
100mm分若干画角が広いですね。それでもイオンの尾ははみ出ているので250mm位で撮影したいところです。でも残念ながら300mm前後のレンズまたは望遠鏡を持っていないんです。RedCat51、FL55SS+レデューサーセット、AskarのFRA300Proが候補です。
皆さんの写真を拝見すると一番安価なRedCat51でも十分な気もします。(といっても12万しますが)
地球最接近を過ぎ、暗くなっていきますが、まだ見所はあります。6日のアトラス彗星との接近(残念ながら満月)、11日の火星大接近等あります。晴れたら狙ってみようと思います。
アトラス彗星は12日にドクロ星雲の近くも通ります。12等と暗いですが。

流石に地球に近づいているので動きが速く、北極星の西側に。

撮影開始時間のZTF彗星の位置。
月さえなければもっと早い時間から撮影出来るのですが、この日の月没は3時30分。月没と共に撮影開始しました。
撮影画像はこちら。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
①ε-160ED+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-2フィルタ
②ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
彗星追尾:①60秒×52枚、②60秒×60枚
CometAlignmentしたあと、σクリッピングなしでIntegration。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
①ε-160ED+Seo-Cooled6D(SEO-SP4C)+HEUIB-2フィルタ
②ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
A:恒星追尾:①60秒×8枚、②60秒×8枚
B:彗星追尾:①60秒×52枚、②60秒×60枚
A:StarAlignment、Integration後、星だけをStarXTerminatorで星とバックを分離。
B:CometAlignment、Integration後、StarXTerminatorで彗星だけ抜き出し。
A星だけ+Aのバックのうち彗星部分のみBを採用。
この彗星の撮影システムは、ε-160EDが530mm・ε-130Dが430mmで上記写真は530mmの画角です。
ε-130Dの430mmも単独で処理してみました。

ZTF彗星
2023年2月1日午前3時31分〜4時47分
岐阜県土岐市自宅観測所
ε-130D+EOS6D(SEO-SP5) フィルターなし
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡
恒星追尾:60秒×8枚
彗星追尾:60秒×60枚
処理は真ん中の写真と同じ。
100mm分若干画角が広いですね。それでもイオンの尾ははみ出ているので250mm位で撮影したいところです。でも残念ながら300mm前後のレンズまたは望遠鏡を持っていないんです。RedCat51、FL55SS+レデューサーセット、AskarのFRA300Proが候補です。
皆さんの写真を拝見すると一番安価なRedCat51でも十分な気もします。(といっても12万しますが)
地球最接近を過ぎ、暗くなっていきますが、まだ見所はあります。6日のアトラス彗星との接近(残念ながら満月)、11日の火星大接近等あります。晴れたら狙ってみようと思います。

アトラス彗星は12日にドクロ星雲の近くも通ります。12等と暗いですが。

コメント
コメント一覧 (4)
彗星追尾というのは核ガイドと言うことでしょうか。
撮影にも随分と工夫がされていて、単に撮れた画像ではなく、最終画像をイメージして計算された撮影をされているのが良く解ります。
C/2022 U2と星雲の会合ですが、StarXTerminaterでStarlessとStarsを分離しても、彗星と星雲の分離が出来ないので難しいテーマですね。
今回のZTFのようにはゆかないので、正に腕の見せ所になります。
楽しみにしております。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
彗星処理は通常の星雲の処理の3倍以上労力を使うのでホント疲れますが、毎撮影毎に形や大きさが変わるのでやみつきになります。
『C/2022 U2と星雲の会合ですが、StarXTerminaterでStarlessとStarsを分離しても、彗星と星雲の分離が出来ないので難しいテーマですね』
彗星の動きが速ければ、CometAlignmentで背景の星雲をぼかすことで尾を分離可能かと思います。そのためには露光枚数もかなり必要ですね。
色々やってみようと思います。
のんた
が
しました
自分もそろそろPixInSightに本腰入れねば・・と思いつつ、相変わらずワンポイントリリーフでしか使ってない・・^^;
アトラス彗星との接近情報、ありがとうございます。
ノーマークだったので、この情報で明日、もう一度、SE赤道儀を組みて立ててみようかなぁ・・と思いました。
今晩は、まあ、溜まっている画像の画像処理かなあ。。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
僕も一昨年からPixInsightはじめるに当たって重い腰を持ち上げました。なかなか出来上がった処理方法を捨てて、一からやり直すのは勇気が要ります。
それでもPsのレイヤー機能などまだ移行出来ていない処理があります。全てPIに移行出来たら、それはそれでアプリ代の節約にもなるのですが、選択肢を増やしてソフト毎の得意分野をやらせるのが良いのかなと思ってやっています。
アトラス彗星との接近面白そうですよね。満月なのが本当に残念ですが、晴れたら撮影してみようと思っています。
のんた
が
しました