2月19日木曜日、透明度がよかったのですがさすがに平日は遠征できず自宅観測所で活動しました。
前から撮影したかったM106とその周辺を撮影しました。しかし赤道儀の調子が悪く、途中で6枚撮影後、ガイドエラーとなっていました(>_<) うーん、何がわるいんだろう。たまにPHD2エラーになるんだよね。
金曜日は飲み会だったので、帰宅したのが22時ごろ。この日も天気が良かったので、本来なら遠征したかったのですが、時間的に遅かったので昨日の続きを撮影することにしました。
アライメント中にラブジョイ彗星がM76(小アレイ星雲)に接近する日だったことを思い出し、ステラナビゲーターにて自動導入。すでに西に大きく傾き、望遠鏡の角度は20度~30度と低空。すでに名古屋の光害の中でした。まあ存在だけでもと思い、3分×6枚撮影しました。
その後、レジ袋フラット、ダークを撮影し、本命のM106へ望遠鏡を向けました。
M106とその周辺
2015年2月19日~20日(19日は2時21分より6枚、20日は22時50分から12枚) 自宅観測所にて。
旧VC200L直焦点+5DMarkⅡ(SEO-SP3) ISO1600 15分×18枚(総露出時間:4.5時間)
AXD赤道儀 オフアキシス+QHY5Ⅱ-M、PHD2、BackYardEOS3.12にてガイド
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてカブリ補正、デジタル現像
PSCC2014にて強調処理、カブリ補正、ノイズ処理など
M106内のHⅡ領域がやっぱりデジカメでは写りませんね。Hα足さないとダメかな。
天彩で教えていただきましたが、5DMarkⅡは1600がもっとも効率がいいそうです。最近1600で撮影しています。
そして一応撮影したラブジョイです。
ライブジョイ彗星とM76
2015年2月20日22時30分~ 自宅観測所にて
旧VC200L直焦点+5DMarkⅡ(SEO-SP3) ISO1600 3分×6枚
AXD赤道儀 オフアキシス+QHY5Ⅱ-M、PHD2、BackYardEOS3.12にて恒星時ガイド
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてカブリ補正、デジタル現像
PSCC2014にて強調処理、カブリ補正、ノイズ処理など
ライブジョイ彗星とM76の接近のことすっかり忘れて飲み会に行ってました....(>_<)
この彗星12月から撮影していますが、もう2か月も楽しませてくれています。またこのくらいの彗星来ないかな。
追記
M106銀河の彩度が低かったので再度処理しました。
前から撮影したかったM106とその周辺を撮影しました。しかし赤道儀の調子が悪く、途中で6枚撮影後、ガイドエラーとなっていました(>_<) うーん、何がわるいんだろう。たまにPHD2エラーになるんだよね。
金曜日は飲み会だったので、帰宅したのが22時ごろ。この日も天気が良かったので、本来なら遠征したかったのですが、時間的に遅かったので昨日の続きを撮影することにしました。
アライメント中にラブジョイ彗星がM76(小アレイ星雲)に接近する日だったことを思い出し、ステラナビゲーターにて自動導入。すでに西に大きく傾き、望遠鏡の角度は20度~30度と低空。すでに名古屋の光害の中でした。まあ存在だけでもと思い、3分×6枚撮影しました。
その後、レジ袋フラット、ダークを撮影し、本命のM106へ望遠鏡を向けました。
M106とその周辺
2015年2月19日~20日(19日は2時21分より6枚、20日は22時50分から12枚) 自宅観測所にて。
旧VC200L直焦点+5DMarkⅡ(SEO-SP3) ISO1600 15分×18枚(総露出時間:4.5時間)
AXD赤道儀 オフアキシス+QHY5Ⅱ-M、PHD2、BackYardEOS3.12にてガイド
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてカブリ補正、デジタル現像
PSCC2014にて強調処理、カブリ補正、ノイズ処理など
M106内のHⅡ領域がやっぱりデジカメでは写りませんね。Hα足さないとダメかな。
天彩で教えていただきましたが、5DMarkⅡは1600がもっとも効率がいいそうです。最近1600で撮影しています。
そして一応撮影したラブジョイです。
ライブジョイ彗星とM76
2015年2月20日22時30分~ 自宅観測所にて
旧VC200L直焦点+5DMarkⅡ(SEO-SP3) ISO1600 3分×6枚
AXD赤道儀 オフアキシス+QHY5Ⅱ-M、PHD2、BackYardEOS3.12にて恒星時ガイド
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてカブリ補正、デジタル現像
PSCC2014にて強調処理、カブリ補正、ノイズ処理など
ライブジョイ彗星とM76の接近のことすっかり忘れて飲み会に行ってました....(>_<)
この彗星12月から撮影していますが、もう2か月も楽しませてくれています。またこのくらいの彗星来ないかな。
追記
M106銀河の彩度が低かったので再度処理しました。
コメント
コメント一覧 (11)
名古屋の光害の中といえ、ラブジョイは、元気ですね。M76と比べても明るさが際立ってますね。
のんた
がしました
飲み会と言っても私はもともと飲めないので、正確には食事会です(^^;)
ラブジョイいまだに結構明るいですよ。今晩晴れたらもっと早い時間に撮影してみます。
のんた
がしました
自宅からこれほど綺麗に撮れるなら、もう遠征に行かなくていいのでは と思ったりします(笑)
ラブジョイはほんと長い間楽しませてくれますね。
おっしゃるようにこれくらいの彗星が時々来てくれればうれしいですよね。
彗星って期待してるとダメになる事も多いようなので、ひっそりとやって来て急激に増光してほしいです(笑)
のんた
がしました
いやーやっぱり遠征地での写真は違いますよ。コントラストが違いすぎます。ただ2晩掛けることは中々出来ないのでその点観測所は良いかも知れません。総露光時間10時間越えが今年の目標なんです。10時間越えると見えなかったものが見えてくるような気がします。
そうなんですよ。彗星や流星群はマスコミが騒ぐと駄目ですよね。古いところではジャコビニ流星雨、新しいところではアイソン彗星。
逆に全くノーマークだった2007年のマックノート彗星(南半球のみ見えた)なんて凄いなってもんじゃない彗星に化けましたもの。
よくよく思い出してみると北半球には大きく明るい彗星ってこの20年近く来てないですね。1997年のHB彗星以来来てない。
1960年~1970年代には大きな彗星コンスタントに来ていたのに....
その頃はいたいけな子供だったのでウエスト彗星が見たくて何度か早起きしたものの見ることが出来ませんでした。
生きている間に広角レンズでしか全容撮れないほど大きな彗星が来てくれること祈っています。
のんた
がしました
んー、FLI8300の出番はまだなんでしょうか?
もっとも、フォーサーズフォーマットだと、フルサイズの1/4の画角しか無いのがまた悩ましいところかもしれませんね・・・・
M106,星の彩度は良いのに銀河の色ノリが悪いのは・・????
5D2、ISO1600がほんとにいいんですかね?持ってないのでなんとも言えませんが・・・
デジカメに関しては、個人的な意見としては、ケース・バイ・ケースです。光害地と山での適正値は異なるという実感を持っていますので・・
自分で確かめるべきだと思いますよ。
ただ、VISACなら、ボクもISO1600を使うだろうなぁー・・
のんた
がしました
ML8300は接続リングを注文していて本日届いたんですが、ネジピッチを間違えて注文(インチピッチの1.06ピッチなのを0.75ピッチ)してしまい、再制作となってしまいました。またVISAC接眼部のサポートリングをお願いしていますが、できあがりが3月中旬になりそうです。
5DM2今まではISO800で撮影していたのですが、どうもデジカメによって最適なISO設定があるようです。40Dくらいまで800、5DM2位の機種は1600、最近の6Dは3200だそうです。実際800と比べても1600の欠点(ノイズ)はなさそうです。
のんた
がしました
ご存じかも知れませんが、カメラの世代毎にフルウェルキャパシティに違いがあって信号を取り出す際の最適なISO設定があるそうです。検証結果からEOS5Dmark2は1600~2000の間が一番効率が良いそうです....ただ自分で確認したわけではないので自分のカメラがそうなのかは分かりません。(ただ先のコメントにあるように少なくとも1600にすることのデメリットは感じていません)
さすがUTOさん。だませませんね。星の色は星マスクを使って彩度を高めてあります。ただ銀河の色乗り悪いですよね。星雲のみのマスク作って元々かなり黄色だったのを色補正していますがその弊害かなあ。色補正後、色彩強調マスク使って赤を強調したんですが....
のんた
がしました
この情報を引き出すのが「処理」とゆーやつか、と思いました。
しかし天体っていうのは「これ」っていうのが難しいですね。
人に言われて「なるほどそうか」ってちょっといじってみると
全く違うものになったり。
後ろを振り返らない強引さ、というか強い心が持てればサイコーなんですが、
僕はまだフラフラしてますからーー。
のんた
がしました
そうなんです。天体写真って「これだ」っていうのが難しいですよね。なんと言っても目に見えないもの、見たことないものを写真にするわけですから。ただ、はっとさせられる写真には、基礎がしっかり出来ていて尚かつ訴える何かがある。自分は未だ基礎の部分で試行錯誤の段階です。
ミッチーさんは自分というものを確立されていて写真から訴えるものをもってみえるので素晴らしいと思います。ただ、ここ半年くらいミッチーさんの写真を見るとフラフラしているというのは分からなくはないですが、さらなるステップアップを目指している姿は素晴らしいと思います。
のんた
がしました
カメラ自体を検証する必要性まではないと思いますので、普通に撮影して問題ないと感じれば、それでOkだと思います。
フルウェルの件はもちろん知っていますが、最適なISO値はやはり標準最低感度が一番性能を引き出せます。ただし、天体写真では露出不足で映像エンジンによる影響が懸念されますが・・
その点で、光害地での撮影では、どのみち光害で底上げされてしまうので、ハイライトの飽和を抑えられることを考えれば、ISO感度は落とした方が、最終的には得策かもしれませんよ。
ウチの庭だとEOS40DでイプシロンorGENESIS(F4前後)ならISO400ないしISO200使いますから・・。
ただ、そこは実際に撮影して判断する部分なので、、ISO1600で問題ないと感じられたのなら、それで大丈夫!
のんた
がしました
光害地と遠征地ではバックの明るさ自体が異なるため同じISOでやる必要はないですね。ただ、今回自宅の環境でISO1600、15分露出でヒストグラムの中央やや左だったので、この位の空ならISO1600も悪くないと思います。明るい鏡筒の場合はISO800が良いかと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。
のんた
がしました