星仲間より、アトラス彗星(C/2023E1)が今まで人魂のように尾がなくボールのような形態だったのが近日点を過ぎて淡い尾が見えているとのこと。 自宅から撮影出来るか微妙でしたが挑戦してみました。

 C2023E3 ASA10N ML29050完成 のコピー
アトラス彗星(C/2023E1)
撮影日時:2023年7月17日21時15分〜
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:ASA10N(口径25cm、焦点距離950mm、F3.8ニュートン反射)
コレクター:ASA3インチWynne Corrector(0.95倍)
カメラ:FLI ML29050 -20℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×4枚、RGB各2.5分×4枚(RGBは2bin)
総露光時間:50分
処理:PixInsightにてキャリブレーション。LRGB全ての画像をComet Alignment施行も、Green画像の4枚中2枚が別の星を選択してしまいうまくいかず。Green画像はSi9にて彗星核コンポジット。位置が合わないので、RGB合成もSi9で行う。その後PixInsightにてABE,AS,HTを行い、HTしたL画像とLRGB合成。
PsCCにてかぶり取り、コントラスト調整、色調補正、ノイズ処理施行。



C2023E3 ASA10N ML29050 crop
彗星部分を拡大Crop。
微かに尾が見えました!