昨晩久しぶりに快晴だったので平日にもかかわらず、自宅観測所にて撮影しました。

cad8ea2a.jpg

 
ba1aba05.jpg

ジャック彗星と胎児星雲
初代VISAC直焦点(1800㎜F9)+EOS5D Mark2(SEO-SP3) 
VIXEN AXD赤道儀 ED70SS+BORG1.4倍テレコン+イメージングシフト装置+QHY5-ⅡM
PHD2 BYEにて撮影。ISO1600。
上の写真2分露出×8枚(彗星核コンポジット) 下の写真2分露出×8枚(恒星コンポジット)
CCDstack2にてダーク減算、フラット補正、カラー現像、コンポジット。
ステライメージ7にてデジタル現像、色補正。
PsCCにて強調処理、ノイズ処理、かぶり補正。

7.2等星のジャック彗星核をガイド星として狙ったのですが、QHY5-ⅡMではガイド出来ませんでした。ブレブレ。(PHDガイディングで露出時間、明るさ調整など色々試しましたがダメ)

6月に高鷲で撮影したパンスターズ彗星は8等星だったのにも関わらず、TGV-Mビデオカメラ+アドバンスユニットのビデオガイドで彗星核ガイド出来ていましたので、QHY5-ⅡMのほうが低感度なのか、TGV-M+アドバンスユニットが凄いのか...ガイド星の描出自体は変わらなさそうなのに...

上は2分露出を8枚彗星核でコンポジット合成しました。星が流れてバックの胎児星雲の描出がイマイチです。ちなみに恒星基準コンポジットとしたのが下の写真です。
外気温が高くノイズが目立ちますが、恒星が点で写るし,彗星の尾がどちらにしてもあまりかわらかったのでこちらの方が良いかなあ。

今週末は『しらびそ』遠征の予定です。(天候が心配ですが...てるてる坊主作ってもらおう!)
暗い空で再チャレンジです。

8月25日追加
胎児星雲の赤がもう少し出るよう再処理してみました。コメントにも書きましたが、PSで現像した方が色がビビットになるのでRAP2でダーク、フラット処理した後PSで現像するとカラーバランスがメチャクチャ。緑が強くなってしまい、どうやっても調整出来ません。
???前にも同じようなことがあったのですが、原因分からず...

459cb04c.jpg