10月16日は雨でしたが、夜半過ぎから晴れてくれたので久しぶりにレモン彗星を撮影しました。
9月30日に撮影して以来17日ぶり。彗星はすでに北斗七星の枝の先まで高度を下げ、明け方の撮影もそろそろ終わりです。ただ、明け方と夕方では見え方に雲泥の差があるので、できるだけ明け方の空で撮影したいところです。
今回は雨上がりだったので透明度が良く低い位置まで星がはっきり見えました。
3時40分頃から準備を開始。4時頃自動導入してみると、自宅屋根に隠れています。望遠鏡の後ろ側に回って確認するとまだまだ屋根の上に登ってくるまで時間が掛かりそうです。まだ彗星を肉眼で見たことなかったので、屋根に掛からない位置まで移動して、50mm×10倍双眼鏡で探してみました。流石4等台だけあって一発で見つけられました。尾が10時方向に延びているのもはっきり分かります。
これなら写りも期待できそうと観測所に戻り、テスト撮影すると4時20分の時点でまだ屋根の下。薄明開始が4時50分なのであと30分しかありません。ようやくテスト撮影で彗星が写るようになったのは4時38分頃でした。写った写真をみてビックリ。
尾が写野の短軸方向に延びています。前回9/30に撮影時長軸方向に写っていたので今回も長軸方向に写ると高をくくっていました。....この時すでに4時40分。カメラを回転する時間はありません。仕方なくこのまま撮影することにしました。
結局薄明下の5時02分頃まで撮影し20分間撮影できました。
撮影結果はこちら
レモン彗星(C/2025 A6)
撮影日時:2025年10月17日 04時44分~
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①タカハシε-160ED(530mmF3.3)
②タカハシε-130D(430mmF3.3)
カメラ:①ASI6200MMPro G100,Offset50 -15℃
②ASI2600MCPro G100, Offset50 -15℃
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
②ZWOカメラ内蔵IR-CUT フィルター
赤道儀:AXD赤道儀+K-ASTEC並列同架プレート
ガイド:自動ガイド(ガイド星ガイドなし)
露光:①RGB各2分×3枚
②1分×9枚
総露光時間:18分+9分=27分
処理:PixInsight、PsCC。横を1/3カット
コメント
透明度が良かったこともあって写りは悪くなかったです。もう少し早めに撮影出来たら良かったのですが、自宅からはこれが限界ですね。次回は遠征して暗い空で夕方のレモン彗星を撮影する予定です。晴れるかな....
10/20追記
撮影データに誤りがありましたので修正しました。
①のε-160ED+ASI6200MMProの撮影はLumではなくR・G・B撮影です。
撮影前はLumのみ撮影し、②のε-130D+ASI2600MCProでカラー画像を撮影した同時刻によるL+カラー合成のつもりでした。
ところが、彗星が屋根の上に中々登ってこなくて、並列同架の関係で②のシステムがより東側に位置していたため②は①より彗星の出現が遅くなりました。よって①のみで急遽RGB撮影することにしました。
結局②は①に遅れること5分後に撮影開始、①の半分の9分しか撮影出来ませんでした。
Voyager_Cameraさんのコメントで間違いに気付きました。すみません。
コメント
コメント一覧 (2)
モノクロカメラ鏡筒とカラーカメラ鏡筒によるLRGB合成ということですよね。
私のようにカラーカメラ一発撮りに比べて豪華版ですねえ。
無理に色彩強調せずに仕上げたダストとイオンの尾の色競合がいいですねえ。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
コメント拝見して気付いたのですが、ε-160ED+ASI6200MMProがL画像になっていましたね。追記のコメントの通り、R/G/B撮影です。すみませんでした。
この日は雨上がりで透明度が良かったのが幸いしました。voyager_cameraさんのニーニーはすごく良くイオンテールが写っていて素晴らしいです。
のんた
が
しました