春の系外銀河シリーズ第2弾は、おおくま座のNGC3718付近です。北斗七星の柄杓部分の近くにあります。NGC3718の隣の楕円形の銀河はNGC3729、そしてNGC3718の下にある小さな銀河団はヒクソン銀河団56(HCG56)です。どれも変わった形をした銀河です。遠銀河は渦巻きだけでなくちょっと変わった形の銀河が多くあります。春は銀河の季節なのでこれからも変わった形の銀河を撮影してみようと思います。
ngc3178 LRGB_CT_PS 5500
NGC3718付近
撮影年月日:2025年2月24日21時06分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC(D304mm,FL2440mm F8)
コレクター:Ts-Optics TSRCFlat3 (2440mm F8)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro -25℃ Gain100、Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×18枚、R5分×18枚、G5分×18枚、B5分×18枚
総露光時間 360分(6時間)
フラット:ガイドしながらスカイフラット撮影(LRGB各5分×25枚(各色125分))
処理:PixInsight、BXT、PsCC、NXTにて処理。(APS-Cサイズにクロップ)

淡いところの描出がイマイチですが、これ以上攻めると汚くなるのでやめました。
10時間は撮らないと駄目かな。