梅雨時は望遠鏡やレンズのカビが心配なので定期的に乾燥剤を交換しています。
先日全ての望遠鏡とレンズ等の乾燥剤を交換した際、シュミットカセグレンのC9.25XLTの補正板に液体が付いていました。
補正板表面を拭いても取れません。 よく見ると補正板の裏側に付いていました!
1-2日放置しても乾燥する感じがなく、水ではなくグリスか何かのようです。
この望遠鏡は補正板を下にして立てて補完していたため、主鏡側から落ちてきたようです。
仕方なく分解清掃することにしました。
補正板を固定しているトップリングのネジを外して、トップリングを外します。
組み直すときに同じ位置に納まるように、枠と補正板の隅にマーキングします。
副鏡を持ち補正板を上に持ち上げます。(固着していたので、斜めにして何度も持ち上げます)
筒先側の副鏡止めリングを緩めて副鏡を外します。
洗浄します。
精製水を掛けて乾燥させます。
乾燥したら組み上げて完成です。
きれいになりました。
備忘録です(笑)
先日全ての望遠鏡とレンズ等の乾燥剤を交換した際、シュミットカセグレンのC9.25XLTの補正板に液体が付いていました。
補正板表面を拭いても取れません。 よく見ると補正板の裏側に付いていました!
1-2日放置しても乾燥する感じがなく、水ではなくグリスか何かのようです。
この望遠鏡は補正板を下にして立てて補完していたため、主鏡側から落ちてきたようです。
仕方なく分解清掃することにしました。
補正板を固定しているトップリングのネジを外して、トップリングを外します。
組み直すときに同じ位置に納まるように、枠と補正板の隅にマーキングします。
副鏡を持ち補正板を上に持ち上げます。(固着していたので、斜めにして何度も持ち上げます)
筒先側の副鏡止めリングを緩めて副鏡を外します。
洗浄します。
精製水を掛けて乾燥させます。
乾燥したら組み上げて完成です。
きれいになりました。
備忘録です(笑)
コメント
コメント一覧 (4)
梅雨時期は星屋にとっては機材のメンテ等日常で言えば
年末の大掃除って感じですよね~
私も乾燥剤の入れ替えやブローでの鏡筒掃除などしました。
この間ようやくQHYCMOSカメラ+エクステンダーでの
撮影が出来ましたよ~
天気が悪くなったので枚数は稼げませんでしたがいい感じに
撮れたかな?梅雨明けが楽しみです。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
この時期は稼働頻度が下がって保管状態が続くのでカビの心配があります。
一応望遠鏡が入ったビニール袋の中にいくつか乾燥材を入れていますが、完全に密閉できていないので定期的に乾燥材を交換しています。
今回2-3ヶ月ぶりに全部交換したのですが、いくつかの望遠鏡の乾燥材は完全に液状化していました(>_<)
QHYCMOSカメラ+エクステンダーでの撮影成功して良かったですね。本格運用が楽しみです。
あと1ヶ月で梅雨明けですが、7月中旬の新月期晴れると良いですね。僕は6月に引き続いて仕事が入っていました(>_<)
のんた
がしました
補正板の裏側にグリース・・・焦りますよね、これは。
シュミカセの補正板取り外しはあまり情報もなく勇気が要ったことでしょう。
自分もHD800を持っていた時に光軸に不満があって補正板をばらそうかと思ったことがありましたが上手くいく自信がなかったので結局のとことは手をつけませんでした。
のんたさんの場合は大成功で良かったですね。
望遠鏡の保管ですが、GS200RCやε-130Dは貸倉庫に保管しています。
補正レンズ類は防湿庫に保管しています。
空調付きの屋内倉庫ですので乾燥剤の封入などは一切なしのノンケアですが、今のところは大丈夫なようです。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
最初なぜ液体が付いているのか分からず、補正板の外側にあるものと思って濡れたティッシュで拭いたら、全然取れず。 ??と思ってよく見てみると
内側に液体が付いていたんです。
初めて補正板を外したのですが、トップリングを外して上に持ち上げれば取れました。まだ光軸調整が済んでいませんが、印を付けて洗浄後元に戻せば意外と簡単かも
って感じです。
僕は望遠鏡とその付属機器はすべて観測所内にあります。残念なことに空調は除湿機しかないのですが、電気代が上がってからは常時ONはやめました。
なので1台1台袋に入れた乾燥材で守っています。
のんた
がしました