GENTAさんから譲っていただいた、自動モザイクソフトと基盤を使って動作テストを行いました。
これは、赤道儀とPHD2、及び自動モザイクソフトをASCOMで接続し、デジカメはPCからUSB接続されたシャッターコントロール基盤と接続したレリーズコードをカメラに繋いで、あらかじめセットしたモザイク(最高3×3の9コマ)を自動制御で行う物です。
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テストは、オリオン大星雲を4コマモザイクしてみました。
機材は、VISAC直焦点+オフアキシスガイダー(ガイドカメラQHY5Ⅱ-M)+5Dmark2、赤道儀はAXDです。

1番から4番まで自動で望遠鏡が動いて、PHD2がガイド星を自動で見つけ、ガイドし、露出が始まります。露出設定は、Ⅰ-5番まであり、多段階露光にも対応しています。

結果はこちら
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つなぎ目が分かるようにPhotomargeは使わず、手作業で繋いでありますので繋いだ線が見えます。
結構いけそうな感じです。

問題点
VISACのオフアキではガイド星が見つからないコマがあり、マニュアルで星を指定してやらなければなかった。(ガイドカメラの露出時間を3秒から5秒に変えるとみつけられた)
もっと感度の高いガイドカメラにしないと苦しい。

ほかにも、ステラナビゲータとの連携や、パソコン使っているのにPC接続ではないのでbackyardEOSやCanon utilityが立ち上がらないなどがある。

しかし、多コマモザイクが自動で出来るのは素晴らしいです。