6/8〜6/10まで透明度はイマイチでしたが、梅雨の中休みで晴れが続きました。
平日でしたが、そんなこと言っていたら撮影出来ないので自宅観測所にて2日連続撮影しました。
対象ははくちょう座デネブの近くにあるクレセント星雲(NGC6888)別名三日月星雲です。
今回はTS社の3インチフラットナー(TSRCFlat3)のファーストライトとなりました。

クレセント星雲AOOーRGB-LUM
NGC6888(クレセント星雲)
2021年6月8日23時40分〜、9日23時59分〜  自宅観測所
望遠鏡:GS300RC+TSRCFlat3+コスモ工房社製接続リング+ほしぞら工房社製オフアキリング
カメラ:FLI ML16000 −25℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB、5nmHα、5nmO3 Filters
架台:AXD赤道儀
ガイド:SX−Superstarにてオフアキシスガイド
露光:Hα:600秒×16枚、OⅢ :600秒×16枚、RGB各300秒×6枚 (6.8時間)

処理:
PixInsight1.8にてWBPPするもスターアライメントでHα、O3の画像の星を検出してくれなくてエラー
アライメントはSi9で行い、位置補正した画像を保存。
PIにてRGB合成、NBRGBCombinationにてRGBーAOO合成。
StarNet++にてRGB画像とRGB-AOOの画像をそれぞれ星と星雲に分離。
PSにて星はRGB、星雲はRGB-AOOとして合成。
ノイズ処理など。

今回、スターアライメントがうまくいかず、最初CCDStack2で位置合わせしたのですが、PIやSi9に持って行くと真っ黒な画像に。仕方なくSi9で位置合わせを行いました。どうしてPIのStarAlignment上手くい行かなかったんだろう。何回やってもだめ。HTでバックを持ち上げて星がある程度見えるようにしてもだめ。新しいバージョンの1.8.8.8にしたのが原因かな....

新しく購入したフラットナーTSRCFlat3は期待通りの性能で満足でした。