1月末の新月期の撮影シリーズも最後です。
最後はクジラ銀河にしました。
くじら銀河NGC4631とNGC4656銀河
最後はクジラ銀河にしました。
くじら銀河NGC4631とNGC4656銀河
撮影月日 : 2月2日 00:17~ 岐阜県土岐市 自宅観測所
鏡筒:ASA10N 直焦点 D25cm FL950mm F3.8 AAF3フォーカサー
コレクター:ASA 3” Wynne Corrector 合成焦点距離902mm F3.6
赤道儀:AXD赤道儀
ガイド:6cmF4ガイド鏡+2.4倍テレコン+SXーLodeStar
カメラ : FLI ML16000
フィルター:Astrodon Tru-balance Gen-2 I-series LRGB
露出 : L10分×14、RGB各5分×6 合計230分
処理 : CCDStack2,SI8,PSCC,Topaz Denise AI
中央部拡大
ノイズ処理は、PsCCのカメラRawのノイズ低減とTopaz Denoise AI を使っています。
Topaz Denoise AI処理前後の写真はこちら
ノイズが低減され星雲の微細構造も処理前より良くなっていますが、やや微恒星が硬くなってしまいます。
PSで星マスクを用いて微恒星のみ処理がかからないようにしました。
比較画像はこちら
PsCCカメラRAWノイズフィルターのみ Topaz Denoise AI 処理後 PSにて微恒星マスク
Psで恒星マスクにて星の表現は軟らかくなりました。Denoise AIの強調のかけ方を調整すれば良いかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2)
クジラとホッケー、素晴らしい写りですね。
隅々まできれいなのでトリミングするのがもったいないような気もしますが、周辺は星しかないのでやはりトリミングかな。
Topaz Denoise AIはあっという間にまん延?してしまいましたね。
このツールの使い方は効果を必要とする部位だけを処理するという、のんたさんのような使い方が正解だと思います。
FBではダメ画像救済ツールのようにあがめる人もいますが、ダメ画像はどう頑張っても・・・ね(^^;
のんた
がしました
コメントありがとうございますm(_ _)m
トリミングですよね、さすがに。もう少し銀河が周囲にあれば良かったのですが...
Topaz Denoise AI、結局購入してしまいました。この使い方ならいいとこ取り出来るかなと思います。
確かに駄目な画像はどうやっても駄目.....その通りですよね。思わずドキッとしました(今撮影中の対象がまさしくそんな感じだったので(笑))。
のんた
がしました