5月31日に撮影したパンスターズ彗星は、冷却CCDでLRGB撮影したため、処理が大変でした。彗星をLRGB処理するもんじゃないと改めて感じましたね。
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梅雨真っ只中で撮影出来ないこともあって、この写真を最初からやり直しました。
LRGB画像1枚1枚をStarNet2にて星と彗星を分離してから星のみをStar Alignmentで位置合わせし、彗星のみの画像をComet Alignmentしてからそれぞれを合成し、RGB合成、LRGB合成、そしてPsCCでそれぞれ動いていない写真を合成しました。
最初から星を消して彗星を合成したので変な星の軌跡がなく、ラクに処理できました。
ただ、StarNet2を1枚1枚処理するだけで結構な手間と時間が掛かるので多分2度とやらないと思います(笑)やはり彗星はカラーカメラで撮らないと。
出来上がった写真はこちら
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梅雨真っ只中で撮影出来ないこともあって、この写真を最初からやり直しました。
LRGB画像1枚1枚をStarNet2にて星と彗星を分離してから星のみをStar Alignmentで位置合わせし、彗星のみの画像をComet Alignmentしてからそれぞれを合成し、RGB合成、LRGB合成、そしてPsCCでそれぞれ動いていない写真を合成しました。
最初から星を消して彗星を合成したので変な星の軌跡がなく、ラクに処理できました。
ただ、StarNet2を1枚1枚処理するだけで結構な手間と時間が掛かるので多分2度とやらないと思います(笑)やはり彗星はカラーカメラで撮らないと。
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2022年5月31日23時26分〜自宅観測所
GS300RC+TSRCFlat3(2432mm F8)
ML16000 -30℃
Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
L10分×8枚、R5分×3枚、G5分×3枚、B5分×3枚(115分)
PixInsightにてWBPP後、Calibration画像をそれぞれ1枚ずつStarNet2にて星と彗星を分離してから各種処理。PsCC、NoiseXTerminatorにて処理。
多少良くなったでしょうか。
コメント
コメント一覧 (6)
私も梅雨が明けたら、南下する前に撮影したいと思っています。
それにしても、よくモノクロカメラでコメットを処理できますね。
特定のフィルターが曇って撮れなかったらと考えると、やっぱりカラーカメラしか考えられません。
のんた
が
しました
コマや彗星の尾もぐっと描写があがって綺麗ですね。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
RGBの一つでも撮影出来なかった場合。カラーにならないので天気が不安定な今の時期はカラーカメラに限りますね。
今回この彗星の前後で他の対象を撮ったこともあって、カメラを交換するのをサボりました(笑)
それでもスターネット2で星を消してから合成処理すれば面倒ですが一番良い結果となりますね。面倒なのが南天ですが....。
次回はデジカメで撮影します。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
ほんとスターネット2を1枚1枚掛けて処理していくのは凄く疲れました。二度とやらないと思います。
でも苦労した甲斐があって前回の処理より透明感が出た気がします。
のんた
が
しました
苦労が報われて良かったですね。
彗星は久しく撮っていないので撮り方も処理も忘れてしまっています。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
やはり彗星はカラーカメラですよね。現在手持ちのカラーカメラはデジカメしかないのですが、将来買う冷却CMOSカメラも彗星撮影を考えるとカラーCMOSも良いなと思います。
この彗星明るく写っていますが、10等弱なので気合いが入る程ではありませんし、最も明るい時期(来年)は日本からみえないそうです。
明るい彗星来ないかな....。
のんた
が
しました