瀬尾さんより開発中の冷却6DMarkⅡのテスト撮影を依頼され、21日木曜日に届きました。その日の夜21日は自宅で、翌22日は遠征して撮影しました。
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説明書とかありませんでしたが、ものの1分も掛からずに組めました。

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左がSeo-cooled6D(SEO-SP4C)、右が開発中のSeo-cooled6DmarkⅡ(SEO-SP4)です。


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同時に冷やしてみました。
CMOSがハウジングに入れられた6Dは-7.8℃、6DMarkⅡは-3.0℃(外気温22度)です。思ったより冷えています。あまり6Dと変わらないかな....

次にこの状態でダークを撮影してみました。
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こちらは6D

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こちらは6DMarkⅡ
露光量を0では真っ黒で差が分かりませんでしたので、露光量を+5にしてあります。冷却温度が低く、低画素の6Dの方が低ノイズですが、それ程変わらない印象です。
PSで中央部を100×100で切り取り右側スライダーのレベルを20まで下げました。

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冷却6D

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冷却6DMarkⅡ
ピクセルサイズの大きな6Dの方が長時間ノイズ少ないですね。
またRAP2でチェックしようとしましたが、6DMarkⅡに対応していないんですね...古庄さん宜しくお願いします。

さて、実際の撮影です。
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IC443 Supernova Remnantフリッカーの画像はこちら
自宅で撮影したクラゲ星雲です。星雲の写りは自宅なのでイマイチですが問題なさそうです。

次の日遠征した時のBackYardEOS画像です
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Apo-Sonnar135mmF2+冷却6DMarkⅡです。
BackYardEOS表示でー9℃。カメラに付けてある温度表示はー20℃。
処理した画像はこちら
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僕の冷却6Dの場合は、BackYardEOS表示でー25℃。カメラに付けてある温度表示はー17℃と全然違います。
カメラの温度表示は温度計の位置によって変わるため、目安ですね。
BackYardEOSの温度表示も適当でしょうか...

このカメラは冷却しないときは冷却ユニットを外せるので通常の写真も撮れますし、
カメラマウントがそのままなので使い勝手はよさそうです。
僕の冷却6Dは1秒以下は撮れませんし、マウントの電子接点がないので、オートフォーカスも、絞りもカメラから制御出来ません。

発売が楽しみですね。