皆様明けましておめでとうございます。
ヤフーブログからこちらに移ってきて初めての正月を迎えました。
皆様如何お過ごしでしょうか。
旧年中はたくさんの方に訪れていただき、またコメントありがとうございました。ブログが衰退する中、SNSでは伝えられない事など発信できればと思っていますが、実際は日記状態ですね(笑)
昨年も1年の目標を立てていましたので、その反省と、今年の目標などを考えてみたいと思います。
まずは昨年の目標の評価から。
今年の(2019年)の目標
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)アストロドン・ナローバンドフィルター5nm、50mmφを買う
2)ラッキーイメージングを習得
3)惑星で入選
4)移動赤道儀をなんとかしたい
5)移動用三脚をピラーから変更したい
6)30cm望遠鏡が欲しい....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)アストロドン・ナローバンドフィルター 5nm,50mmφ Hα、
SⅡ、OⅢ購入→実現せず。

もう何年同じ事を言っているんだろう。
フィルターに35-6万円。なかなか手が出ません。
一時期は中古マーケットを探しましたが、新品とそう変わらない価格。
このままでは買えずじまいになってしまうと思い、一昨年はOPTLONG12nmHαフィルター48mmφ
を、昨年夏には同じOPTLONGの12nmOⅢフィルター48mmφを購入してお茶を濁しました。
しかしながら12nmでは中途半端な帯域幅。HαならブロードバンドのHαブーストとして使えますが、
OⅢ帯域は12nmでは厳しいです。やはり7nm以下でないとコントラストが出ません。
そこで3枚同時に買うのを諦め、1枚/年で3年計画とすることにします。とりあえずHαフィルター
から。
2) ラッキーイメージングを習得 →実現せず。
C9.25XLT+ASI224MCで惑星状星雲をラッキーイメージングで撮影をと意気込んでいましたが、やっ
ぱり面倒なことは苦手ですね。千枚撮って良いコマ選別してコンポジット。良いとは分かっていてもな
かなか。UTOさん見習わないと。
3) 惑星で入選→実現せず。
惑星で入選どころか、今年は木星を1度撮ったっきり。駄目じゃん。
今年は火星が準大接近の年。 前回ストームで模様がはっきりしなかったので今度こそ。
4)移動赤道儀をなんとかしたい→AXDを持ち出す。

SXP赤道儀(遠征で使用中)

AXD赤道儀(観測所で使用)
移動用赤道儀は現在SXP、観測所の赤道儀はAXDです。SXPは風に弱く、風がある日は満足に撮影出来ません。候補としては、同じビクセンのSXP2,AXJ。話題のハーモニックドライブ搭載のCRUX赤道儀が候補でした。SXP2は改良されたと言え所詮SXP。AXJは内蔵エンコーダーが欲しくなるだろうから、両方買うと100万円と高額となり上位のAXD2が買えてしまう。CRUXは魅力的だけど100万超える。どれを購入するとしても50万〜100万の出費となります。
結論として、自宅観測所内のAXD赤道儀を持ち出すが一番安上がりですよね。ただし、観測所内のピラーは重いし分解組み立てが面倒なので持ち出したくありません。
5)移動用三脚をピラーから変更したい →実現
AXD赤道儀を持ち出す事に決定したのですが、足をどうするかです。ピラーが良いのは分かっていま
すが、組み立てが大変です。やっぱり遠征は三脚または、組み立てが簡単なピラー脚が良いと考えてい
ました。三脚なら純正のAXD用の三脚が16万円。 組み立てが簡単なピラー脚ならU−ハンのピラー脚
が以前見積もったときに同じく15−6万円でした。組み立てが簡単ならやはりピラー脚が魅力的です。価
格もそれほど変わりません。U−ハン工業にメールしてみました。すると、すでに生産中止と。ああ、
数年前見積もりいただいた時買っておくべきでした。
これで選択肢は純正三脚に絞られましたが、16万円はやっぱり高い。中古でないかなと1年近く探し
ていましたが見つかりません。そんななか、2019年10月より消費税が8%→10%に。迷っていたらます
ます手に入らなくなると思い、9月下旬に注文しました。これで遠征でAXD赤道儀を持ち出す事が可能
となりました。
6)30cm望遠鏡が欲しい.... →ほぼ実現
以前より観測所内の望遠鏡として大口径反射望遠鏡を狙っていました。
狙いは2つ。30cmF4前後の短焦点反射または30cmF8リッチークレチアン。
どうせ買うなら30cmF4はASA12Nが欲しかった。春にASAにメールしてASA12Nの見積もりを取って
みたところ、ASA〇〇Nシリーズは販売終了となり、現在ASA12Nが一台あるのみとのこと。
見積もりは以下の通りです。

€11,500=1,400,000円。これに接続リングなど加えると大体150万円となります。
CCA250が買える価格となりますが、貧乏人には厳しい価格で諦めました。
そこで見つけたのが、中古マーケットに出ていたASA10N(25cmF3.6)が7500ドル。
送料込みで8000ドル超え。さすがに中古で90万円は厳しい。でも売り手との交渉で送料込みで
7500ドルまで下げてくれたので思い切って購入しました。

30cmではありませんでしたが、夢だったASA望遠鏡が手に入ったのは本当に嬉しかったです。負け惜しみですが、25cmなら遠征にも使えると思ったのが25cmで納得した理由です。
今年は夢だったASA望遠鏡を手に入れ、12月末にようやく遠征で撮影出来たことが成果です。

ようやくここから今年の目標です。
1)ASA望遠鏡の星像をよくする。
2)R200SSとVISACを2連とする。
3)アストロドン・ナローバンドフィルターのHαのみ購入する。
4)火星で入選する
5)10月の観望会で電視観望を成功させる。
6)やっぱり30cmRCが欲しい。
どこまで実現するか分かりませんけど....
ヤフーブログからこちらに移ってきて初めての正月を迎えました。
皆様如何お過ごしでしょうか。
旧年中はたくさんの方に訪れていただき、またコメントありがとうございました。ブログが衰退する中、SNSでは伝えられない事など発信できればと思っていますが、実際は日記状態ですね(笑)
昨年も1年の目標を立てていましたので、その反省と、今年の目標などを考えてみたいと思います。
まずは昨年の目標の評価から。
今年の(2019年)の目標
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)アストロドン・ナローバンドフィルター5nm、50mmφを買う
2)ラッキーイメージングを習得
3)惑星で入選
4)移動赤道儀をなんとかしたい
5)移動用三脚をピラーから変更したい
6)30cm望遠鏡が欲しい....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1)アストロドン・ナローバンドフィルター 5nm,50mmφ Hα、
SⅡ、OⅢ購入→実現せず。

もう何年同じ事を言っているんだろう。
フィルターに35-6万円。なかなか手が出ません。
一時期は中古マーケットを探しましたが、新品とそう変わらない価格。
このままでは買えずじまいになってしまうと思い、一昨年はOPTLONG12nmHαフィルター48mmφ
を、昨年夏には同じOPTLONGの12nmOⅢフィルター48mmφを購入してお茶を濁しました。
しかしながら12nmでは中途半端な帯域幅。HαならブロードバンドのHαブーストとして使えますが、
OⅢ帯域は12nmでは厳しいです。やはり7nm以下でないとコントラストが出ません。
そこで3枚同時に買うのを諦め、1枚/年で3年計画とすることにします。とりあえずHαフィルター
から。
2) ラッキーイメージングを習得 →実現せず。
C9.25XLT+ASI224MCで惑星状星雲をラッキーイメージングで撮影をと意気込んでいましたが、やっ
ぱり面倒なことは苦手ですね。千枚撮って良いコマ選別してコンポジット。良いとは分かっていてもな
かなか。UTOさん見習わないと。
3) 惑星で入選→実現せず。
惑星で入選どころか、今年は木星を1度撮ったっきり。駄目じゃん。
今年は火星が準大接近の年。 前回ストームで模様がはっきりしなかったので今度こそ。
4)移動赤道儀をなんとかしたい→AXDを持ち出す。

SXP赤道儀(遠征で使用中)

AXD赤道儀(観測所で使用)
移動用赤道儀は現在SXP、観測所の赤道儀はAXDです。SXPは風に弱く、風がある日は満足に撮影出来ません。候補としては、同じビクセンのSXP2,AXJ。話題のハーモニックドライブ搭載のCRUX赤道儀が候補でした。SXP2は改良されたと言え所詮SXP。AXJは内蔵エンコーダーが欲しくなるだろうから、両方買うと100万円と高額となり上位のAXD2が買えてしまう。CRUXは魅力的だけど100万超える。どれを購入するとしても50万〜100万の出費となります。
結論として、自宅観測所内のAXD赤道儀を持ち出すが一番安上がりですよね。ただし、観測所内のピラーは重いし分解組み立てが面倒なので持ち出したくありません。
5)移動用三脚をピラーから変更したい →実現
AXD赤道儀を持ち出す事に決定したのですが、足をどうするかです。ピラーが良いのは分かっていま
すが、組み立てが大変です。やっぱり遠征は三脚または、組み立てが簡単なピラー脚が良いと考えてい
ました。三脚なら純正のAXD用の三脚が16万円。 組み立てが簡単なピラー脚ならU−ハンのピラー脚
が以前見積もったときに同じく15−6万円でした。組み立てが簡単ならやはりピラー脚が魅力的です。価
格もそれほど変わりません。U−ハン工業にメールしてみました。すると、すでに生産中止と。ああ、
数年前見積もりいただいた時買っておくべきでした。
これで選択肢は純正三脚に絞られましたが、16万円はやっぱり高い。中古でないかなと1年近く探し
ていましたが見つかりません。そんななか、2019年10月より消費税が8%→10%に。迷っていたらます
ます手に入らなくなると思い、9月下旬に注文しました。これで遠征でAXD赤道儀を持ち出す事が可能
となりました。
6)30cm望遠鏡が欲しい.... →ほぼ実現
以前より観測所内の望遠鏡として大口径反射望遠鏡を狙っていました。
狙いは2つ。30cmF4前後の短焦点反射または30cmF8リッチークレチアン。
どうせ買うなら30cmF4はASA12Nが欲しかった。春にASAにメールしてASA12Nの見積もりを取って
みたところ、ASA〇〇Nシリーズは販売終了となり、現在ASA12Nが一台あるのみとのこと。
見積もりは以下の通りです。

€11,500=1,400,000円。これに接続リングなど加えると大体150万円となります。
CCA250が買える価格となりますが、貧乏人には厳しい価格で諦めました。
そこで見つけたのが、中古マーケットに出ていたASA10N(25cmF3.6)が7500ドル。
送料込みで8000ドル超え。さすがに中古で90万円は厳しい。でも売り手との交渉で送料込みで
7500ドルまで下げてくれたので思い切って購入しました。

30cmではありませんでしたが、夢だったASA望遠鏡が手に入ったのは本当に嬉しかったです。負け惜しみですが、25cmなら遠征にも使えると思ったのが25cmで納得した理由です。
今年は夢だったASA望遠鏡を手に入れ、12月末にようやく遠征で撮影出来たことが成果です。

ようやくここから今年の目標です。
1)ASA望遠鏡の星像をよくする。
2)R200SSとVISACを2連とする。
3)アストロドン・ナローバンドフィルターのHαのみ購入する。
4)火星で入選する
5)10月の観望会で電視観望を成功させる。
6)やっぱり30cmRCが欲しい。
どこまで実現するか分かりませんけど....
コメント
コメント一覧 (4)
今年もよろしくお願いします。
昨年の目標は達成率65%くらいでしょうか。投資を要する目標だけね、この達成率は立派なものだと思います。
今年の目標は6)はかなりの高額目標ですが、それ以外は達成できそうですね!!
R200SSとVISACの2連は見てみたい気がします。
冷却とデジイチのカラーアシストか、カラー冷却とモノクロ冷却の共演狙いでしょうか?
どちらにしても夢がありますね。
のんた
が
しました
こちらこそよろしくお願いします。
はい、かなり散財したので今年はおとなしくしないと....(笑)
R200SSとVC200Lの2連はなんとか達成したいと思っています。
ただこれ以上お金掛けられないので、ML16000のLと冷却6Dのカラーによるカラーアシストとなるでしょうね。
とりあえずレデューサーHDとコレクターPH、ワイドアダプター60DXはもう一つづつ買わないといけません。
のんた
が
しました
本格的に撮影環境構築されていますね。
私は最近観望の方にだいぶ傾いていますが、画像処理は結構仕事でこなしていましたので天体撮影の画像処理との相違点など(だいぶ処理が異なりますね)にも触れていこうかなと考えています。
今後共よろしくおねがいします。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。画像処理の基礎も分からず星の処理をしているので正直上達が遅く大事なことを落としていたりします。本来なら基礎からしっかりやるべきなんですけど....。
是非違った視点からの画像処理教えて下さい。楽しみにしています。
のんた
が
しました