今週初めにまさかのインフルエンザに掛かってしまいました。最初娘がその前の週の水曜日に高熱が出て、金曜日に嫁が同じく40度の高熱で日曜日に入院。そして自分が月曜日に40度の高熱。それはないと思いながらインフル検査をお願いしてみると、まさかのビンゴ。やっぱり娘→嫁→自分が全く同じ症状。すぐさま嫁もインフル検査を行い同じインフルAがでました。娘が病院に掛かったときに調べておけばここまで家族に広がらなかったと後悔。夫婦2人が倒れたので、じじばばに子供達の面倒を見てもらいました。これで自分たちだけだったら大変だったなあと、親が近くにいること感謝です。
現在はすっかり体調も戻り、熱が下がってから2日以上経ったのでウイルスもいなくなったのではと一安心です。仕事も火曜日から金曜日までお休みしたので迷惑をかけてしまいましたが、知らずに行って皆に移さず済んだので良かったと思うしかありません。
今日から普通の生活ということで、星の活動もぼちぼち再開と行きたいところですが、満月期で梅雨空。昼間は晴れているのですが、夜になると薄曇りの上に満月。さすがにナローでも撮る気にならず、画像処理の練習でもしようと、以前公開したしらびそでのアンタレス付近をもう一度見直すことにしました。

アンタレス付近(しらびそ高原)
ε-130D
Seo-Cooled6D(SEO-SP4)-20℃
SXP赤道儀にてオフアキシスガイド
10秒×16枚、60秒×16枚、120秒×14枚、300秒×13枚 HDR処理
気に入らない点は
1)全体に眠く切れがない(拡大して見ると微恒星がボケてました)
2)輝星の描写に問題あり(多段階露光で星は小さいが、違和感あり)
3)微恒星が全体に黄色い
特に1)の微恒星(M4球状星団も)ボケている事が気になります。
結論は、各露光のコマの位置合わせがうまく行ってませんでした。
ステライメージ8の自動位置合わせを行っていますが、どうもそれではうまく合いません。拡大して見ると、各露光毎に微妙に拡大率が異なっているようでした。
ピント位置変えたかな?
X軸、Y軸、ROT軸、そして拡大率を網羅してくれる位置合わせソフトは、CCDStack2しか持ってませんが、これうまく合わない事の方が多く使うのやめてしまいました(FFTを使うとまあまあ合いますね)CCDInspectorを試しに導入してみると....簡単に合うとはいかず、うまく行くときもあるのですが、FFTのあとにやった方が良かったりして安定感ありません。もちろんあった方が数段良いのですが。結局多段階露光は今回諦め、300秒露出のコマのみで処理し直しました。
上の写真の300秒は13枚ですが、実際には26枚あります。何故13枚なのか。
13枚目の撮影時に位置の調整をしたようで20%程度画面下にズレていました。今となっては何故途中で位置を変えたのか全く覚えがありません。
今回はズレた残りの13枚を加えた26枚を使って画像処理しなおしました。

アンタレス付近(2017.7.8やり直し)
ε-130D+Seo-cooled6D(SEO-SP4)-20℃
300秒×26枚 ISO1600
RAP2にてダーク減算、フラット補正。
PSCC2017にて現像。
CCDStack2(CCDInspector)にてコンポジット。
SI8にてカブリ補正、色調補正、デジタル現像。
PsCC2017にてコントラスト強調、色調補正、ノイズ処理など
輝星が大きくなってしまいました。上の写真との中間が良いんだけどなあ。
FlatAidePro使えればなあ。折角買ったのに。でも位置合わせが出来ないとダメだし。CCDInspectorで合ってくれれば良いけど。今回は、300秒のコマが位置が異なる関係でうまく出来ませんでしたが、次回やってみようと思います。
現在はすっかり体調も戻り、熱が下がってから2日以上経ったのでウイルスもいなくなったのではと一安心です。仕事も火曜日から金曜日までお休みしたので迷惑をかけてしまいましたが、知らずに行って皆に移さず済んだので良かったと思うしかありません。
今日から普通の生活ということで、星の活動もぼちぼち再開と行きたいところですが、満月期で梅雨空。昼間は晴れているのですが、夜になると薄曇りの上に満月。さすがにナローでも撮る気にならず、画像処理の練習でもしようと、以前公開したしらびそでのアンタレス付近をもう一度見直すことにしました。

アンタレス付近(しらびそ高原)
ε-130D
Seo-Cooled6D(SEO-SP4)-20℃
SXP赤道儀にてオフアキシスガイド
10秒×16枚、60秒×16枚、120秒×14枚、300秒×13枚 HDR処理
気に入らない点は
1)全体に眠く切れがない(拡大して見ると微恒星がボケてました)
2)輝星の描写に問題あり(多段階露光で星は小さいが、違和感あり)
3)微恒星が全体に黄色い
特に1)の微恒星(M4球状星団も)ボケている事が気になります。
結論は、各露光のコマの位置合わせがうまく行ってませんでした。
ステライメージ8の自動位置合わせを行っていますが、どうもそれではうまく合いません。拡大して見ると、各露光毎に微妙に拡大率が異なっているようでした。
ピント位置変えたかな?
X軸、Y軸、ROT軸、そして拡大率を網羅してくれる位置合わせソフトは、CCDStack2しか持ってませんが、これうまく合わない事の方が多く使うのやめてしまいました(FFTを使うとまあまあ合いますね)CCDInspectorを試しに導入してみると....簡単に合うとはいかず、うまく行くときもあるのですが、FFTのあとにやった方が良かったりして安定感ありません。もちろんあった方が数段良いのですが。結局多段階露光は今回諦め、300秒露出のコマのみで処理し直しました。
上の写真の300秒は13枚ですが、実際には26枚あります。何故13枚なのか。
13枚目の撮影時に位置の調整をしたようで20%程度画面下にズレていました。今となっては何故途中で位置を変えたのか全く覚えがありません。
今回はズレた残りの13枚を加えた26枚を使って画像処理しなおしました。

アンタレス付近(2017.7.8やり直し)
ε-130D+Seo-cooled6D(SEO-SP4)-20℃
300秒×26枚 ISO1600
RAP2にてダーク減算、フラット補正。
PSCC2017にて現像。
CCDStack2(CCDInspector)にてコンポジット。
SI8にてカブリ補正、色調補正、デジタル現像。
PsCC2017にてコントラスト強調、色調補正、ノイズ処理など
輝星が大きくなってしまいました。上の写真との中間が良いんだけどなあ。
FlatAidePro使えればなあ。折角買ったのに。でも位置合わせが出来ないとダメだし。CCDInspectorで合ってくれれば良いけど。今回は、300秒のコマが位置が異なる関係でうまく出来ませんでしたが、次回やってみようと思います。
コメント
コメント一覧 (10)
今の季節は、まさかという頭があるのでなかなかインフルとは気が付きにくいですよね。運が悪かったかな・・
ところでアンタレス、確かに多段階でない方がビビットでいい感じですね。これでFAPの飽和復元が使えれば星の芯が残ってばっちりなのでしょうが。
参考までにですが、自分の場合FAPの飽和復元を使う場合はPixInsightのStarAlignmentを使って位置合わせしています。このプロセスは移動、回転、縮小拡大にプラスして変形もしてくれるようです。
http://www.pixinsight.com/tutorials/sa-distortion/index.html
のんた
が
しました
ですよね。もう少し飽和復元で輝星の階調が欲しいところです。
Pixinsightも皆さん使って見えますよね。他にCCDInspectorやこの前Jamesさんから教えて頂いたAstro Pixel Processorなど色々あってどれにしようか迷ってしまいます。
のんた
が
しました
そうですね。
私は最近PIがメインになってきましたがRAP2→ACRの時はCCDSTackでスタックすることが多いですね。
Jamesさんの書かれていたAstro Pixcell Processorですが、30days TraialをDLして解凍したらInstallation実行ファイルがNortonさんに消されてしましました。DL数の少ないアプリは怪しいソフトと判断されるのかも・・・
のんた
が
しました
あれま。消されちゃいましたか。まだダウンロードしていませんが、今晩試してみようかと思っています。
のんた
が
しました
本調子にもどるまで、ご自愛下さい。
この時期でもあるのですね・・・冬場の季節ものだと思ってました。
のんた
が
しました
僕もまさかこの時期にと思っていましたが、最近はやるまではないですが、結構あるみたいです。そうなるともう1年中ですよね。kaienさんも気をつけて下さいね。
のんた
が
しました
でも、こういうときにご両親がお近くにいらっしゃるのは羨ましいです。
ボクの方もなんか体調が悪くて、イマイチやる気が出てないです・・・( ̄~ ̄;) ウーン
のんた
が
しました
PsCC上でのレイヤーの種類を替えて(ソフトライトとか)上下の画像をブレンドとか、だめでしょうか。雑すぎ? (^^ゞ
のんた
が
しました
まさかのインフルでした。未だ体調は完全に戻っていません。
でも今日梅雨明けしたので今晩撮影の練習をしようかと思っていましたが、夜になるとまた曇り。ダメですねー。
アンタレス付近2つをブレンドしてみようと思っていますが、四隅がうまく合わないんです。どうも拡大率が違うみたいで。途中でピント合わせ直したかも知れません。
コンポジットソフトがSI8でもCCDSTACK2+CCDInspectorでもダメだったので、ちまたで噂のAstro Pixcell Processorしかないと思っています。
のんた
が
しました
ありがとうございます。これは1歩も2歩も前進ですね。
のんた
が
しました