しらびその余韻がようやく落ち着いてきました。撮影画像を改めて見返すと、もう一つありました。
多分何度か構図をあーでもない、こーでもないと変えた写真です。どういう訳か10枚撮影しています。
中途半端な画像なのでどうかと思いましたが、本当はこの構図で撮る予定でしたので、次回の構図の覚えに載せておきます。カラフルタウンからさそり頭 完成


ここ2週間ほど月が大きく天候不順で撮影出来ませんでしたが、
月も細くなり、天気もまずまずだった5月18日(木)、19日2夜連続でジョンソン彗星を撮りました。近日点まであと1ヶ月。どれだけ大きくなっているか楽しみです。

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2017年5月18日午後22時30分〜 自宅観測所
ε-130D+ML8300(AstrodonGー2 Eシリーズ) ー35度
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡にて彗星核ガイド
L300秒×16枚、RGB300秒×4枚

自宅でも6時の方向にイオンの尾が写りました。暗い空で撮りたいですね。
....やっぱり彗星はデジカメの方が良いですね。3色合成の冷却CCDカメラは星の線がRGBLに分かれて写るのでイマイチ綺麗ではありません。(冷却6D改造中なので仕方ありません)

この彗星次の日にも同じように撮影しました。
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微かにイオンの尾が写っていますが、前日とはちょっと位置が違います。

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上18日は6時の方向、下19日は7時の方向に出ています。
この彗星のイオンの尾は毎日見え方が変わると聞いていましたが、でる角度まで違うとは。彗星核から吹き出しが1カ所だけなのかな?自転によって角度が変わるのかも知れません。
これはおもしろそうです。毎日晴れたら撮ってみます。


18日の彗星撮影終了後、夜空を見上げると夏の大三角形が。折角なので夏の星雲をと思いきや、月が昇りかけています。今から撮影しても月明かりの影響が出てしまうので、久しぶりにHαで撮影することにしました。
ブロードバンドでは何度も撮影している北アメリカとペリカン星雲です。
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2017年5月19日1時30分〜自宅観測所
ε-130D+ML8300(astronomik 12nmHαフィルター) ー35度
AXD赤道儀、5cmF4ガイド鏡にてガイド
Hα:600秒×12枚

自宅でもHαなら微細構造までしっかり写りますね。白黒ですがおもしろいです。