3月14日の遠征分の残りです。今回はASA10N+冷却CCDカメラで撮影した分です。
この対象は、先日GS300RCで自宅で撮影した銀河で、左右それぞれ特徴のある銀河とその上下に色の違う星が並ぶというとても面白い対象です。タカsiさんから教えてもらって、気に入ったこともあって、今回遠征でも撮影してみました。
ngc4145 完成2

NGC4145、4151銀河
日時:2021年3月14日 21時12分〜 
撮影地:長野県阿智村、栗矢観測所
望遠鏡:ASA10N+AAF3フォーカサー 950mm F3.8 
補正レンズ:Vixen Extender PH (1330mm F5.3)
カメラ:FLI ML16000 -35℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Balance I-series LRGB Filters
赤道儀:Vixen AXD
ガイド:ほしぞら工房社製オフアキリング+SX-SuperStar+PHD2
露光:L10分×16枚、RG各5分×6枚、B5分×8枚(260分)
   L10秒×16枚、RGB各5秒×16枚(6.7分)
総露光時間:266分

PixInsghtにてキャリブレーション、ABE、DBE、ArcsinhStretch、HT等
FlatAideProにて飽和復元
PsCCにてコントラスト強調、被り補正、色補正、ノイズ処理。


今回初めてEXtenderPHを差し込み固定ではなくネジ込みが可能となるリング(ほしぞら工房社製)を使って撮影しましたが、しかり固定できて良い感じでした。
IMG_4030
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IMG_3588
これはEOS用アタッチメントですが、今回の撮影ではML16000用のリングを付けています。


ASA鏡筒で気になる点があります。
以前からなのですが、輝星の上に出る二本のヒゲがなんとかならないかな....。原因あるはずなんですが....分かりません。
誰か見てくれる人いないかなあ。