梅雨時は望遠鏡やレンズのカビが心配なので定期的に乾燥剤を交換しています。
先日全ての望遠鏡とレンズ等の乾燥剤を交換した際、シュミットカセグレンのC9.25XLTの補正板に液体が付いていました。IMG_9304

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補正板表面を拭いても取れません。 よく見ると補正板の裏側に付いていました!

1-2日放置しても乾燥する感じがなく、水ではなくグリスか何かのようです。
この望遠鏡は補正板を下にして立てて補完していたため、主鏡側から落ちてきたようです。
仕方なく分解清掃することにしました。

補正板を固定しているトップリングのネジを外して、トップリングを外します。

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組み直すときに同じ位置に納まるように、枠と補正板の隅にマーキングします。
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副鏡を持ち補正板を上に持ち上げます。(固着していたので、斜めにして何度も持ち上げます)352430960_593936246214731_2435802647352206615_n (1)
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筒先側の副鏡止めリングを緩めて副鏡を外します。
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洗浄します。
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精製水を掛けて乾燥させます。
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乾燥したら組み上げて完成です。
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きれいになりました。
備忘録です(笑)