2019年も残り1日となりました。皆さん如何お過ごしでしょうか?
毎年年末の恒例となりました1年を振り返って。今回は機材編です。
1. 大型クリアバーティノフマスク
クロスする輝星の光条が明るくみえると評判の透明のバーティノフマスクの300mm版です。
これで25cmまでの大型望遠鏡でも使えます。実際に光条が明るく4等星位でも簡単にピントが追い
込めるようになりました。
2.IDAS NB-1フィルタ
OⅢとHα領域を同時に撮影出来るナローバンドフィルターです。デジカメでも簡単に撮影出来るので自宅などの光害地でも淡い星雲や手軽にAOO撮影が可能です。ただし、単波長に対応するナローバンドフィルターとは帯域幅がかなり広いためセミナロー的な扱いです。
3.ビクセンエクステンダーPH
R200SSなどのF4ニュートン用として開発された1.4倍のエクステンダーです。R200SSに用いると800mm×1.4倍で1120mmF5.6となります。6万円を超える価格に最初購入を躊躇しましたが、コレクターPHを上回る性能を持っています。
また、このエクステンダーPHは2インチスリーブとなっていて2インチ接眼部にアイピースのように固定して使えるようになっています。先日後述しますASA10Nでも使用しました。1330mmF5.3で素晴らしい性能を見せてくれました。今年一番満足度の高い買い物でした。
4.エクステンダーPH用のシムリング各種
岐阜県関市にある岩田製作所さんで厚みの異なるカスタムリングを作っていただきました。これにより、エクステンダーPHなどのバックフォーカスを微調整出来るようになりました。
5.ASA10N
今年一番の買い物です。
アメリカのASTROMATにて売りに出ていたASA10N(25cmF3.6ニュートン反射望遠鏡)。
本当はASA12N(30cmF3.6ニュートン反射望遠鏡)が欲しかったのですが、高嶺の花であること、遠征にも使うと考えると25cm位が限界であることから25cmでもよしとしました。
しかし、到着直後からフォーカサーの故障、斜鏡の傷などの問題山積みで今だ解決していません。
6.ASA10N用プレート
コスモ工房さんにお願いして、ASA10N用のアリガタプレート、ベースプレート、トッププレートを作っていただきました。思ったとおりの質感の高いプレートに仕上がっていました。
7.AAF3フォーカサーおよびML16000カスタム接続リング、CanonEFマウント用接続リング
ASA10N到着してすぐに付属の電動フォーカサーのOK3フォーカサー(クレイフォード式)が故障してしまいました。修理に出そうと売り手と交渉し本社のASAに送ったのですが、すでに販売中止となり部品もなく修理不能とのこと。仕方なく後継品のAAF3フォーカサーを購入しました。
またそのAAF3とカメラを接続するためのアダプターリングを2種類同時注文し12月17日届きました。
ML16000+ほしぞら工房さんにてカスタムしてもらったCFW1-5に合う様に接続リングを作っていただきました。本来ならオフアキにしたいのですが、バックフォーカスが短くリングの厚みが12mmしかありません。作ってもらうのは厳しそうです。
8.ビクセンAXD用三脚
消費税増税前の駆け込み購入となりました。
ASA10Nを遠征で使うためにはAXD赤道儀も持ち出す必要があります。観測所内にはAXD用のピラーがありますが、これまで分解して持ち出すとなると大変です。検討の末、メーカー純正の三脚を購入することとなりました。
9.ε-130D補正レンズ用52mmフィルターリング
ε-130D+ナローバンドフィルターなどを装着するためのフィルター枠です。
これで冷却CCDでもナロー撮影が出来ます。
10.Optolong 12nm OⅢフィルター
協栄さんの夏のセールでこのOⅢフィルターが9800円で売られていました。思わずポチ。同じバンド幅のOptolongのHαフィルターも持っていましたのでこれでAOO撮影が可能となりました。(本当は7nm以下の狭いナローが良いのですが)
11.ビクセンVISAC用の電動フォーカサー2個
手持ちの現在稼働中の望遠鏡でフォーカサーがASCOM対応の電動フォーカサー出ないのはVISACだけでした。Fが暗いのでそれほどシビアなピント調整ではありませんが、それでもあると便利です。
ZWO社から安価なASCOM対応の電動フォーカサーが夏頃発表となり気になっていましたが、11月頃より星見屋さんからビクセン用の接続プレートが発売になり、接続に目処がついたので購入しました。
VISACは2台あるので2つ買いましたが、同時2台撮影を計画中です。駄目なら新しいR200SSに取り付ける予定です。
12.オートガイドカメラ SX-Superstar(K-ASTEC仕様)
ヤフオクにて売りに出されていたSX-Superstar。リーズナブルな価格だったので現在使用中のSX-LodeStarのリプレースまたは同時2台運用時のガイドカメラとして購入しました。
まとめ
今年もたくさん買ってしまいました。
本来ならアストロドンのナローバンドフィルター購入の報告をしたかったのですが、またもや違うモノに取って代わられました(いつになったら買えるのか)
来年は倹約の年になりそうです。
毎年年末の恒例となりました1年を振り返って。今回は機材編です。
1. 大型クリアバーティノフマスク
クロスする輝星の光条が明るくみえると評判の透明のバーティノフマスクの300mm版です。
これで25cmまでの大型望遠鏡でも使えます。実際に光条が明るく4等星位でも簡単にピントが追い
込めるようになりました。
2.IDAS NB-1フィルタ
OⅢとHα領域を同時に撮影出来るナローバンドフィルターです。デジカメでも簡単に撮影出来るので自宅などの光害地でも淡い星雲や手軽にAOO撮影が可能です。ただし、単波長に対応するナローバンドフィルターとは帯域幅がかなり広いためセミナロー的な扱いです。
3.ビクセンエクステンダーPH
R200SSなどのF4ニュートン用として開発された1.4倍のエクステンダーです。R200SSに用いると800mm×1.4倍で1120mmF5.6となります。6万円を超える価格に最初購入を躊躇しましたが、コレクターPHを上回る性能を持っています。
また、このエクステンダーPHは2インチスリーブとなっていて2インチ接眼部にアイピースのように固定して使えるようになっています。先日後述しますASA10Nでも使用しました。1330mmF5.3で素晴らしい性能を見せてくれました。今年一番満足度の高い買い物でした。
4.エクステンダーPH用のシムリング各種
岐阜県関市にある岩田製作所さんで厚みの異なるカスタムリングを作っていただきました。これにより、エクステンダーPHなどのバックフォーカスを微調整出来るようになりました。
5.ASA10N
今年一番の買い物です。
アメリカのASTROMATにて売りに出ていたASA10N(25cmF3.6ニュートン反射望遠鏡)。
本当はASA12N(30cmF3.6ニュートン反射望遠鏡)が欲しかったのですが、高嶺の花であること、遠征にも使うと考えると25cm位が限界であることから25cmでもよしとしました。
しかし、到着直後からフォーカサーの故障、斜鏡の傷などの問題山積みで今だ解決していません。
6.ASA10N用プレート
コスモ工房さんにお願いして、ASA10N用のアリガタプレート、ベースプレート、トッププレートを作っていただきました。思ったとおりの質感の高いプレートに仕上がっていました。
7.AAF3フォーカサーおよびML16000カスタム接続リング、CanonEFマウント用接続リング
ASA10N到着してすぐに付属の電動フォーカサーのOK3フォーカサー(クレイフォード式)が故障してしまいました。修理に出そうと売り手と交渉し本社のASAに送ったのですが、すでに販売中止となり部品もなく修理不能とのこと。仕方なく後継品のAAF3フォーカサーを購入しました。
またそのAAF3とカメラを接続するためのアダプターリングを2種類同時注文し12月17日届きました。
ML16000+ほしぞら工房さんにてカスタムしてもらったCFW1-5に合う様に接続リングを作っていただきました。本来ならオフアキにしたいのですが、バックフォーカスが短くリングの厚みが12mmしかありません。作ってもらうのは厳しそうです。
8.ビクセンAXD用三脚
消費税増税前の駆け込み購入となりました。
ASA10Nを遠征で使うためにはAXD赤道儀も持ち出す必要があります。観測所内にはAXD用のピラーがありますが、これまで分解して持ち出すとなると大変です。検討の末、メーカー純正の三脚を購入することとなりました。
9.ε-130D補正レンズ用52mmフィルターリング
ε-130D+ナローバンドフィルターなどを装着するためのフィルター枠です。
これで冷却CCDでもナロー撮影が出来ます。
10.Optolong 12nm OⅢフィルター
協栄さんの夏のセールでこのOⅢフィルターが9800円で売られていました。思わずポチ。同じバンド幅のOptolongのHαフィルターも持っていましたのでこれでAOO撮影が可能となりました。(本当は7nm以下の狭いナローが良いのですが)
11.ビクセンVISAC用の電動フォーカサー2個
手持ちの現在稼働中の望遠鏡でフォーカサーがASCOM対応の電動フォーカサー出ないのはVISACだけでした。Fが暗いのでそれほどシビアなピント調整ではありませんが、それでもあると便利です。
ZWO社から安価なASCOM対応の電動フォーカサーが夏頃発表となり気になっていましたが、11月頃より星見屋さんからビクセン用の接続プレートが発売になり、接続に目処がついたので購入しました。
VISACは2台あるので2つ買いましたが、同時2台撮影を計画中です。駄目なら新しいR200SSに取り付ける予定です。
12.オートガイドカメラ SX-Superstar(K-ASTEC仕様)
ヤフオクにて売りに出されていたSX-Superstar。リーズナブルな価格だったので現在使用中のSX-LodeStarのリプレースまたは同時2台運用時のガイドカメラとして購入しました。
まとめ
今年もたくさん買ってしまいました。
本来ならアストロドンのナローバンドフィルター購入の報告をしたかったのですが、またもや違うモノに取って代わられました(いつになったら買えるのか)
来年は倹約の年になりそうです。
コメント
コメント一覧 (6)
今年は大物を中心に軍拡の年だったんでしょうか?
私はやっとお会いできて嬉しかったです。
こうして、同じ趣味の方々とブログを通じて知り合い、また実際にお会いできる機会を得ました事は感慨深いものがありますね。
来年度も、ぜひ活発な活動と交流を保ちたいですね。もっといっぱい巻き込んで(笑)よろしくお願いしますm(_ _)m
のんた
がしました
なんだか毎年末に見る光景かなあーとか思っておりますよ。「来年は倹約」みたいなことも毎年耳にするような(笑)
それにしてもASA本格稼働できてよかったですね。先日の遠征でホンモノを目にすることができて、「パワー」を感じました。何かが始まったような気さえしています!
来年早々に、ナローバンドフィルターをゲットするに違いありません!
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
夏の迷人会キャンプでは大変お世話になりました。これだけエネルギッシュに活動されている会はなかなかないと思います。それもひとえにこたろうさんの人格と指導力の賜と感じました。また誘っていただければ嬉しいです。
またブログなどを通じて色々ご指導いただきありがとうございました。心の支えになっています。
来年もよろしくお願い致します。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
ほんと今年は倹約って毎年言っていますね。でも来年こそは倹約の年になりそうです....ほんとに軍資金がなくなりました。
ナロードバンドフィルターは当分先になりそうです。でも、とりあえずフィルターホイールに一つ空きがあるのでHαフィルターだけ先行購入するかもしれません。
のんた
がしました
のんたさんは今年も物欲全開?で、機材も充実の年だったのではないでしょうか。
一生モノのASA鏡筒、本格稼働は来年の楽しみになりましたね。
私は・・・今年は、さっぱりでした。
来年はもう少し気合を入れて頑張るつもりですが、果たしてどうなることやら。
引き続きよろしくお願いいたします。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
そうなんです、今年も物欲全開とまではいきませんが、大きな買い物をしてしまいました。去年の時点では夢に終わると思っていたASA望遠鏡。すでに販売中止となり新品では手に入らなくなっていることも背中を押しました。
当分これで十分かと思います.......30cmRCが欲しくならなければ良いのですが(笑)
マルさんも精力的に動かれて関心しかりです。
今年もたくさんコメントいただきましてありがとうございました。マルさんのコメントが心の支えになっていました。
来年もよろしくお願いします。
のんた
がしました