星仲間がお勧めのPixInsight(天体写真画像処理ソフト)のデモバージョンをダウンロードして画像処理に奮闘中です。
いままでの画像処理ソフトと根本的に異なるので取っつきにくく良いと聞いていましたがなかなか手を付けられずにいました。
 今回デモ版を入手して先日撮影した冷却CCDカメラによる北アメリカ星雲とペリカン星雲のモザイク合成写真に挑戦!
いきなり冷却CCDのモザイクはちょっと無謀だったかな。全くやり方が分からない。
蒼月城さんのYOUTUBE動画を見ながら処理することにしました。
 先ずはPreProcessingから。
バイアス、ダーク、フラット、フラットダークを撮影して準備。それぞれマスター画像を作りました。
Lightフレームに対して、ダーク、バイアス、フラット補正をする段階でストップ。フラットダークはどうすれば良いの?フラットダークを指定する場所がありません。
今回、lightフレーム、ダーク、バイアスはー25℃で撮影。フラット、フラットダークはー10℃で撮影しています。温度が異なるのでフラットに対するダーク減算を温度が異なるマスターダークやバイアスで処理するのはどうなるのか心配でした。
 スクリーンショット 2020-05-31 13.12.02
蒼月城さんに問い合わせると、PIではフラットダークは必要ないとのこと。
でも温度が異なる場合どうなるのか分からないので検証してみました。

1)マスターダークにー25℃300秒のマスターダークを指定
2)マスターダークにー10℃ 1秒のマスターフラットダークを指定

マスターフラットはフラットダークを減算しないで作成し、マスターフラットに指定。
結果はこちら
ノイズ比較

ContrastBackgroundNoiseRatioで評価しました。(Background percentile 10thCycle-spins 8 に設定)

両者ともほとんど数値に変わりありませんね。
やはり、フラットダークは温度が異なっても必要ない事が分かりました。(次回からフラットダーク撮影しなくてもいいから楽ですね)

ダーク、フラット後、コスメティックコレクション、LRGB画像を一括してスターアライメントをして
LRGBコンポジットまで行いました。色がむちゃくちゃ浅いんだけど....とりあえずフラットやコンポジットは上手くいているような。
スクリーンショット 2020-06-03 8.07.03

さて、ここからどうやって強調掛けていくのか。
その前に被り補正。
スクリーンショット 2020-06-03 10.57.08

DynamicBackgroundExtraction(DBE)のTarget Image CorrectionをSubtractionとDivisionの比較
サブトラクションとでビジョン
左がサブトラクション、右がディビジョン。
ディビジョンの方がいいかな....よく分からない。
強調を元に戻して、マスクドストレッチ。Psでいうところの輝度マスク。
スクリーンショット 2020-06-03 11.20.06

赤いけど、星が小さくなった。HTでヒストグラムを合わせて....
スクリーンショット 2020-06-03 11.24.52
今日はここまで、モザイクまでは道のり遠そうです。