前回公開したM78は2.5時間ほどの露光時間で、とても見られたものではありませんでした。空の状態もあまり良くなかったこともありますが、明るい自宅での撮影で総露光時間が2.5時間ではだめですね。
ということで、追加撮影して約3倍の9時間弱で再処理してみました。
M78星雲付近
撮影日時:2024年1月5日20時14分〜 他8,10,11日
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:ビクセンED70SS(400mmF5.7)
コレクター:笠井トレーディングED屈折・RCマルチフラットナーⅡ(バックフォーカス70mmの位置)
カメラ:瀬尾工業社製 Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) -20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:ASA10N+SX-Superstar+N.I.N.A.+PHD2にてオフアキシスガイド
露光:5分×105枚(8時間45分) ISO1600
処理:PixInsightにてキャリブレーション。ABE、DBE、SCNR、BXT、AS、MS、HT、GHS
PsCCにて被り補正、色調補正、ローカルコントラスト調整。NXTにてノイズ処理。
2.5時間露光のM78と比べてみました。
当然右の方が良いですが、まだまだ足りない印象です。
もう少し追加してみようと思います。
ということで、追加撮影して約3倍の9時間弱で再処理してみました。
M78星雲付近
撮影日時:2024年1月5日20時14分〜 他8,10,11日
撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所
望遠鏡:ビクセンED70SS(400mmF5.7)
コレクター:笠井トレーディングED屈折・RCマルチフラットナーⅡ(バックフォーカス70mmの位置)
カメラ:瀬尾工業社製 Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) -20℃
フィルター:IDAS HEUIB2
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:ASA10N+SX-Superstar+N.I.N.A.+PHD2にてオフアキシスガイド
露光:5分×105枚(8時間45分) ISO1600
処理:PixInsightにてキャリブレーション。ABE、DBE、SCNR、BXT、AS、MS、HT、GHS
PsCCにて被り補正、色調補正、ローカルコントラスト調整。NXTにてノイズ処理。
2.5時間露光のM78と比べてみました。
当然右の方が良いですが、まだまだ足りない印象です。
もう少し追加してみようと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
露光を重ねた画像はやはり見ごたえがありますね。
このエリア独特の複雑な色彩の変化がたまりません。
まだ露光を重ねるとのことでどう変化するのか楽しみです。
実は、自分も先日5時間ほどCBPで撮影したものを処理中ですが、CBPだとなかなか思った色合いにできずに格闘中です。
のんた
がしました
コメント頂きありがとうございます。
自宅での撮影は10時間以上必要かなと思います。遠征地なら3時間相当でしょうか。
このエリア仰るように淡胃部分が結構カラフルなので暗い空で撮影しないと被りとの判別が出来ず処理に苦労しました。結局どれが正解なのか分からない状態です(^_^;
CBPだとどうなるでしょう。楽しみのような怖いような...。
のんた
がしました