瀬尾さんに冷却改造していただいた6D(SEO-Cooled 6D)のファーストライトを自宅観測所にて行いました。


網状星雲左側
2015年7月22日1時20分~
岐阜県土岐市 自宅観測所
R200SS+MPCC(柴田さんに作ってもらったMPCCネジアダプタ)+SEO-Cooled 6D(SEO-SP4)
外気温26℃。カメラ上部の液晶表示で-2℃、BackYardEOS表示で‐7℃(うそやら)
5min×3枚 ISO1600 フィルターなし
AXD赤道儀、6㎝F4ガイド鏡+ビクセン2.4倍Cマウントテレコン+QHY 5Ⅱ-Mにてディザリングガイド(PHD2+BackYardEOS3.1.3)
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてコンポジット、色調補正、カブリ補正、デジタル現像
PSCC2015にてカブリ補正、コントラスト強調、色調補正、ハイパスフィルター

それぞれ1枚画像です。ダーク補正、フラット補正していません。ノイズ処理もなし。
先日5DM2(SEO-SP3)非冷却カメラで撮影しましたが、カラーノイズが盛大にでてノイズ処理しても取り切れませんでした。しかしこのカメラではランダムノイズがほとんど見られません。処理もすごく楽でした。また結露も全くありませんでした。これなら熱帯夜でもバリバリ撮影できそうです。
追記
フラット画像です。

R200SS+MPCC+SEO-COOLED 6Dフラット画像
1枚もの。強調処理なしの素の画像。
追加
21日撮影したもう1枚です。

R200SS+MPCC+SEO-COOLD 6D
5分×6枚×2のモザイク合成。


網状星雲左側
2015年7月22日1時20分~
岐阜県土岐市 自宅観測所
R200SS+MPCC(柴田さんに作ってもらったMPCCネジアダプタ)+SEO-Cooled 6D(SEO-SP4)
外気温26℃。カメラ上部の液晶表示で-2℃、BackYardEOS表示で‐7℃(うそやら)
5min×3枚 ISO1600 フィルターなし
AXD赤道儀、6㎝F4ガイド鏡+ビクセン2.4倍Cマウントテレコン+QHY 5Ⅱ-Mにてディザリングガイド(PHD2+BackYardEOS3.1.3)
CCDStack2にてダーク減算、フラット補正、現像
ステライメージ7にてコンポジット、色調補正、カブリ補正、デジタル現像
PSCC2015にてカブリ補正、コントラスト強調、色調補正、ハイパスフィルター

それぞれ1枚画像です。ダーク補正、フラット補正していません。ノイズ処理もなし。
先日5DM2(SEO-SP3)非冷却カメラで撮影しましたが、カラーノイズが盛大にでてノイズ処理しても取り切れませんでした。しかしこのカメラではランダムノイズがほとんど見られません。処理もすごく楽でした。また結露も全くありませんでした。これなら熱帯夜でもバリバリ撮影できそうです。
追記
フラット画像です。

R200SS+MPCC+SEO-COOLED 6Dフラット画像
1枚もの。強調処理なしの素の画像。
追加
21日撮影したもう1枚です。

R200SS+MPCC+SEO-COOLD 6D
5分×6枚×2のモザイク合成。
コメント
コメント一覧 (16)
のんた
が
しました
冷却の実力ってこんなに凄いんですね。
私も撮影楽しみにしてます。
のんた
が
しました
冬場はともかく真夏の撮影でのノイズの少なさにはびっくりです。
少ない枚数ながら強調しても結構粘ってくれます。
これから夏の星雲を撮りまくるぞと思った矢先また曇り空。梅雨明けしたんじゃないのかい?
のんた
が
しました
ちまたではニコンD810Aが非冷却なのに低ノイズと話題となっていますが、真打ちはこちらでしょう......と思いたい。
また色々情報交換しましょうね。
のんた
が
しました
のんた
が
しました
ミラーケラレもないので素直な感じですよ。MPCCが48mmφなので最周辺はやや落ち込みます。
のんた
が
しました
ところで、教えてほしいのですがコンポジットにCCDStackを使わないのはなぜですか。
それとCCDStackでカラー現像(debayer)すると全体に緑が立った色調になりますよね。で、私の場合はCCDStackでコンポジットした画像をCropした後に、color>adjustでバックグラウンド指定してからR,G,Bのファクターを1.0,0.85,1.4程度にして、一応カラーバランスをとってからFITS保存します。(続く)
のんた
が
しました
でも、その後ステライメージ7で開いてみるとバックグラウンドは大体あっていますが、カラーバランスは崩れてやはりグリーンが立った画像になってしまっているので、ステライメージのレベル補正でRGBのヒストグラムを合わせて、場合によってはオートストレッチ処理をしてカラーバランスを取り直しています。CCDSTackでカラーバランスをとったものをscaledで保存すればカラーバランスは維持されるようですが16ビットTiff保存になるのでなんかもったいない気がして維持でもFITSで渡しています。のんたさんはどうされています。
のんた
が
しました
冷やしたノイズ低減効果は覿面ですよ。マルさんも瀬尾さんに頼んで冷却改造して下さい(笑)
質問の件ですが、いつもは大体CCDstack2でコンポジット処理までしていますが、今回は別対象ものも一括で処理したので、コンポジットはステライメージ7としました。ステライメージも7になってからコンポジット精度が上がってかなり満足できる仕上がりです(CCDstackはたまに位置合わせがうまく行かないときがあります)ので、CCDstackでやったりステライメージ7でやったり色々その時の対象によって、また気分によって変えています。(続く)
のんた
が
しました
2つめの質問ですが、カラー現像、クロップ、位置合わせ、コンポジット後には色あわせしていません。そのままfitsで保存して、ステライメージ7へ持って行きます。CCDstackでは色が緑に寄っていますが、なぜかステライメージへ持って行くと大体良い感じの色になっています。そしてステライメージのレベル補正で色合わせ(各色の色を揃える)をしています。
最初はマルさんのようにカラーバランスを整えてからステライメージへ持って行っていたのですが、結局上記色あわせをするので最近は色あわせしていませんCCDstack現像の最大の利点はfitsのままステライメージへ渡せるところなので、TIFFで保存してしまってはもったいないと思います。
のんた
が
しました
逆にRAP2→PSCCで現像したときにもおかしな画像となるときがあります。その場合は両方試して良い結果の方にしています。
のんた
が
しました
話は変わりますが、CCDStackでカラー化するとステラのデジ現SSSで目玉ができる確率が高いですね。多分、ハイライト部のカラーバランスがあっていないんでしょうね。わからないことが多いです。すみません、だらだらと書いてしまいました。
のんた
が
しました
のんた
が
しました
のんた
が
しました
そしてもうすぐコマコレクターPHも届くんでしたっけ?
ウハウハじゃないですか!
のんた
が
しました
でもML8300との使い分け考えないと...16ビットとフィルターワークを活かして自宅では小さい対象を狙って冷却CCD、遠征では広い画角を活かして冷却6Dかなあ。まあ撮る対象で決めれば良いかな。
のんた
が
しました