最近晴れと雨が交互に来るので、晴れた夜は透明度が良く撮影日和が続いた関係で、寝不足の中彗星が最盛期を迎えています。
 一昨日の夜も自宅でしたがウィルタネン彗星を撮影しました。
今回は最初に恒星時追尾で90分間撮影し、その後は彗星核追尾に切り替え135分撮影しました。これらを合成し星と彗星が流れない写真を作るのですが、今回は撮影時間が長く、電線も通過し名古屋の光害の中の撮影分もあって、思ったより綺麗に撮れませんでした。冷却CCDなのでLRGB×2セット撮影した上に画像処理もデジカメと比べて2倍以上疲れます。
 彗星はやっぱりワンショットのデジカメの方が楽かな。

 前回21Pでは冷却6Dの撮影で通したので、今回は冷却CCDでと思っていましたが苦労が多い割にそれほど変わらないかなと。ちょっと寝不足って事もありますが、彗星の冷却CCDの処理には疲れました。 明日以降はデジカメにしようかと思っています。

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ウィルタネン彗星(46P)
2018年12月12日 20時30分~ 自宅観測所
R200SS+コレクターPH+ML16000
Astrodon Gen-ⅡTru-balance I-Series LRGB Filters
AXD赤道儀
6cmF4ガイド鏡による恒星時追尾および彗星核追尾
恒星時追尾分L:R:G:B 各5分1bin 25:20:25:20min TOTAL: 90min
彗星核追尾分L:R:G:B 各5分1bin 60:2525:25min TOTAL:135min
総露光時間;3時間45分