先週R200S用のエクステンダーPH+しばたさん特注のオフアキリングのテスト撮影で、周辺星像が流れてしまい困っていました。(詳細はこちら

 結果エクステンダーPHのネジ込みを浅くすると星像が改善することが判明。Amazonでゴム製のOリングを購入してかなりの改善をみました。(詳細はこちら

とりあえず良いところまで改善したものの、もっと最適な厚みがあるかもしれません。よって、Tezさんに教えていただいた岩田製作所でシムリングを注文しました。
注文したのは、外径55.5mm、内径52mmで厚みは0.1mm厚2枚、0.2mm厚1枚、1.5mm厚1枚、2mm厚1枚の合計5枚です。
発注から4日ほどで到着しました。
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厚みの異なるシムリング

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半特注ですが、5枚で4000円(送料、代引き料込み)で購入できます。

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このオフアキリングのエクステンダーPHをねじ込むスペースにリングを填めてテストです。

各厚みのリングを組み合わせる事によっていろんな厚みのシムリングとなります。

Oリングの厚みが2mm。これで結果が良かったので2mmを基準として購入しました。
厚みのバリエーションとしては、

1)0.1mm厚
2)0.2mm厚
3)0.3mm厚
4)0.4mm厚
5)1.5mm厚
6)1.6mm厚
7)1.7mm厚
8)1.8mm厚
9)1.9mm厚
10)2.0mm厚
11)2.1mm厚
12)2.2mm厚
13)2.3mm厚
14)2.4mm厚
15)3.5mm厚
16)3.6mm厚
17)3.7mm厚
18)3.8mm厚
19)3.9mm厚

シムリングなしの0mm厚を加えるとちょうど20通りの厚みが可能です。

色々試して見ると1.5mm厚くらいが良さそうです。調べていく内にバックフォーカスだけでなく、スケアリングのズレも確認できました。そこで、先ほどのオフアキリングに0.05mm厚のアルミテープを張ってスケアリングの修正も行いました。

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シムリング15mm厚の星像(フルサイズトリミングなし)薄曇り

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0mm厚(シムリングなし)の時の左上端の星像


シムリング0.4mm厚の時の左上端の星像

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シムリング1.5mm厚の時の左上端の星像

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シムリング1.7mm厚の時の左上端の星像

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シムリング2.0mm厚の時の左上端の星像

1.5mm付近が良さそうです。

リングがアルミの地金そのままなので、内面反射を起こしそうです。黒い塗装しないと。

次回はこれを使って実際の撮影です。

4/21追伸
満月かなのでHαフィルターをエクステンダーPHの望遠鏡側にネジ込み撮影してみました。
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NGC6888
2019年4月21日午前2時頃
R200SS+Optolong12nm Hαフィルター48mmφ+ExtenderPH+オフアキリング+SEO-Cooled6D(SEO-SP4)+HEUIB-Ⅱフィルター -12℃
モノクロモード、10分 ISO3200 1枚画像
AXD赤道儀、Sx-Lodestarにてオフアキシスガイド
ダーク補正なし、フラット補正はSi8で周辺減光補正およびかぶり補正のみ施行。