ニッシンドームのスライドルーフを設置した際、一番心配だったのが真夏の昼間の室内温度です。以前、R200SSのコマコレクターを車の中に入れっぱなしにして熱でダメにしてしまった(コマ補正具合が変になった)ことがあったからです。

 一昨年スライドルーフを検討していたときにwebで調べてみるとやはり観測室内は外気温プラス10度程度にはなってしまうと。自宅は全国的に有名な多治見市が隣ということもあって最近は毎年暑い時で38-39度になるときも珍しくありません。すなわち、室内温度は50度にもなってしまいます。
日新商会さんに相談してみたところ、遮熱塗料を検討されていたようで、遮熱塗料オプションを始める予定とのことでした。
 値段はSRS3030で24万円と安くありませんでしたが、思い切ってこのオプションをつけて頂くことにしました。

下地剤は、アルミ地金が使ってる屋根部分とアルミに塗装が施している壁部分とで下地剤を使い分け、遮熱塗装は、エコキットと言う物を2回塗装してあるそうです。

では実際にどうなのか検証してみました。

2014年8月5日午後2時15分のスライドルーフ内に置いてある温度計の温度です。(換気扇は回さず、締め切っています)
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室内温度は36.1℃、湿度51%でした。


この温度計を外に出して計測しました。5分後の値はこちら
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35.3℃と0.8℃低下しました。

更に5分後(外に出して10分後)は....
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34.9℃でした。
グラフ化してみると....
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この後5分位様子を見たのですが、これ以上下がりませんでしたので、外気温と観測所内温度の差は1.2℃でした。殆ど外気温と変わりません。遮熱塗料を塗らない場合外気温+10℃とのことだったのでこの差は大きいですね。....うーん、遮熱塗料って凄いですね。

これなら真夏の暑い日に締め切っていても安心です。