来年の話をすると〇〇が笑う.....前も言ったことあったような......
来年の春5等級まで明るくなるパンスターズ彗星C/2017T2が有名な星団、星雲をかすめる事がわかり、撮影計画を立ててみました。

まずは軌道から。3月〜6月に掛けて長い期間5-6等台を保ちます。(2019.12.14最新の予報は5月中から下旬に掛けて最高で8.9等となっています(>_<))
スクリーンショット 2019-09-05 16.29.26
2020年年明けからペルセウス座からカシオペア、きりん座を通って北斗七星を貫きます。

1)2020年1月25日:二重星団との接近(かなり接近見応えあり)
2)2020年5月23日:M81、M82との接近(見応えあり)ここが明るさのピーク
3)2020年6月16日:M109との接近(ちょっとM109が小さいので1500mm前後がよいかも)
4)2020年6月24日:M106との接近(見応えあり)
1)2020年1月25日21:00(二重星団との接近)
スクリーンショット 2019-12-14 8.07.11
この時の彗星は9.6等星。(画角は900mmフルサイズ)

2)2020年5月22日〜23日21:00(M81、M82との接近)
スクリーンショット 2020-05-18 10.46.54
上が北。5/22の位置
この頃の彗星の明るさは8.5等星(明るさのピークの頃)(画角は黄色が760mmフルサイズ、赤枠は902mmモザイク合成フルサイズ)

スクリーンショット 2020-05-18 10.56.16
5/23の構図。黄枠は760mm、赤枠は902mmフルサイズ。
この日なら902mmでも収まります。


3)2020年6月16日:M109との接近
スクリーンショット 2019-12-14 8.16.00
彗星の明るさは9.1等星(画角は900mmフルサイズ)


6)2020年6月24日:M106との接近(見応えあり)
スクリーンショット 2019-12-14 8.23.03

彗星の明るさが9.3等星(黄枠は1330mmフルサイズ)

結構見応えのある写真となりそうで楽しみですが、懸念材料としては梅雨時に入っていることです。
晴れてくれると良いのですが....

PS.最新2019年12月の明るさ予報では、当初ほど明るくならないそうです。最高でも8.9等星。残念。
バーストして明るくみえること祈ります。