1月31日~2月1日未明までミッチーさんと高丸さんとヘブンス園原スキー場駐車場へ星の撮影に行ってきました。22時まで用事があったので、23時頃到着でした。

 現地に到着する前は良かったそうですが、夜半過ぎから霞が掛かったように透明度が悪くなりました。また、時折風が吹いていました。そんな中でSN2014JのあるM82、M81をVISAC直焦点+SXP赤道儀で撮影しました。このシステムの重量は約15kgで、公称16kgギリギリです。風がある日の1800mmはちょっと無理がありそうです。
(この前撮影した馬頭星雲より星が肥大していました) 
654db68c.jpg

   2014年2月1日00時30分~ 20分露出×13枚
 ビクセンVC200L・DG鏡筒+CanonEOS5DM2(SEO-SP3)
 ビクセンSXP赤道儀、ED70SS+BORG1.4倍テレコンバーター+TGV-Mにてスターブックテンの
 ビデオガイドにて自動追尾
 
 RAP2にてダーク減算、フラット補正後PsCCにて現像
 ステライメージ7にてコンポジット合成、デジタル現像
 PsCCにて強調処理等。

  SN2014Jの拡大画像はこちら
 超新星SN2014Jの明るさは11.5~12等くらいでしょうか。
 高丸さんの望遠鏡で眼視でも確認できました。
1ce625a3.jpg


 
ヘブンス園原スキー場観測地について
 この時期、しらびそ、高嶺、根の上など標高の高い場所は閉鎖されているため、立ち入ることが出来ません。その点、このヘブンス園原スキー場駐車場は、園原インターから約5分と至近距離にあるため、自宅のある土岐から約1時間で到着出来ます。インターから近いため、やや北東の空30度付近まで明るいですが、恵那山が西にあるおかげで、名古屋からの光を遮ってくれるため、東南30度位から天頂付近まで良い感じで観測できます。雪も殆どないため、手軽に行ける観測地として重宝しています。

 ただ、スキーシーズンの今はロープウエイ山頂からサーチライトのような灯りが朝まで照らしていますが、元々西側は少し明るいのでそれ程苦になりません。(22時過ぎには消灯してもらえると良いですけどね....)