この秋0等星の明るさになると言われている紫金山-アトラス彗星(C2023 A3)と昨年2023年5月にM101銀河内で出現した超新星-SN2023ixfの1年後の姿を撮影してみました。

先ずは、紫金山-アトラス彗星から
C2023 A3 20240603 のコピー
紫金山-アトラス彗星(C2023 A3)
撮影日時:2024年6月3日21時23分〜
撮影場所:岐阜県土岐市 自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC 2440mm F8
コレクター:TS-Optics TSRCFlat3 2440mm F8
カメラ:FLI ML16000 -25℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance E-Series RGB Filters
赤道儀:Vixen AXD赤道儀
ガイド:ノータッチガイド
露光:R2分×8枚、G2分×8枚、B2分×8枚 (すべて2bin)
処理:PixInsightにてWBPP、恒星のStarAlignmentしたものをRGB合成。彗星核でCometAlignmentしたものをRGB合成したものを作成。GraXpertでカブリ処理。BXT(コレクトオンリー)で恒星を整え、Psにて彗星核と恒星がどちらも点像になっている画像をレイヤー合成。

随分大きくなってきましたね。

その後撮影したのは、SN2023ixfの1年後の姿です。
SN2023ixf in M101 20240603  のコピー
SN2023ixf in M101
撮影日時:2024年6月3日22時37分〜
撮影場所:岐阜県土岐市 自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC 2440mm F8
コレクター:TS-Optics TSRCFlat3 2440mm F8
カメラ:FLI ML16000 -25℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance E-Series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD赤道儀
ガイド:ノータッチガイド
露光:L10分×8枚、R5分×8枚、G5分×8枚、B5分×8枚 (RGBは2bin)
処理:PixInsightにてWBPP。GraXpert、BXT、AS、HT、GHS等
   PsCCにてゴミとり。ノイズ処理。

小さいので超新星部を拡大しました。
SN2023ixf in M101 20240603  のコピー2rainn
かなり小さく暗くなりましたが1年以上経った今でもまだ見えています。

昨年からの分を並べてみました。
SN2023ixf in M101の光度変化 のコピー
明るさと色の変化が面白いです。
消えるまで追ってみようと思います。