ゴールデンウイーク中で唯一快晴だった5月3日の撮影です。

前日の2日はε-130Dでパロマー彗星とのコラボを撮影したのですが、今回は2440mmの長焦点で狙ってみました。動きが速いので彗星ガイド(スターブックテン任せのノータッチガイド)と恒星時ガイド(オフアキガイド)でどちらも流れないように処理しました。

アトラス彗星C:2020R4 2021年05月3日GS300RCML16000
アトラス彗星C/2020R4
撮影日時:2021年05月03日 20時34分〜 自宅観測所
望遠鏡:GS300RC直焦点(2440mmF8)
コレクターレンズ:なし
カメラ:FLI ML16000 -35℃
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:1)彗星ガイド:スターブックテンによる彗星ガイド(ノータッチガイド)
    2)恒星ガイド:オフアキシスガイド
1)彗星ガイド:L4分×12枚、RGB各120秒×6枚
2)恒星ガイド:L4分×12枚、RGB各120秒×6枚

BIAS:128枚
ダーク:各32枚。
フラット:各2秒を20枚ずつフラット板を90度回転させて輝度ムラをなくしながら80枚×4撮影。
フラットダーク:各2秒を80枚。


PIにてWBPP、CometAlignment、StarAlignment。DBE、AS、HTなど。
Psにて1)と2)22時16分時点の位置にてを合成。

シグマクリップ合成でも彗星ガイドによる彗星以外の星が綺麗に消えてくれなくて、流れた星を消すのに苦労しました。処理が超複雑なのでやっぱり彗星はカラーカメラに限りますね。