遠征時の荷物を少なくしたいのと、望遠鏡周りの配線を何とかすっきりさせたいと思ってきましたが、nonkaさんのブログでスティックPCの記事をみて、これは!と思い早速買いました。

購入したのは「Diginnos Stick DG-STK4S」
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スペックは以下の通り。
CPU:インテル Atom x5-Z8500(Quadcore, 定格1.44GHz, 最大2.24GHz, cash2MB)。
メモリー:4GB DDR3L
ストレージ:32GB eMMC
インターフェース:IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、USB3.0×2、Micro-USB×1(給電用)、HDMI×1、microSDカードスロット(SDXC)を搭載。
本体サイズ:123(幅)×59(奥行き)×22(高さ) mm、重さは約 95g。
OS:Windows 10 HOME 64bit インストール済み。

いろいろなスティックPCがあり選ぶのが大変かと思いましたが、メモリーが4GBのものは少なく、売られている物のほとんどが2GBです。幾つかのソフトを同時に立ち上げる天体撮影ではちょっと2GBでは不安だったので4GBモデルにしました。Windows10 64ビットなので4GB以上載りますが、オンボードメモリーのため増設は不可。8GBモデル自体がありません。

 ストレージが32GBじゃあ足りないと思い、注文時に64GBのマイクロSDカードを購入しました。撮影画像はこちらへ保存しようと思います。

本体無線キーボードと無線マウスが付いて23000円(税込)
それにマイクロSDカード2000円位を追加して送料1000円でしめて26000円。安い!
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キーボードのほうが何倍も大きい! PCがマウスより小さい...

 早速リビングにある液晶TVと繋いで、必要なソフトをインストールしました。
思ったよりたくさんインストールしなきゃいけなくて時間が掛かりました。MaximDLなんてどうやってライセンスID入れるかすっかり忘れていました...
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 実際の撮影では、このスティックPCを望遠鏡のバンドかプレートに固定して、リモート接続する
 予定です。

 色々考えてみるとこのPCでは問題点が2つありました。

1)HDMIにモニターを繋がないとステラナビ10が動かない
2)スターブックテンが有線LAN接続なのですが、このスティックPCには無線LANはあるが、
  有線LAN端子がない

1)は事前にnonkaさんのブログでHDMIエミュレータなるものがあると聞いていましたので、
  AMAZONで探すと8000円もするじゃないですか....高すぎと思い、ヤフオクで探したら丁度
  3500円で落札出来ました。明日か明後日には届きます。

2)を解決する方法は3つ。
  1.ステラナビを諦め、スターブックテンで自動導入する。
  2.無線LANルータで有線を無線化して無線接続する。
  3.有線LAN→USB変換アダプタでUSB接続する。

 1.は折角リモート接続で運用するのに自動導入だけスターブックテンのある望遠鏡の近くまで
   行かねばならなくなること。またスターブックテンの自動導入では導入点の×は出ますが、
   撮影カメラの画角が出ないのでフレミング角度などが分からないこと。モザイクが出来ない
   事から却下。

 2.はアップルのAirMacExpress無線ルーターを使えば無線LAN接続して動作することは確かめ
   られました。でも考えてみれば、ステラで無線LANを使ってしまったらTeamViewerでリモ
   ートする事が出来ないじゃないの...と言うことでこれも却下

 3.これなら無線LANでリモート接続、ステラナビは有線LAN→USB変換でUSB接続で何とかな
   るかな? 本日注文したので明日届いたらテストです。動かなかったらどうしよう...

システムを変更するって大変ですね。 まあ、これも楽しみの一つって事で....