1月末の新月期の撮影シリーズも最後です。
最後はクジラ銀河にしました。

クジラ銀河PS最終完成
くじら銀河NGC4631とNGC4656銀河

撮影月日 : 2月2日 00:17~ 岐阜県土岐市 自宅観測所

鏡筒:ASA10N 直焦点 D25cm FL950mm F3.8 AAF3フォーカサー

コレクター:ASA 3” Wynne Corrector 合成焦点距離902mm F3.6

赤道儀:AXD赤道儀

ガイド:6cmF4ガイド鏡+2.4倍テレコン+SXーLodeStar

カメラ : FLI ML16000

フィルター:Astrodon Tru-balance Gen-2 I-series LRGB

露出 : L10分×14、RGB各5分×6 合計230分

処理 : CCDStack2,SI8,PSCC,Topaz Denise AI

中央部拡大
クジラ銀河PS最終完成Crop

ノイズ処理は、PsCCのカメラRawのノイズ低減とTopaz Denoise AI を使っています。
Topaz Denoise AI処理前後の写真はこちら
スクリーンショット 2020-02-11 8.23.46

 ノイズが低減され星雲の微細構造も処理前より良くなっていますが、やや微恒星が硬くなってしまいます。

PSで星マスクを用いて微恒星のみ処理がかからないようにしました。
 スクリーンショット 2020-02-12 18.08.04

比較画像はこちら
クジラ比較
  PsCCカメラRAWノイズフィルターのみ       Topaz Denoise AI 処理後          PSにて微恒星マスク 


Psで恒星マスクにて星の表現は軟らかくなりました。Denoise AIの強調のかけ方を調整すれば良いかもしれません。