TOMITAさんのHPにてFLIの冷却CCDカメラの大部分が2020年3月で製造中止となるとアナウンスがありました。
FLIのHPに行ってみると....
FLIのHPでは小さくしか出ていませんが、アナウンスがありました。
『2020年3月18日が最後の注文となり、FLIはストックするCCDセンサーが決まっています。(つまり、保有しないセンサーがあるって事)詳細はおたずねください』
ああ、ついに来ちゃいましたね。
折しもネイティブ16ビットの6000万画素CMOSカメラが発売となったタイミングです。
価格的にも冷却CCDは100万超えの機種が多いので比較的低価格のCMOSカメラのコスパには敵いません。とは言ってもCCDセンサーの良い面(バイアスが綺麗、リアル16ビットなど)も残っています。CMOSセンサーのさらなる改善を期待します。
FLIのHPに行ってみると....
FLIのHPでは小さくしか出ていませんが、アナウンスがありました。
『2020年3月18日が最後の注文となり、FLIはストックするCCDセンサーが決まっています。(つまり、保有しないセンサーがあるって事)詳細はおたずねください』
ああ、ついに来ちゃいましたね。
折しもネイティブ16ビットの6000万画素CMOSカメラが発売となったタイミングです。
価格的にも冷却CCDは100万超えの機種が多いので比較的低価格のCMOSカメラのコスパには敵いません。とは言ってもCCDセンサーの良い面(バイアスが綺麗、リアル16ビットなど)も残っています。CMOSセンサーのさらなる改善を期待します。
コメント
コメント一覧 (2)
CCDの長所は、長秒露光に強いこと。とりわけ、ダークフレーム安定性やAMPノイズと言われるノイズの少なさ。
長秒露光で撮像して、ダーク減算してきれいな映像になるのは、CCDならではだと思います。
CMOSはFLIのページに、4K✕4Kセンサの比較があるかと思いますが、暗電流ノイズは文字通り桁違いに高いです。
あと、読み出しノイズは低いのですが、スイッチングによるランダムノイズなどを考えると、現状では枚数勝負で攻める必要があります。
ゲインとオフセットを調整できるのは、ユーザが最適値を先ずみつけないといけないので、これも案外困りものです。
最低限、オフセットはどんな環境でも一定になるような工夫をして欲しい(回路安定性)のですが、QHY178Cを使っている限り、安定度は悪いです(まぁ、、非冷却なので、そのせいも大きいと思いますが・・)
特殊なカメラをこれまでも使ってきていますが、未だに主力カメラは、SXVR-H694です。これを置き換え可能な冷却CMOSカメラが現状ないので、困ったものです。
もちろん、使い方を工夫することで、例えば、IMX183のカメラを代替とすることはできると思いますが、正直、ダウングレードになりますね、、
ST8300Mだったら、ASI1600Proでアップグレード(QE高く、読み出しノイズも低く、画素数も多く、画素ピッチもほどよいところ)という感じになると思いますが、使っていないのではっきりとは言えませんが、枚数稼いでランダムノイズの影響を緩和する使い方をしないといけないんじゃないかなー・・。
のんた
がしました
詳細なコメントありがとうございます。
やはりCCDにはまだまだアドバンテージがあるんですね。たしかに枚数少なくてもなめらかな画像が出てくれるCCDカメラは日本の空向けには良いのかも知れません。
でもなくなってしまうのなら後はCMOS開発陣に頑張ってもらうしかないですね。
のんた
がしました