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NGC7293(らせん状星雲)(10%程度トリミング)
2014年8月28日 23時34分~ 10分露出×7枚(10枚撮影しましたが、1枚は電線にかかり、最後の2枚は木に隠れてしまいました)
初期型VC200L+VC用レデューサー+LPS-P2フィルタ+EOS5DM2(SEO-SP3)
VIXEN AXD赤道儀 ED70SS+BORG1.4倍テレコン+イメージングシフト装置+QHY5-ⅡM
PHD2 BYEにてディザリングガイド撮影。
RAP2にてダーク減算、フラット補正、輝点黒点除去
PSCCにて現像、ステライメージ7にてコンポジット、色補正、カブリ補正、デジタル現像
PSCCにて強調処理、ノイズ除去、カブリ補正、色調補正。


昨晩23時頃外に出てみると晴れ間が。GPVを見ると中部地方は数時間晴れそうな雲の流れです。
最近の悪天候続きで晴れたら撮影と思ってたので、早速スライドルーフを開けました。

昨年から撮影したいと思っていたNGC7293を狙いました。
自宅からの7293は山の上ギリギリに顔を出し、なおかつ電線に掛かるときもあるため自宅からは困難な対象の一つです。

NGC7293は8月28日23時頃山の上ギリギリの電柱右側のに位置して2時頃右側の木に隠れます。
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観測所から見た真南の空
写真で見ると無謀な挑戦だなあって感じです。

この半年VISAC直焦点でレデューサーや光害カットフィルターを使わず撮影していました。今回VISACにレデューサー+LPS-P2フィルターを付けてのテスト撮影を行ってみました。

レデューサーで周辺星像の悪化がどの程度なのか気になるところでしたが、思ったほど悪くない。
ただ、周辺減光が激しく、フラット補正が綺麗に合わない...処理でごまかしましたが上手に出来ていません。また光害カットフィルター(LPS-P2)を付けると星雲のコントラストが出て描出は良くなりますが、色がどぎつくなりますね。やっぱりフィルターない方が自然で好きだなあ。