梅雨明けした7月16日頃から5夜掛けてシャーク星雲の南側にある反射星雲vdB152を撮影しました。
4−5年前に長野県の栗矢観測所でε−130Dにて撮影して以来となります。
 ただでさえ淡いのに自宅の中光害地(ケフェウス座方面は明るい)での撮影でどこまで写ってくれるか不安でした。30時間を目指して撮影に臨んだのですが、5夜撮影したところで、昼は晴れるものの、夜になると曇られるパターンに陥り、そうこうしているうちに月が大きくなってしまいましたので取り敢えずこの辺りで画像処理を行いました。
vdb152 LRGBやり直しADB_PS6 4000
vdB152
撮影日時:2023年7月16日22時56分〜 、他17日、21日、22日、24日。
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:Astro-System Australia ASA10N(口径25cm、焦点距離950mm、F3.8ニュートン反射)
コレクター:ASA3インチWynne Corector(0.95倍)
カメラ:FLI ML29050 -20℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters、Astrodon 5nm Ha Filter.
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×33枚、L10分×21枚、R2.5分×27枚、R5分×11枚、G2.5分×25枚、G5分×6枚、B2.5分×27枚、B5分×13枚、Hα10分×30枚
総露光時間:L(165分+210分)+R(67.5分+55分)+G(62.5分+30分)+B(67.5分+65分)+Hα300分=1022.5分(17.04時間)

青色の星雲がイマイチ出ていないのでOⅢを追加した方が良さそうです。
次の新月期に狙ってみようと思います。