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M81、M82
2015年5月16日(土)21時30分~ 高鷲スノーパーク下の駐車場
R200SS+MPCC+ML8300
SXP赤道儀+240mmガイド鏡+2.4倍Cマウントテレコン+スターブックテンのビデオガイド
にて自動追尾。
L10分×10枚、R5分×4枚、G5分×4枚、B8分×5枚(総露出時間180分)
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正
ステライメージ7にてコンポジット、カブリ補正、輝点黒点除去、デジタル現像、LRGB合成。
PSCCにて色調減算マスク、輝度調整、コントラスト調整、ハイパスフィルター、ノイズ処理
など。

 先週の土曜日天候が微妙な中、高鷲スノーパークへミッチーさんと遠征しました。
この日は朝から雨。GPVをにらめっこするとどうも雲の帯が右肩上がりになっていて、高鷲スノーパーク付近は丁度雲の切れ目に入り晴れそうでした。
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しかし、更新されたGPV予報では0時頃曇る予報に変わり、半ば諦めムードでしたがミッチーさんの強い押しと折角の新月期なのでダメ元で遠征することになりました。

1時間30分ほどで到着すると、予報通りべた曇り。本当に晴れるのか心配になってきましたが、折角来たので望遠鏡を組み立て始めました。すると、うちらの他に大阪から星は昴さんがお見えになり、その後名古屋からも夫婦でおみえになり賑やかな撮影地となりました。
 今回は初めて冷却CCDを観測所から持ち出しての撮影です。バッテリーはディープサイクルを2台用意しました。(本来はしらびそへ2泊する予定でした)

 自動導入のスターアライメントでいきなりつまずきました。
最初に自動導入した星が写りません。写野から微妙にズレているのですが、ML8300の写野が小さくファインダーなしのR200SSでは導入するのに苦労しました。ファインダーステーを取り外してそこから乾燥空気を斜鏡に送っています。そのためファインダーは取り付けらレません。今まではフルサイズデジカメだったので、苦労する事なく基準星が導入出来ていました。結局微動ボタンを何度か押して導入出来ましたので何とかなりましたが、今後考えないと....
 
 次の問題は、ピント位置です。
バックフォーカスはノーマルデジカメとすり合わせてピッタリ一致していましたので良かったのですが、ピントの位置がLRGとBで異なっていました。(青だけピンボケ)VISACでは直焦点でもレデューサー付けたときでもピントの位置がフィルターによって異なることはなかったのですが、R200SS+MPCCでは青フィルターだけピント位置が異なります。自動フォーカサーを持っていないので、後でピントを合わせ直して青を撮影するしかありません。

バッテリーの話に戻しますが、ディープサイクルバッテリーは1台では役不足でした。
0時頃~3時まで車の中で眠ってしまいましたが、起きてみるとバッテリーがなくなっていました。
2台はやっぱり必要です。
 2コのバッテリーを並列接続して使追うと思っていましたが、並列接続はバッテリーの寿命を短くするからお勧めしないとの情報を聞き、撮影途中でバッテリーを交換できるUPS装置で対応することにしました。
本日届きました。
これです。
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http://www.amazon.co.jp/CyberPower-無停電電源UPS-CP550-550VA-3年先出しセンドバック保守付き/dp/B008GBV21G
次から次へといろいろ必要なものが増えますね(>_<)
肝腎の写真ですが、途中で薄雲が何度も通ったみたい(寝てたので分かりません)で1枚目が一番コントラスト良く写っていて、2枚目以降どんどん悪くなっています。
一番最後はあまりに酷かったので削除しました。
まあ晴れただけでも良しとしますか....
今週末も遠征の予定です。

PS写真処理しなおしました