バレンタインデー前後にM65、M66付近を撮影しました。
鏡筒をそろそろ30cmRC(2400mm)に交換するつもりでいましたが、この銀河たちは、コラボで撮影した方が良いのと、ハンバーガー銀河(NGC3628)の西側には淡く延びる分子雲?も一緒に写したかったので、鏡筒の交換は次回へ持ち越しとしました。
M65 M66 ASA10N_ML29050 完成3 5000
M65、M66付近
撮影日時:2024年2月12日23時00分〜 他、13日
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:Astro Systeme Austria ASA10N(950mm F3.8)
コレクター:ASA 3inch Wynne Corrector(900mm F3.6)
カメラ:FLI ML29050 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:N.I.N.A.+SX-Superstar+PHD2にてオフアキシスガイド
露光:L10分×23枚、R5分×9枚、G5分×11枚、B5分×22枚(RGBは2bin)
総露光時間:7時間20分
処理:PixInsightにてキャリブレーション。L画像は、GraXpertにてカブリ補正、BXT、MS、HTにて強調。PsCCにてカブリマスクを作成し、PIにてカブリ補正。
RGBはそれぞれGraXpertにてカブリ補正、RGB合成後AS、MS、HTにて強調。PsCCにてカブリマスク作成し、PIにてカブリ補正。
PIにてLRGB合成後、PsCCへ。グラデーションマスクで不整カブリ補正、輝星によるスパイダーアーチファクト除去、色調補正、ローカルコントラスト調整、NXTにてノイズ処理。


今回はGraXpertで思ったよりカブリが取り切れなくて、PsCCで不整な被りマスクを作成しPIで処理しました。不整形のマスク作成はPsのほうが断然作りやすいです。