先日ぴんたんさんが撮影されていたArp286銀河が気に入って、先月栗矢観測所で直焦点+フルサイズで撮影したのですが、今回はビクセンEXtenderPH+APS-Cの冷却カラーCMOSカメラで狙ってみました。
3つの銀河が並んでいますが、それぞれ面白い形をしています。
Arp286 のコピー
Arp286
撮影日時:2023年5月16日、17日  20時30分〜
撮影場所:岐阜県土岐市 自宅観測所
望遠鏡:ASA10N
コレクター:ビクセンEXtenderPH(1330mm F5.3)
カメラ:ASI2600MCPro -10℃ Gain100、Offset50
フィルター:なし
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:SX-Superstar+PHD2+N.I.N.A.にてオフアキシスガイド
露光:5分×58枚(290分)
Arp286 CROP
中央部Crop

自宅での撮影だとコントラスト取れないですね。
来年は30cmRCを遠征で撮影したいです。

この銀河の撮影前に来年秋に0等となる予報の彗星紫金山・アトラス彗星C2023A3を撮影して見ました。どんな姿なんでしょう。
C2023A3_2023_5_17_ms_as_ht_ABEps yajirusicrop
紫金山・アトラス彗星C2023A3
撮影日時:2023年5月17日21時52分〜
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:ASA10N(950mm F3.8)
コレクター:ビクセンExtenderPH(1330mm F5.3)
カメラ:ASI2600MCPro -10℃ Gain100、Offset50
赤道儀:AXD赤道儀
ガイド:SX-Superstar+PHD2+N.I.N.A.にてオフアキシスガイド
露光:5分×8枚 40分
処理:PixInsightにてWBPP。CometAlignmentにて彗星核基準アライメント。rejectなしでインテグレーション。ABE、MS、AS、HT。PsCCにてローカルコントラスト調整、ノイズ処理。

微かに緑色のコマがあるようにも見えますが、まだまだ小さく暗いです。Blinkなどで連続的にコマを確認しないと存在がわかりません。(この時点で16.9等)