満月期でも晴れたら撮影したくなって、選んだ対象は、Hαで明るく写るカモメの頭にしました。
冬の星雲はそろそろ終わりの時期ですが、月の距離が少し離れていること、HⅡ領域が冬の星座領域にしかないのでこの対象を選びました。

kamomeHT_900ps-denoise ezPS
カモメ星雲の頭
撮影日時:2021年2月28日20時53分〜、3月2日19時51分〜 自宅観測所(薄雲、電線、光害あり)
望遠鏡:GS-300RC(D304mm,FL2430mm,F8) 
コレクターレンズ:なし
カメラ:ML16000
フィルター:アストロドン5nm Hαフィルター
赤道儀 :AXD赤道儀にてオフアキシスガイド
露光:900秒×15枚
BIAS:64枚、
DARK:24枚(900秒)
SkyFlat:32枚(600秒)
処理:PixInsightにてWBPP、HT(星マスクあり)EZ StarReduction、PSにてコントラスト強調等。
   Denoise AIにてノイズ処理。

ナローバンド悪条件でも撮影出来るので楽しいですね。

 37cmの開口径を担保するFlat板がないのでSkyフラットですが、Hαだと600秒掛けて一晩中撮影となります。なんとかしたいです。

月が小さくなってきたので、次回はLRGB撮影出来るかな...