一昨日の6月29日夜久しぶりに晴れたので、下弦前の月がある中撮影を敢行しました。
時折雲が通る空でしたが、この時期晴れただけでもありがたいです。
狙ったのははくちょう座の北アメリカ星雲の下部にあるCygnus Wallです。

Cygnus Wall AOO-RGB
撮影日時:2021年6月29日21時09分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:GS300RC+TSRCFlat3+ZWO EAF
カメラ:FLI ML16000 -25℃
フィルター: Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
Astrodon 5nm Ha 50mm unmounted round Filter
Astrodon 5nm OⅢ50mm unmounted round Filter
露光時間:RG各300秒×4、B:300秒×8枚、Hα:900秒×9枚、OⅢ:900秒×8枚
総露光時間:RGB:80分、AOO:255分 総露光時間:335分(5時間35分)
PixInsightにてWBPP途中でストップ(1.8.8-8にしてから調子悪い)
マニュアルでStarAlignment、Integration 、RGB合成。RGB、Hα、O3画像をそれぞれHTなどで強調してからStarNet++にて星と星雲を分離。星雲のみNBRGBCombinationでAOO-RGB合成。
PsCCにてごにょごにょした星雲画像とRGBの星だけ画像を合成。
カメラRawとDenoiseAIでノイズ除去。
色が余り綺麗に出ませんでした。
空が悪い上に下弦前の月があったからかもしれません。梅雨明けたら再挑戦です。
7/2追伸
RGBのみの画像です。

時折雲が通る空でしたが、この時期晴れただけでもありがたいです。
狙ったのははくちょう座の北アメリカ星雲の下部にあるCygnus Wallです。

Cygnus Wall AOO-RGB
撮影日時:2021年6月29日21時09分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:GS300RC+TSRCFlat3+ZWO EAF
カメラ:FLI ML16000 -25℃
フィルター: Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
Astrodon 5nm Ha 50mm unmounted round Filter
Astrodon 5nm OⅢ50mm unmounted round Filter
露光時間:RG各300秒×4、B:300秒×8枚、Hα:900秒×9枚、OⅢ:900秒×8枚
総露光時間:RGB:80分、AOO:255分 総露光時間:335分(5時間35分)
PixInsightにてWBPP途中でストップ(1.8.8-8にしてから調子悪い)
マニュアルでStarAlignment、Integration 、RGB合成。RGB、Hα、O3画像をそれぞれHTなどで強調してからStarNet++にて星と星雲を分離。星雲のみNBRGBCombinationでAOO-RGB合成。
PsCCにてごにょごにょした星雲画像とRGBの星だけ画像を合成。
カメラRawとDenoiseAIでノイズ除去。
色が余り綺麗に出ませんでした。
空が悪い上に下弦前の月があったからかもしれません。梅雨明けたら再挑戦です。
7/2追伸
RGBのみの画像です。

コメント
コメント一覧 (14)
また、輝線星雲の手前に暗黒星雲が北から南へ流れるような姿がきれいに描写されていますね。梅雨の晴れ間の時間とは思えない作品です。
のんた
が
しました
こちらもOⅢが効いているようですね。赤と青色のグラデーションがとっても綺麗ですね~
F8と言えども、口径が効いているような気がします。素晴らしい!
のんた
が
しました
シグナスウォール。。。流石ですね\(//∇//)\
数少ないチャンスをモノにする自宅の観測所は羨ましいです。
同じような。。。って言うかもっと田舎に住んでるのに、。なぜかここらは明るいんですよ( ´∀`)
今年は私も撮ってみるかな\(//∇//)\
のんた
が
しました
梅雨の合間にこれだけの作品ができるのは自宅観測所ならではですね。
遠征頼みの私はひたすら梅雨が明けるのを待つのみです。
ナローやRGBと色々な素材が揃っているので、さまざまな処理が試せますね。NBRGBは、自分も何度かチャレンジしましたが未だにコツが分からずにいますが、のんたさんのこのシグナスウォールは無理なく処理出来ているように見えます。
WBPPこけますか?
PIは、時々ベータ版みたいな時がありますから困ります。そのうちアップデータが出るかな。フォーラムを見ると同じエラーが報告されていたりする事があります。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
RGB画像もアップしますね。あまり強調掛けていませんが....
暗黒星雲の描写はナローフィルターの恩恵を受けています。自宅からでもこれだけ写ってくれれば楽しめますね。
AOOでも良いのですが、SAOもやってみたいのでS2フィルターが欲しくなります。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
この領域結構O3成分も多いので肝はO3の描写なんですが、ちょっと足りない印象です。Hαと違って暗い空で撮りたいですね。
でも自宅でこれだけ撮れれば御の字です。
F8って暗いと思っていましたが、以外と写るなあという印象です。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
先日のガチ天出演おめでとうございました。とても楽しいお話し聞けて嬉しかったです。
来年はリアルでお会いしたいですね。
最近天気が悪くて撮影したい病がでました。余り条件は良くない空でしたが、ナローフィルターのおかげで思ったより写ってくれました。
こたろうさんも是非!
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
そうですよね。観測所を作ってから、ほぼ毎日入り浸って、晴れれば撮影してきました。観測所を作るとそれで満足してしまって、物置と化すって話聞いていましたが、僕の場合は思い切って作って良かったと思います。
次は暗い場所にリモート観測所を作りたいですね。一人では大変なので4人くらい集めて....ガチ天でタカsiさんの講演を聴いてますます欲しくなりました。
ナローの処理は、正直試行錯誤です。Hαが前に出すぎて押さえるのに一苦労です。NBRGBCombinationも配分を色々変えていますが.....
PI良いソフトなんですが、メジャーアップデートで不具合結構ありますね。このエラー蒼月城さんに見てもらいたいです。
のんた
が
しました
RGB画像も透明感があって、かつOIIIの青色が出ていて凄く綺麗です。
30cmF8って、F値だけで考えると暗いなぁ・・ですが、すばる望遠鏡も確か、F8.2ですからね。それでも、M82のHαなんてたったの2分2コマですよ・・・
集光力の威力なんだろうな、と思っています(本当にそうなのかは、判らないのですが・・)
のんた
が
しました
RGBだけでも淡い部分ではBがしっかり写っていますね。Bの露光枚数が多いのと関係があるのでしょうか?普通はノイズを減らすためですよね?
やっぱりPIの勉強も含めて、画像処理を真剣にやらないとダメだと反省しています。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
僕も当初F8って相当暗いのでレデューサーが要るだろうなと思っていましたが、思った以上に写ってくれました。
F値が大きくても、大きな口径は写りは良いと聞いたことがあります。
のんた
が
しました
再度コメントありがとうございます。
はい、RGBアップしました。Bの枚数を他の2倍にしたのは意味があってのことです。
空が眠かったため青い光はかなり散乱されます。タダでさえ写りが悪い自宅撮影なので、ブルーは最低2倍の露光を行いました。
ノイズを減らす→コントラストアップが可能です。
僕もPI始めて1年ですが、まだまだ分からないことが一派です。勉強しっかりしないとと思っています。
のんた
が
しました
RGBとAOOのバランスが良くなりましたね!
青い成分をしっかり表現すると、隆起している様子がよくわかりますね。
30cmの集光力・解像力は半端ないですね(^◇^;)
次回明るいεに乗せ替えて撮り比べると、明るさのギャップを体感するのも面白いですよね^^
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
色々悩んでこれに落ち着きました。
ナローは自由度が高い反面何とでもなるので難しいです。自然さを残しながらインパクトのあるナローらしさも出したいです。
タカsiさん、星ナビ8月号トップ下掲載おめでとうございます。さすがですね。
のんた
が
しました