来週遠征時に広角レンズで天の川を南アルプスの山並みと共に撮影する予定ですが、広角レンズが一番短いものでズームレンズのEF24-105mmF4Lです。さすがに24mmは性能的に厳しく作品には厳しそうです。SAMYANG35mmF1.4で撮影しようかと思っていましたが、天の川を広く撮るためにはもう少し広角側が欲しいなと思っていました。そこで白羽の矢が立ったのがEF11-24mmF4Lか、EF1635mmF2.8LⅡIS。先日の新星景写真勉強会でもお勧めのレンズたちです。
......高い!EF11-24なんて40万円弱。EF16-35でも10万円強。財政難の私にはとても手の届く金額ではありません。諦めて35mmで撮ろうかと思っていましたが、おりおんさんのブログでSAMYANG14mmF2.8良さそうとのこと。
ヤフオクで25000円位で売っていたので、安物買いの銭失いになるかもと一抹の不安を抱きつつ、ポチリました。

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前玉大きいですね。フラットどうしようかな。
さて問題の星像です。
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自宅観測所からの撮影です。電線の方角が西(名古屋方面)です。
SAMYANG14mmF2.8→4.5+EOS5DMarkⅡ(SEO-SP3)
Fは4.5としました。
(2.8、4、4.5、5.6と比較しましたが、コマ収差は5.6まで絞ってもなくなりませんでした。さすがにF8までは絞れないので、妥協点として4.5か5.6でしょうか...)
上の画像をみると像の周辺付近に変な湾曲がありますね。
拡大像はこちら
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周辺付近でピントを合わせてあります。


多少倍率色収差がありますが、それ程目立ちません。
それより周辺像が... 右下だけコマ収差がひどいです。他はフルサイズ周辺としては結構良さそうです。
スケアリングずれかな?カメラを代えて撮影してレンズ側なのか確認します。

高いレンズと比べればやはり劣りますが、3万円という価格を考慮すると非常にコスパが高いレンズと思います。