自宅庭の外構工事に合わせて、庭の一角にニッシンドームのスライドルーフSRS3030を計画しています。いよいよ2月初旬から外構工事が始まり、スライドルーフの設置は3月1日に決まりました。最後の追い込みの打ち合わせを行っています。

話が前後しますが、実を言うと観測所を設置する自宅庭はそれ程環境的に良くありません。
自宅は土岐市という中光害地にあるのですが、天頂付近から西側は名古屋の光で使い物になりませんし、北東側に2階建ての自宅があり、約30~40度以下は自宅が邪魔で見ることが出来ません。
また、南東~南側(図面では下側)は約30度の山があります。そして、南西側は天頂付近に電線とそれより西は光害があり、実際観測できる範囲は東~南東側30度付近から天頂付近に限られます。
北側は地平線まで見れますが、町のあかりで明るいです。
youtube動画はこちら。


条件的には良くないのでスライドルーフの設置は一度は諦めました。
でも、狭い視野であっても南東30度から天頂付近まで見られれば、そこそこ撮影が出来ることと、老後に楽しみが増える事から思い切ることにしました。
74fa973e.jpg

 自宅庭から撮影したモンキー星雲(R200SS+5Dmark2)トリミング有り

スライドルーフの外観はこちら
db87e5b8.jpg

カーポートが邪魔にならないように、また少しでも見晴らしを良くするために地面から1m底上げしています。
f87e0085.jpg

平面図を示します。図面上が北西です。

スライドルーフ中心の120cm×120cm区画は、この上にピラーを設置しますので、この部分だけ地面からコンクリートで固めます。そしてその四方を防振ゴムを入れて貰うことになっています。
悩んでいるのは、棚の位置を南側にして、パソコンなどの制御机を北側にしようかと思っていますので、この120cm四方の大きさを大きくするか、やや北西へずらすか悩んでいます。

また赤道儀は新たに新調することにしました。AXD赤道儀+ピラー脚+ハーフピラーにする予定です。
ブロック1段分はベース部分を下げてありますので、丁度ピラー脚部分の上に板張りをする予定です。20cmピラー脚設置部分が下がるので、275mmのハーフピラーが必要になるかと思いますが、図面で見ると微妙です。なしでも行けるかも知れませんが、屈折やカセグレン系の望遠鏡で天頂を撮影するとき体勢が厳しそうです。
d1dc92cd.jpg

 AXD赤道儀+ピラー+ハーフピラーの場合の設置図

9d53ac4c.jpg

 ハーフピラーがない場合の設置図
 なしでも一応北極星は見ることが出来そうです...
 

来週26日に打ち合わせがあります。電気配線がまだ固まっていません。
アドバイスありましたよろしくお願いします。
打ち合わせの後、ninzyaさんの観測所へ見学に行く予定です。
(ninzyaさんよろしくお願いします)