現在画像処理等メインで使用しているPCはアップルのMacBookPro2012 MD104JA(3世代Corei7 2.7GHz,16GBRAM、2.5TB SSD(2TBと500GBのSSD))を使ってきました。
以前の記事はこちら。

 メモリ16GBでPixInsightの処理はかなり重く、一昨年位から買い換えを真剣に考えないとと思っていましたが、折しもMacのCPUがインテルからAppleシリコンに代わり、Windowsがネイティブで動かせなくなってしまいました。
 もちろんインテルCPU用に作られたMac用ソフトウエア(PixInsight等)はAppleシリコンMacでも、Rosetta2(エミュレータソフト)により動作します。またWindows用のソフトウエアはParallelsDesktop for MacというMac上でWindowsを動かす事の出来るソフトウエアによりある程度は動くのですが、自分の求めるソフトウエアが今のMac以上に動作するかどうかの情報がほとんどなく、AppleシリコンMacの購入は躊躇していました。
 それだけWindowsソフトにこだわるなら、いっそMacからWindows機に鞍替えしてしまえば簡単なのですが、PowerMac時代からずーっとMacを使ってきたので、メインPCはやはりMacにしたいのです。
 当然最新のM2MAXを搭載したMacBook Proにも興味がありますが、まだPixInsightがAppleシリコン完全対応していない現在は過渡期と捉えて、今回はインテルCPUを搭載した最後のMacBook Pro2019を購入することにしました。

 2019年モデルなので新品は存在しないため、当然中古市場を探すことになります。ヤフオクやメルカリなど色々物色し、気に入ったスペックのMac(16インチ、2.4GHz8CoreのCorei9、64GBメモリ、2TB以上のSSD、AMD Radeon Pro 5500M8GB以上、英語キーボード、スペースグレイ)が25万以下で出てくるのを待っていました。探し始めて約1年ようやく希望以上のMacを見つけ、購入に至りました。(実はこれを購入する前、最高スペック(8TBSSD、AMD Radeon Pro 5600M)のMacBook Proが31万円で落札出来そうだったのですが、8TBも必要ないのと、GPUも5500Mでも悪くないかなと思い踏みとどまりました)
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左側が今回購入したMacBookPro2019 16インチ(2.4GHz8コア CoreI9、64GBメモリ、4TB SSD、英語キーボード、スペースグレイ)です。右の旧MacBookProと比べて一番の違いはメモリ容量です。今回一番拘ったスペックです。(それにしてもこのMacBook Pro2019傷一つなく新品同様で、保証も来年6月までありました。良いのに当たりました)
追伸
これらのPCを使ってPixInsightのWBPPの処理時間をテストしてみました。
名称未設定2.001
MacBookPro2019は2012年モデルと比べて1時間以上短縮しています。

これであと3-4年使って、次はAppleシリコンMacかなと思っています。