先週、ライオン星雲をASA10Nと親子亀で同架したED70SSで同時撮影しましたが、ASA10Nは白黒CCDカメラで撮影、途中曇られたためブルーチャンネルが全て全滅。Hα→L→R→G→B→Hα....というように1枚1枚フィルターを変えたループ撮影で撮れば良かったのですが、今回Hα10枚、L16枚、R10枚....というような撮影をしたのが間違いでした。

 N.I.N.A.でシーケンスを組む場合どちらでも撮影出来るのですが、ループ撮影はフィルター毎に枚数を変えられません。Lは16枚、RGは10枚、Bは20枚というようにフィルター毎に枚数を変えたかったのもありました。(後で思いついたのですが、LLLRGBBみたいに組めばループ撮影でも重み付けを変更出来ましたね(^_^;)

翌日追加するつもりでしたが結局晴れずに満月期を迎えてしまい、未だに撮影出来ずにいます。

親子亀で同架したED70SSはSeo-Cooled6D+L-Ultimateフィルターでしたので、こちらは曇られるまでの間撮影出来ていました。
Sh2ー132 ED70SS+Cooled6D+L-Ultimateフィルター のコピー
ライオン星雲(Sh2ー132)
撮影日時:2023年9月24日20時36分〜
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:ビクセンED70SS(D70mm F5.7)
コレクター:笠井ED屈折・RCマルチフラットナーⅡ (バックフォーカス70mm)
カメラ:Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) ー8℃
フィルター:Optolong L-Ultimateフィルター 48mmφ
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:ASA10N+Sx-SuperStar+N.I.N.A.+PHD2にてオフアキシスガイド
露光:5分×90枚=450分。ISO3200
処理:PixInsightにてキャリブレーション。ABE、BXT。SPCCは失敗。(AS+MS)/2とし、   
   Narrowband Normalizationにてコントラスト色調補正。
   PsCCにてコントラスト調整、色調補正、ノイズ処理(NXT)。

今回初めてPixInsightのNarrowband Normalizationを使って処理してみました。
AOOの処理でOOの部分のバリエーションが色々変えられるので面白いです。

スクリーンショット 2023-09-30 10.51.20 のコピー

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使い方がまだよく分かっていないので色々勉強してみようと思います。