3月14日阿智村、栗矢観測所へ一人遠征に出かけました。
前線通過後晴れたのですが冬型となって風の強い日でした。望遠鏡を組み上げ完了した16時過ぎごろが一番風が強くて、風で望遠鏡が倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしてその場をなかなか離れられませんでした。
今回初めて2台体制で撮影したのですが、ぶっつけ本番だったのが災いし、初めて投入したWindows10パソコンでガイドカメラ(SX-LodeStar)が認識してくれなくてε-160ED+SXP赤道儀ではガイド撮影が出来ません。折角組み上げたのに撮らないのも何なので、1枚あたりISO3200で30秒露光で行くことにしました。(30秒露光で写るんかな....不安)
もう一台は、ASA10N+AXD赤道儀の組み合わせです。こちらは、いつものノートPCなので難なく接続完了。(こちらの画像処理未処理です)
20時過ぎから風が収まってきたので撮影開始。
ε-160EDは西に傾き掛けたカモメ星雲を撮ることにしました。
カモメ星雲
日時・場所:2021年3月14日21時25分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×67枚 ISO3200
総露光時間:33分30秒
やはり30秒露光では淡いところを出せない感じです。実は最初1分にしていたのですが、SXPではピリオディックモーションが大きいためか、星が流れてしまい30秒に制限しました。AXDなら5分でも問題ないのですが....。
あと光条が斜めなのは、前回の投稿の通りです。次回は大丈夫です(^^ゞ
次撮影したのは、低空で自宅からは撮影出来ないM83銀河です。
M83 APS-Cサイズにクロップ
日時・場所:2021年3月15日00時15分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×31枚 ISO3200
総露光時間:15分30秒
APS-Cサイズにトリミングしてもやっぱり小さい。
次はマルカリアン付近です。
ε-160EDなどの500mm程度でこの時間だと撮るものがないんですよね。
困ったときのマルカリアンになりました。
フルサイズカメラなのでファインディングチャート的な写真です。色々入れました。
マルカリアン付近
日時・場所:2021年3月15日01時55分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×38枚 ISO3200
総露光時間:19分
次は、これも低空の銀河(電波銀河)です。
電波銀河NGC5128
日時・場所:2021年3月15日00時05分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×9枚 ISO3200
総露光時間:4分30秒
撮ってみただけです(笑)
次は今回の本命。やはりこの時期には撮っておきたいアンタレス付近です。
アンタレス付近
日時・場所:2021年3月15日02時39分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:上30秒×50枚、下30秒×50枚、ISO3200
総露光時間:50分
最後は夜明けまで撮れるだけ撮ってみたバンビとバンビの首飾りです。
バンビ付近上下モザイク
日時・場所:2021年3月15日04時11分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:上30秒×28枚、下30秒×27枚、ISO3200
総露光時間:27分30秒
1枚あたり30秒という短時間露光で総露光時間も1時間に満たない中途半端な撮影になってしまいましたが、明るいε-160EDのおかげでそれなりに写ってくれました。次回はなんとかまともに撮りたいですね。
次の遠征は、4月10日から12日。しらびそ高原または御嶽山麓に行く予定です。
おまけ
栗矢観測所を上空からみた写真です。
前線通過後晴れたのですが冬型となって風の強い日でした。望遠鏡を組み上げ完了した16時過ぎごろが一番風が強くて、風で望遠鏡が倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしてその場をなかなか離れられませんでした。
今回初めて2台体制で撮影したのですが、ぶっつけ本番だったのが災いし、初めて投入したWindows10パソコンでガイドカメラ(SX-LodeStar)が認識してくれなくてε-160ED+SXP赤道儀ではガイド撮影が出来ません。折角組み上げたのに撮らないのも何なので、1枚あたりISO3200で30秒露光で行くことにしました。(30秒露光で写るんかな....不安)
もう一台は、ASA10N+AXD赤道儀の組み合わせです。こちらは、いつものノートPCなので難なく接続完了。(こちらの画像処理未処理です)
20時過ぎから風が収まってきたので撮影開始。
ε-160EDは西に傾き掛けたカモメ星雲を撮ることにしました。
カモメ星雲
日時・場所:2021年3月14日21時25分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×67枚 ISO3200
総露光時間:33分30秒
やはり30秒露光では淡いところを出せない感じです。実は最初1分にしていたのですが、SXPではピリオディックモーションが大きいためか、星が流れてしまい30秒に制限しました。AXDなら5分でも問題ないのですが....。
あと光条が斜めなのは、前回の投稿の通りです。次回は大丈夫です(^^ゞ
次撮影したのは、低空で自宅からは撮影出来ないM83銀河です。
M83 APS-Cサイズにクロップ
日時・場所:2021年3月15日00時15分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×31枚 ISO3200
総露光時間:15分30秒
APS-Cサイズにトリミングしてもやっぱり小さい。
次はマルカリアン付近です。
ε-160EDなどの500mm程度でこの時間だと撮るものがないんですよね。
困ったときのマルカリアンになりました。
フルサイズカメラなのでファインディングチャート的な写真です。色々入れました。
マルカリアン付近
日時・場所:2021年3月15日01時55分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×38枚 ISO3200
総露光時間:19分
次は、これも低空の銀河(電波銀河)です。
電波銀河NGC5128
日時・場所:2021年3月15日00時05分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:30秒×9枚 ISO3200
総露光時間:4分30秒
撮ってみただけです(笑)
次は今回の本命。やはりこの時期には撮っておきたいアンタレス付近です。
アンタレス付近
日時・場所:2021年3月15日02時39分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:上30秒×50枚、下30秒×50枚、ISO3200
総露光時間:50分
最後は夜明けまで撮れるだけ撮ってみたバンビとバンビの首飾りです。
バンビ付近上下モザイク
日時・場所:2021年3月15日04時11分〜 栗矢観測所(長野県阿智村)
望遠鏡:タカハシε-160ED
カメラ:Canon-SEO Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:Vixen SXP
露光:上30秒×28枚、下30秒×27枚、ISO3200
総露光時間:27分30秒
1枚あたり30秒という短時間露光で総露光時間も1時間に満たない中途半端な撮影になってしまいましたが、明るいε-160EDのおかげでそれなりに写ってくれました。次回はなんとかまともに撮りたいですね。
次の遠征は、4月10日から12日。しらびそ高原または御嶽山麓に行く予定です。
おまけ
栗矢観測所を上空からみた写真です。
コメント
コメント一覧 (4)
30秒ノータッチガイドでもアンタレスやバンビでは光量不足を感じさせませんね。
バンビなどは星像がびしっとしまった感じで、素晴らしいです。
冷却6Dとイプ160の愛称は良さそうですね。
栗矢観測所はいいですね。でも、我が家からだと片道5時間はかかりそう。
遠い・・・なぁ(´;ω;`)
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
意外と30秒×多数枚コンポジットでもいけますね。ただ淡い部分のフォトンの蓄積が足りないのでノイジーさは拭えません。
露光が1分だったらどうだったのかな....。
ε-160ED+冷却6Dもこれだけみればまあまあいけるなと思うのですが、やはりこの望遠鏡にはピクセルサイズの小さなQHY600かASI6200MMがいいなとおもいます。ASA40cm8台買っちゃったからなぁ....あ、今日は4/1じゃなかった(^^ゞ
のんた
がしました
現場でのガイド不良、困りますよね〜。。
ガイドカメラの認識については、ドライバやケーブルを疑いますが、電力不足による接続不良の場合は厄介だったりしますね。
それにしても、160EDで撮りまくりですね(・_・;
そんなに一気撮りされると、それこそ撮るものがなくなりそうですが(笑)
40cm砲x8台は、おめでとうございます^^
それこそ、一気撮りされると、、、もうええか^^;
空撮画像を拝見すると、阿智村リモート構想も実現しそうな感じですね!
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
ガイドカメラのトラブルの件ですが、後で色々検証したら、やはりドライバーの問題で認識できていませんでした。
スターライトエクスプレスのHPでダウンロードしたので大丈夫と思ったのが間違いでした。このガイドカメラは、天文ハウスTOMITAさんによるコネクタ改造されたLodeStarだったので、TOMITAさんに問い合わせしてみたところ、TOMITAさんが供給ているWindows10対応ドライバーをインストールしたら、あっさり認識動作してくれました。動作確認を事前に行わなかった自分のミスです。
今回撮りまくりましたが、30秒露光では結局中途半端な写真にしかならず、ダメ元で遊び半分の撮影でした。
阿智村のリモート構想良いですね。いつか実現したいです。
のんた
がしました