毎年恒例となりました『〇〇年を振り返って』の写真編です。
今年はここ10年で最も撮影回数が少なくなりました。もちろん晴れたら撮影のスタイルは変わらないのですが、変わったとしたら2つ。
一つは1作品に掛ける露光時間が延びて10時間以上となって複数日を要するようになり、1作品が2〜3ヶ月に渡ること。二つ目は、皆さんも感じていると思いますが、『晴れません』です。毎年悪天候に悩まされていますが、今年はかき入れ時の9月末〜10月末までの俗に言う『秋晴れ』に恵まれず,まるで梅雨でした。ちょうどこの頃明るくなったレモン彗星も悪天候で中々撮影出来なくて地団駄を踏んでいました。温暖化の影響なのでしょうか。これだけ天気が悪いと趣味として成立しません。リコリモ等(海外遠隔天体写真サービス)でも始めないと画像処理すら忘れそうです(>_<)。
そんな今年の天体撮影活動でしたが、一応今年撮影した作品を時系列で思い返してみようと思います。
1)M1かに星雲

M1(かに星雲)
撮影日時:2025年1月4日18時36分〜
撮影場所;岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:タカハシミューロン250(3000mmF12)
コレクター:タカハシミューロンレデューサーフラットナー(2307mmF9.2)
カメラ:Seo-Cooled6D(SEO-SP4C) -10℃ ISO1600
フィルター:IDAS HEUIB-Ⅱフィルター
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:ノータッチガイド
露光:2分×38枚(1時間16分)
《コメント》
亡くなった友人から譲り受けたミューロン250(3000mm F12)+タカハシミューロンレデューサーフラットナーでノータッチガイドで撮影したかに星雲です。
本来は惑星用望遠鏡ですが、ミューロンレデューサーフラットナーを取り付けると、2307mmF9.2となります。+フルサイズ冷却6Dで撮影しています。
30mmφ(APS-Cサイズ)までのイメージサークルですが、フラットさえ合えば星像も悪くなくフルサイズまで使えます。
来年はこの望遠鏡で惑星撮ってみようと思います。
2)アトラス彗星C/2023 G3

1月18日のアトラス彗星(C/2023 G3)
撮影日時:2025年1月18日 17時34分
撮影場所:岐阜県土岐市南山墓地 (自宅から車で3分)
望遠鏡:ビクセンED70SS(400mm F5.7)
コレクター:笠井のED屈折・RCマルチフラットナーⅡ BF:75mm(400mm F5.7)
カメラ:EOS6D(SEO-SP5)
赤道儀:GPD赤道儀ポタ赤仕様 恒星時ガイド
露光:彗星(1/40秒×8枚)風景(1/40秒×1枚)
処理:PixInsightにてWBPP。彗星はCometAlignmentにて位置合わせ後Integration。HT、CT。
PsCCにて風景と合成。
《コメント》
超低空の日没直後のアトラス彗星を狙いました。しかし双眼鏡でも見つけられず、撮影した液晶画面でも見つけられませんでした。帰宅後Psでかなり炙ってようやく存在が分かるほど淡かったです。
その後南半球で大彗星として姿を現しました。行けば良かった....。
3)バラ星雲

バラ星雲(NGC2237)
撮影日時:2025年1月31日21時35分〜
撮影場所:栗矢観測所(長野県下伊那郡阿智村)
望遠鏡:Astro Systeme Austria ASA10N(950mm F3.8)
コレクター:ASA 3"Wynne Corrector(900mm F3.6)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro -25℃ Gain100、Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×9枚、R5分×8枚、G5分×8枚、B5分×16枚
総露光時間:205分(3時間25分)
《コメント》
栗矢観測所に遠征した作品です。
もちろんほぼ毎月新月期は遠征を計画をしていたのですが、結局この日ともう1日の2回だけでした。
自宅ばかりで撮影していると、たまに遠征先で浴びるほどの星を見ると『やっぱり遠征だよね』と思います。
4)SN2023ixfのその後

SN2023ixf in M101
《コメント》
2023年5月の超新星爆発直後から追いかけているSN2023ixfです。約2年経過しましたがまだその存在は微かですが分かります。
昨年唯一応募して入選した作品です。(天文年鑑2025にも採用して頂きました)
あれから約1年。来年もう一度撮影してみようと思います。
時系列でならべたSN2023ixfです。

5)馬頭星雲

馬頭星雲
撮影日時:2025年2月16日18時46分〜、他17日、21日、22日。
撮影場所;岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディングGS300RC(2440mm,F8)
コレクター:TS-Optics TSRCFlat3(2440mm F8)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro -25℃ G100,Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
《コメント》
GS300RC+TSRCFlat3で撮影した馬頭星雲です。
これ見て下さい。

Gチャンネルの画像です。
TSRCFlat3は、コレクター効果も高くよい補正レンズなのですが、唯一の欠点がGチャンネルのゴーストです。馬頭星雲のように明るい星が写野内外にあるとゴーストが盛大に出ます。このゴーストは2022年の皆既月食中の天王星食を撮影した際も悩まされました。
TSRCFlat3はVer2が発売になっていますが、このゴーストが修正されているかは定かではありません。TS-Opticsにメールでこの件を質問したのですが、そもそもTSRCFlat3でのゴーストの存在を認識されていませんでした(大丈夫か?)今のところ明るい星が無い対象なら問題ないのでそのまま撮影しています。
6)NGC3718、NGC3729、HCG56

NGC3718付近
撮影年月日:2025年2月24日21時06分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC(D304mm,FL2440mm F8)
コレクター:Ts-Optics TSRCFlat3 (2440mm F8)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro -25℃ Gain100、Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×18枚、R5分×18枚、G5分×18枚、B5分×18枚
総露光時間 360分(6時間)
フラット:ガイドしながらスカイフラット撮影(LRGB各5分×25枚(各色125分))
処理:PixInsight、BXT、PsCC、NXTにて処理。(APS-Cサイズにクロップ)
《コメント》
ねじれ銀河で有名ですが、空の状態が良くなかったのか余り周辺部の淡い部分が出ていません。
来年20時間超えで撮り直そうかな。
7)NGC2685(ポーラーリング銀河)

NGC2685(ポーラーリング銀河)1インチサイズにCrop
撮影日時:2025年2月25日19時25分〜。他26日、27日、28日。
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディング GS300RC(D305mm,FL2440mm, F8)
コレクター:TS-Optics, TSRCFlat3(1倍フラットナー)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro, -25℃, Gain100, Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×47枚、R5分×40枚、G5分×40枚、B5分×64枚
総露光時間:Lum235分+Red200+G200分+B320分=955分(15時間55分)
《コメント》
今年一番処理してワクワクした対象です。
面白い形していますよね。
小さいし淡いしこのリング部分出るのか心配しましたが、なんとか写すことが出来ました。
8)NGC4244(シルバーニードル銀河)

NGC4244(シルバーニードル銀河)
撮影日時:2025年4月26日 21時31分〜
撮影場所;岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:笠井トレーディングGS300RC(2440mm F8)
フラットナー:TS-Optics TSRCFlat3(2440mm F8)
カメラ:ZWO ASI6200MMPro -20℃ Gain100、Offset50
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてオフアキシスガイド
露光:L5分×13枚、R5分×10枚、G5分×10枚、B5分×10枚
総露光時間:3時間35分
処理:PixInsight、PsCC、SXTにて処理。
《コメント》
この銀河色と形が良いですね。お気に入りの銀河です。
9)アンタレス付近

アンタレス付近(カラフルタウン中心部)
影日時:2025年4月30日00時08分〜
撮影場所:長野県阿智村栗矢観測所
望遠鏡:①タカハシε-160ED(530mm F3.3)、②ε-130D(430mm F3.3)
コレクター:①、②共に専用イプシロン純正コレクターレンズ(1.0倍)
カメラ:①ZWO ASI6200MMPro(-20℃、Gain100、Offset50)
②FLI ML29050(-30℃)
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
②Astrodon Gen-2 Tru-Blance E-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:5cmF4ガイド鏡+SX-Superstar+N.I.N.A.+PHD2にてガイド
露光:①L5分×8枚、R5分×8枚、G5分×8枚、B5分×12枚
②5分×8枚、R5分×7枚、G5分×7枚、B5分×14枚(Lは1bin、RGBは2bin)
総露光時間:360分
《コメント》
初めて遠征でツイン撮影しました。
配線がとんでもない事になって、自動導入のために鏡筒を動かすたびに配線が絡まないかヒヤヒヤしました。(この後SV241という電源USBボックスを購入しました)
10)NGC5907

NGC5907
撮影日時:2025年6月2日00時25分〜
撮影場所:岐阜県土岐市 自宅玄関前
望遠鏡:ZWO SeestarS50 50mm F5
カメラ:SeestarS50内蔵IMX462MC
フィルター:SeestarS50内蔵IR-CUTフィルター
架台:赤道儀モード
露光:20秒×212枚
総露光時間:71分
処理:PixInsightにて処理(GraXpertにてカブリ除去、BXT Correct only、SPCC、AS、HT、CT、LHE)PsCCにてカブリ補正、コントラスト調整、SXTにてノイズ除去。
《コメント》
SeeStarS50の赤道儀モードで撮影したNGC5907銀河です。期待以上の写りでこれが8万円で買えるなんて凄いなあと感心します。そろそろProモデル出るかな....
11)M31

M31(アンドロメダ銀河)
撮影日:2025年7月27日01時39分〜
撮影場所:自宅観測所(岐阜県土岐市駄知町)
望遠鏡①:ε-160ED(530mm F3.3)
望遠鏡2⃣:ε-130D(430mm F3.3)
カメラ①:ZWO ASI6200MMPro -10℃ Gain100 Offset50
カメラ2⃣:FLI ML29050 -20℃
フィルター①:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LFilter
フィルター2⃣:Astrodon Gen-2 Tru-Blance E-Series RGB Filters
赤道儀:Vixen AXD+K-astec並列同架プレート
ガイド:5cmF4ガイド鏡+N.I.N.A.+SX-Superstar+PHD2にてガイド
露光①:L300秒×16枚
露光2⃣:R300秒×7枚、G300秒×7枚、B300秒×14枚 (RGBは2bin)
総露光時間:3時間40分
処理:PixInsight、PsCCにて処理。
《コメント》
今回はε-160EDでLumフィルターのみ、RGBはε-130Dで並列同架にて同時撮影しました。
この時期薄明開始が早いため並列同架による同時撮影は枚数稼げるので良いですね。
Lum画像のカブリ取りはGraXpertとMGCの両方やってみましたが、MGCのほうが良かったですね。ただ、RGB画像はMGCでエラーとなってしまい、GraXpertで処理しました。エラーの原因は不明です。
カブリ取りも対象によっては出来の良さが変わるので、MGC、GraXpert、ABEを基本として、最終的にはPsCCのグラデーションマスクで除去しています。
カブリ取りと同じく処理の引き出しは多く持つことは重要だと感じました。
12)皆既月食2025.9.8

撮影日時:2025年9月8日 1時30分〜5時
望遠鏡:ビクセンR200SS 70th Anniversary model(800mm F4)
コレクター:ビクセン コレクターPH(760mm F3.8)
カメラ:Canon EOS6D(SEO-SP5) 瀬尾電子工業天体改造カメラ
赤道儀:ビクセンSXP
ガイド:StarBookTenによる月ガイド
撮影ソフト:BackYardEOS
露光:1/1500〜1秒露光 ISO400
《コメント》
2年ぶりの皆既月食でした。珍しく天候にも恵まれ夜半過ぎ開始でしたが、見知らぬ方に声を掛けられて、その後一緒に観望したので楽しい時間を過ごせました。
次回は2026年3月3日。遠征して暗い空で星景撮影でもしようかな。
13)MWP1(メセレフ星雲)

撮影日時:2025年8月30日、31日、9月1日 20時30分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①ε-160ED(530mmF3.3)
②ε-130D(430mmF3.3)
カメラ:①ASI6200MMPro
②FLI ML16000 -25℃
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
②AstrodonGen-2 5nm Ha , O3 フィルター
赤道儀:ビクセン AXD赤道儀
ガイド:5cmF4ガイド鏡+N.I.N.A.+SxーSuperStarによるガイド
露光:①Lum5分×34,Red 5分×33、Green 5分×31、B5分×62枚.Total:800分
②Hα10分×62枚、OⅢ 10分×60枚 Total:1220分
総露光時間:800分+1220分=2020分(33時間35分)
処理:PixInsightにてWBPP。PsCCにて仕上げ。
《コメント》
はくちょう座の網状星雲近くにある淡い惑星状星雲です。
小さい対象なので来年はもう少し焦点距離の長い望遠鏡で挑戦します。
14)未明のレモン彗星(C/2025 A6)

レモン彗星(C/2025 A6)
撮影日時:2025年9月30日 04時04分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①タカハシε-160ED(530mmF3.3)
②タカハシε-130D(430mmF3.3)
カメラ:①ASI6200MMPro G100,Offset50 -15℃
②ASI2600MCPro G100, Offset50 -15℃
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series L Filter
②ZWOカメラ内蔵IR-CUT フィルター
赤道儀:AXD赤道儀+K-ASTEC並列同架プレート
ガイド:自動ガイド(ガイド星ガイドなし)
露光:①Lum2分×16枚
②2分×16枚
総露光時間:64分
処理:PixInsight、PsCC。 この写真の画角は430mmのAPS-C=645mm相当。

レモン彗星(C/2025 A6)
撮影日時:2025年10月17日 04時44分~
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①タカハシε-160ED(530mmF3.3)
②タカハシε-130D(430mmF3.3)
カメラ:①ASI6200MMPro G100,Offset50 -15℃
②ASI2600MCPro G100, Offset50 -15℃
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series RGB Filters
②ZWOカメラ内蔵IR-CUT フィルター
赤道儀:AXD赤道儀+K-ASTEC並列同架プレート
ガイド:自動ガイド(ガイド星ガイドなし)
露光:①RGB各2分×3枚
②1分×9枚
総露光時間:18分+9分=27分
レモン彗星C/2026 A6
撮影日時:2025年10月23日18時58分〜
撮影場所:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬
カメラ:EOS6D(SEO-SP5)
レンズ:EF24-105mmF4L 上段は70mm 下段は105mm どちらも50%程度クリップ。
赤道儀:ビクセンGPD(赤径体のみのポタ赤仕様)
ガイド:1軸恒星時ガイド(ノータッチ)
露光:上段:10秒×7枚、下段20秒×7枚 ISO3200
処理:PsCCのみ
《コメント》
最初に2枚は夜明け前、最後の1枚は夕方のレモン彗星です。やはり明け方のほうが写りが良いです。
15)ハート星雲
ハート星雲
撮影日時:2025年10月13日20時21分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①ε-160ED(530mmF3.3)
②ε-130D(430mmF3.3)
カメラ:①ZWO ASI6200MMPro -15℃ G100,Offset50
②ZWO ASI2600MCPro -15℃ G100,Offset50
フィルター:①Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
②ZWOカメラ内蔵IR-CUTフィルター
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
ガイド:50mmF4ガイド鏡+N.I.N.A.+PHD2+SX-Superstarにてガイド
露光:①LRGBともに5分×9枚、②5分×37枚
総露光時間:①180分+185分=365分(6時間5分)
処理:PixInsight、PsCCにて処理。
コメント
円形カブリがひどく、GraXpertでもMGCでも取り切れず、結局PsCCのグラデーションマスクの手作業でカブリ補正しました。
16)Sh2-223,224付近〜ぎょしゃ座の超新星残骸〜
Sh2−223、224付近
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所
望遠鏡:①ε-160ED(530mmF3.3)
②ε-130D(430mmF3.3)
カメラ:③ZWO ASI6200MMPro Gain100, Offset50 -25℃
④FLI ML29050 -30℃
⑤FLI ML16000 -30℃
フィルター:⑥Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
⑦Astrodon Gen-2 Ha 5nm, OⅢ 5nm Filters
⑧Astrodon Gen-2 Ha 3nm, OⅢ 3nm Filters
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:5cmF4ガイド鏡+SX-Superstar+PHD2にてガイド
露光①+③+⑥:L5分×20枚、R5分×20枚、G5分×19枚、B5分×30枚
露光①+③+⑧:Hα10分×39枚、OⅢ10分×37枚
露光②+④+⑥:L10分×10枚、R5分×10枚、G5分×10枚、B5分×9枚(RGBは2bin)
露光②+⑤+⑦:Hα10分×39枚、OⅢ10分×41枚
総露光時間:37時間30分
《コメント》
右上の家の屋根のような形が面白い星雲です。
初めて撮影しましたが、相当淡く、トータル37時間以上撮影してようやくでした。
17)カリフォルニア星雲

カリフォルニア星雲SHO
撮影日時:2025年11月30日〜12月18日 22時37分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:①ε-160ED(530mm F3.3)
②ε-130D(430mmF3.3)
カメラ:③ASI6200MMPro −25℃ G100,Offset50
④ML16000 -30℃ 1bin
フィルター:⑤Astrodon 3nm Ha、OⅢ Filters
⑥Astrodon 5nm SⅡ、Ha、OⅢ Filters
赤道儀:AXD赤道儀+K-ASTEC並列同架プレート
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+5cmF4ガイド鏡+SX-Superstarにてガイド
露光:①+③+⑤:Ha10分×27枚、OⅢ10分×39枚。
②+④+⑥:SⅡ10分×25枚、Ha10分×10枚、OⅢ10分×35枚。
Total:SⅡ250分+Hα370分+OⅢ740分=1360分=22時間40分
《コメント》
久しぶりのSⅡフィルター撮影でSHO合成してみました。
Hαが強すぎて真緑に。相対的にSⅡ特にOⅢは淡いのでバランスを取るのが大変でした。
18)クリスマス星雲とかたつむり星雲

クリスマス星雲とかたつむり星雲
撮影日時:2025年11月30日0時00分〜、12月18日22時44分〜
撮影場所:岐阜県土岐市駄知町自宅観測所
望遠鏡:①ε-160ED(530mmF3.3)
②ε-130D(430mmF3.3)
カメラ:③ASI6200MMPro -25℃ G100、Offset50
④ML16000 -30℃ 1bin
フィルター:⑤Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
⑥Astrodon 3nm Ha Filter
⑦Astrodon 5nm Ha OⅢ Filters
赤道儀:ビクセンAXD+K-ASTEC並列同架プレート
ガイド:N.I.N.A.+PHD2+5cmガイド鏡+Sx-Superstarにてガイド
各露光時間:①+③+⑤LRGB各5分×10枚=150分
①+③+⑥Hα10分×13枚=130分
②+④+⑦Hα10分×10枚=100分、OⅢ10分×9枚=90分
総露光時間:LRGB150分+Hα250分+OⅢ90分=490分=8時間10分
《コメント》
はじめてPixInsightの『Continuum Subtruction』を使ってRチャンネルからHαを減算し純粋なHα成分を取りだして、Rチャンネルに加算しました。OⅢも同様に行っています。
星はLRGB画像のみです。この領域はカラフルなのでRGBでじっくり撮影した方が良い結果になると思います。
まとめ
撮影出来なかった印象が強かったのですが、それでも18対象ご紹介出来ました。紹介しなかった作品を加えると20対象は撮影しています。以外と撮影していましたね。
来年は新たな対象を発掘してみたいと思っています。そうなるとGS300RCがメインとなるかな。
でも又昨年や今年のように大彗星が来てくれること祈って止みません。
・・・・2025年を振り返って〜機材編に続く。
コメント
コメント一覧 (2)
今年も宜しくお願い致します。
昨年は天気にはホント参りましたね・・。3月以降、11月までロクに晴れてませんでした・・。
それにしても、どの画像も素晴らしいですね。
メセレフ星雲、Sh2-224がとてもカラフルで面白いな、と感じました。
レモン彗星も見事ですね。夕方のも臨場感があり、長い尾も写っていていい感じだと思います。
NGC3718は透明感もあって、自然体。僕の場合、ついつい強調しすぎてしまうので、反省せねば・・とても参考になりました。
のんた
が
しました
コメントありがとうございます。
昨年はコメント沢山頂きありがとうございました。
昨年は後半中々晴れてくれなくて困りました。
そんな中ナローフィルターをゲット出来たのはツイン鏡筒で時短出来るのはありがたいです。
今年はNⅡフィルターを使ってみたいと思っています。
またお会いしたいですね。
今年もよろしくお願いします。
のんた
が
しました