先週の土曜日から2泊で長野県阿智村にある栗矢観測所に遠征しました。
この施設は、知り合いの方が運営されているもので、一般にも開放されています。最近は新月期には半年程予約でうまるくらい人気でなかなか利用できません。
標高は700Mほどです。
周囲は畑や田んぼが広がって結構見晴らしは良いです。
北側

東側

南側

西側
東にやや高い林があり、20〜30度程度の高さがあります。
施設の中は....




一通り揃っていますので、宿泊するにも不自由しません。
撮影はこちらで行いました。

施設の外にレンガ造りの4m×4m程の囲いがあり、電源も来ています。
今回は黄砂が結構あって、遠くの山が霞んでいました。その上GPVでは晴れたり曇ったりの微妙な天気予報で条件は良くなかったのですが、折角予約を取ったので、遠征決行。
結局は土曜日は予報に反してほぼ一晩中快晴でした。(GPVは当てにならないですね)
しかし、2泊目の日曜日の夜は、夕方になってどんどん雲が増えてきて結局一晩中晴れることなく空振りに終わりました。(GPVの予報通りでした(笑))
二晩目も同じ対象を撮り、露光時間を延ばす予定でしたが、結局は一晩だけの撮影となってしまいました。次回遠征する予定もないので仕方なく画像処理を行いました。

マルカリアン付近
撮影日時:2023年4月22日 19時43分〜
撮影地:長野県阿智村 栗矢観測所
望遠鏡:ASA10N(950mmF3.8ニュートン)
コレクター:ASA3インチWynne Corrector(0.95倍で900mmF3.6)
カメラ:FLI ML29050 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:AXD赤道儀
ガイド:オフアキシスガイド(ほしぞら工房社製ASA3インチWynne Corrector用オフアキリング)
撮影ソフト:N.I.N.A.+ステラナビゲータ12+PHD2
処理ソフト:PixInsight(WBPP、ABE、SPCC、LRGB、BXT、AS、MS、HT)
PsCC(カブリ補正、コントラスト強調、ノイズ処理)、NXT。
露光時間:L5分×8枚、R5分×8枚、G5分×8枚、B5分×8枚(RGBは2bin)
総露光時間:5分×8枚×4セット=160分(2時間40分)

Arp286付近
撮影日時:2023年4月23日0時21分〜
他撮影場所、機材は同上。
露光時間:L5分×4枚、R5分×3枚、G5分×3枚、B5分×3枚(RGBは2bin)
総露光時間:5分×4枚+(5分×3)×3セット=65分(1時間05分)

M8干潟星雲と猫の手星雲
撮影日時:2023年4月23日1時36分〜
他撮影場所、機材は同上。
露光時間:L5分×8枚、R5分×4枚、G5分×4枚、B5分×6枚(RGBは2bin)
総露光時間:40分+70分=110分
昨年11月以来の久しぶりの遠征でしたが、やはり遠征は良いですね。自宅の明るい空と比べるとバックの暗さが桁違いです。
今回ASAの接続リングをしばたさんに作り替えてもらいました。
作り替える前のフラット画像

かなり周囲がけられてしまいます。
そして今回の拡大したリングがこちら

四隅が暗くなっていますが、それでもかなり改善しています。
新旧リングはこちら

右が古い開口径の小さなオフアキリング。左が今回作って頂いた開口径の大きなリングです。その差は6mmですが、数字以上に結構大きく見えます。

簡易的な設計図です。
最初テスト撮影してみると問題発生しました。

右側がかぶっています。
調べると、横のフィルターからの迷光がセンサーに感光しているようでした。

今回作って頂いた改造したCFW1-5。(開口径60mm)
他のフィルターが見えます。またフィルター押さえリングとネジが白と地金のままです。これらが問題となっているのは明らかでした。

こちらは古い改造CFW1-5です。開口径は54mm。 こちらは隣のフィルターは見えませんし、フィルター抑えも黒です。
そこで、隣のフィルターが見えている部分とフィルター抑え部分を黒テープで覆ってみました。


右上に淡くカブリが見えますが、かなり改善しました。
開口径を大きくする事で周辺のケラレはかなり改善したのですが、反面隣のフィルターからの光を受けてカブリが出てしまいました。その部分を覆うことでかなりの改善が得られたので、もう少し追い込んでいこうと思います。(今回はこの少しカブリの状態でフラット撮影し、遠征でも撮影しています)
この施設は、知り合いの方が運営されているもので、一般にも開放されています。最近は新月期には半年程予約でうまるくらい人気でなかなか利用できません。

標高は700Mほどです。
周囲は畑や田んぼが広がって結構見晴らしは良いです。

北側

東側

南側

西側
東にやや高い林があり、20〜30度程度の高さがあります。
施設の中は....




一通り揃っていますので、宿泊するにも不自由しません。
撮影はこちらで行いました。

施設の外にレンガ造りの4m×4m程の囲いがあり、電源も来ています。
今回は黄砂が結構あって、遠くの山が霞んでいました。その上GPVでは晴れたり曇ったりの微妙な天気予報で条件は良くなかったのですが、折角予約を取ったので、遠征決行。
結局は土曜日は予報に反してほぼ一晩中快晴でした。(GPVは当てにならないですね)
しかし、2泊目の日曜日の夜は、夕方になってどんどん雲が増えてきて結局一晩中晴れることなく空振りに終わりました。(GPVの予報通りでした(笑))
二晩目も同じ対象を撮り、露光時間を延ばす予定でしたが、結局は一晩だけの撮影となってしまいました。次回遠征する予定もないので仕方なく画像処理を行いました。

マルカリアン付近
撮影日時:2023年4月22日 19時43分〜
撮影地:長野県阿智村 栗矢観測所
望遠鏡:ASA10N(950mmF3.8ニュートン)
コレクター:ASA3インチWynne Corrector(0.95倍で900mmF3.6)
カメラ:FLI ML29050 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:AXD赤道儀
ガイド:オフアキシスガイド(ほしぞら工房社製ASA3インチWynne Corrector用オフアキリング)
撮影ソフト:N.I.N.A.+ステラナビゲータ12+PHD2
処理ソフト:PixInsight(WBPP、ABE、SPCC、LRGB、BXT、AS、MS、HT)
PsCC(カブリ補正、コントラスト強調、ノイズ処理)、NXT。
露光時間:L5分×8枚、R5分×8枚、G5分×8枚、B5分×8枚(RGBは2bin)
総露光時間:5分×8枚×4セット=160分(2時間40分)

Arp286付近
撮影日時:2023年4月23日0時21分〜
他撮影場所、機材は同上。
露光時間:L5分×4枚、R5分×3枚、G5分×3枚、B5分×3枚(RGBは2bin)
総露光時間:5分×4枚+(5分×3)×3セット=65分(1時間05分)

M8干潟星雲と猫の手星雲
撮影日時:2023年4月23日1時36分〜
他撮影場所、機材は同上。
露光時間:L5分×8枚、R5分×4枚、G5分×4枚、B5分×6枚(RGBは2bin)
総露光時間:40分+70分=110分
昨年11月以来の久しぶりの遠征でしたが、やはり遠征は良いですね。自宅の明るい空と比べるとバックの暗さが桁違いです。
今回ASAの接続リングをしばたさんに作り替えてもらいました。
作り替える前のフラット画像

かなり周囲がけられてしまいます。
そして今回の拡大したリングがこちら

四隅が暗くなっていますが、それでもかなり改善しています。
新旧リングはこちら

右が古い開口径の小さなオフアキリング。左が今回作って頂いた開口径の大きなリングです。その差は6mmですが、数字以上に結構大きく見えます。

簡易的な設計図です。
最初テスト撮影してみると問題発生しました。

右側がかぶっています。
調べると、横のフィルターからの迷光がセンサーに感光しているようでした。

今回作って頂いた改造したCFW1-5。(開口径60mm)
他のフィルターが見えます。またフィルター押さえリングとネジが白と地金のままです。これらが問題となっているのは明らかでした。

こちらは古い改造CFW1-5です。開口径は54mm。 こちらは隣のフィルターは見えませんし、フィルター抑えも黒です。
そこで、隣のフィルターが見えている部分とフィルター抑え部分を黒テープで覆ってみました。


右上に淡くカブリが見えますが、かなり改善しました。
開口径を大きくする事で周辺のケラレはかなり改善したのですが、反面隣のフィルターからの光を受けてカブリが出てしまいました。その部分を覆うことでかなりの改善が得られたので、もう少し追い込んでいこうと思います。(今回はこの少しカブリの状態でフラット撮影し、遠征でも撮影しています)
コメント
コメント一覧 (6)
阿智には良く行くので、どんなところか見てみたいです。
今日も花桃を見に行くつもりでしたが、あいにくの雨です。
私は飯田に居ましたが、南側に雲があって散々な結果でした。
猫の手を見る限り、阿智村の方が北にある分だけ南側の雲の影響は無かったみたいですね。
ケラレを回避して径を広げたら、迷光の入り込みですか。
なかなか上手くいかないものですね。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
花桃の花はすでに時期を過ぎたようで、散りかけていました。今年は2週間ほど季節の進みが早いですね。
GENTAさん、土曜日の夜天気ダメだったんですね?こちらは晴れたようです(1時過ぎに寝てしまったので分からないです(^_^;)
もしご一緒出来ることがありましたら栗矢観測所一緒に行きましょう。
フィルターホイール自体を3インチ対応のものに換えないとダメみたいです。まあ、これでもなんとかなりそうです。
のんた
が
しました
2日目が残念な結果でしたが、天気のことはどうしようもないですね。
のんたさんの以前の記事でも思ったのですが、この観測所は場所といい周辺環境といい、いい設備ですね。
一度行ってみたかった場所ですが、流石に難しいようです。
接続リングではいろいろご苦労されているようですが、フルサイズで周辺光量を確保しようと思うとなかなか大変だという事が良くわかりました。
苦労も楽しみの内だからしょうがないかな。
三作品、いずれも短い露光時間にもかかわらずいい写りですね。10インチ、F3.6のフルサイズの底力ですね。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
一日目がGPVの予報に反して快晴だったので、二日目も期待して残ったのですが、ダメでした(>_<)
ここは、標高はそれほど高くはないのですが、環境が充実していてお気に入りの遠征地です。
マルさん宅からだと遠すぎますね(^_^;
自宅だと10時間超えてこないと満足な写りになりませんが、暗い空の元だとある程度短い撮影時間でもそれなりの写りになってくれますね。
開口径の問題は、それなりに対処していこうと思います。
のんた
が
しました
ただ、昨年、自分はカラー冷却CMOSを使ってしまったので、あれー・・って感じでした。。。
やっぱり遠征は凄いぜ!って映像が得られると、自分ももっとモチベーションが上がると思うのですが・・・
フィルタワークはさておき、平日で多数枚撮ると思った以上に写ってくれてしまうのが悩みの種、です。
いや、せっかく春野天体観測所があるので、やはり今年こそ、暗い空ならではの作品を目指したいと思います。
なんというか一度でも手応えが得られればなぁ・・。とは思うんですよね。。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
僕も自宅観測所である程度の写真が撮れてしまうので、遠征の必要性が薄れていました。遠征では重い機材の積み下ろし、組み立て、撤収が億劫になっています。
でも実際遠征して撮影して見ると、バックの締まりや星の輝きが違う(ダイナミックレンジが広がる)のを痛感します。もちろんカブリ処理も楽ですし。遠征するたびに『やっぱり暗い空で撮らないと』と思います。
春野天体観測所良さそうですね。一度お邪魔しようかと思っています。そう言えばUTOさんと撮影ご一緒したことなかったですね。
のんた
が
しました