暑い日が続いていますね。
毎年夏は暑いのですが、今年は最高気温が35℃以上になる猛暑日が25日以上続いています。空もどんよりして青い空にほど遠い水色って感じの日ばかりです。(惑星には良さそうですが)
 
 でも晴れれば撮影したくなるので、8月1日以降表題の星雲(サドル近くの小さな青い星雲NGC6914)を撮影しました。8月13日まで撮影したのですがここに来て月が大きくなり、この先天気も良くない予報なのでこの辺りで撮影を終了しました。
NGC6914 完成 5500
NGC6914
撮影日時:2024年8月1日21時45分〜 他7日、10日、11日、12日
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC(2440mm F8)
コレクター:Teleskop-Service TSRCFlat3(2440mm F8) 
カメラ:FLI ML16000 -25℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance E-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarによるディザリング・オフアキシスガイド
露光:L10分×36枚、R5分×22枚、G5分×21枚、B5分×39枚
総露光時間:13時間30分
Flat:SkyFlat:L5分×27枚、RGB各2.5分×26枚(5時間30分)
処理:PixInsight/PsCC

20時間位撮影しましたが、雲の多い日が多く、結局13時間半になってしまいました。
この間曇りの日は乳白色のアクリル板をフード前に付けてスカイフラットをライトフレームの撮影開始時間と同じ時間に自動導入して恒星時ガイドしながら3晩掛けて撮影しました。
その甲斐あってかGraXpartは行わずに済みました。

でも、できあがりの写真を見ると薄雲のせいなのかイマイチ眠い印象です。
また7月にHαフィルターでも撮影したのですが、赤+Hαにすると赤の主張が強くなりすぎて目的の青い星雲が負けてしまうので加えるのはやめました。