亜鈴状星雲M27です。
4月20日に撮影したのですが、4時過ぎからの開始だったので5枚程度しか撮影出来ず。その後5/10未明に追加撮影したのですが、明るい対象+光害地の撮影のため追加分はL(1bin)を5分、RGB(2bin)を2.5分露光で撮影 してみました。
M27 (亜鈴状星雲)
①2021年4月20日04時07分からL画像のみ〜自宅観測所
②2021年5月10日01時24分〜自宅観測所
笠井GS300RC直焦点 Cropなし
フラットナー:なし
カメラ:FLI ML16000 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:ほしぞら工房社製オフアキシスシステム+SXーSuperStar+PHD2にてガイド
①L10分×5枚
② L5分×18枚、RGB各2.5分×9枚
合計 207分
PIにてWBPP、RGB合成、ABE、AS、HT等。
PsにてLRGB合成後かぶり補正、色補正。
PIにてStarnetで星と星雲分離。MolphlogicalTransformationにて星像整え(中心部と辺縁部を分けて)
Psにてノイズ除去。
辺縁部の淡い部分をナローフィルターで追加撮影しようと思いますが、梅雨明け後ですね。
4月20日に撮影したのですが、4時過ぎからの開始だったので5枚程度しか撮影出来ず。その後5/10未明に追加撮影したのですが、明るい対象+光害地の撮影のため追加分はL(1bin)を5分、RGB(2bin)を2.5分露光で撮影 してみました。
M27 (亜鈴状星雲)
①2021年4月20日04時07分からL画像のみ〜自宅観測所
②2021年5月10日01時24分〜自宅観測所
笠井GS300RC直焦点 Cropなし
フラットナー:なし
カメラ:FLI ML16000 -30℃
フィルター:Astrodon Gen-2 Tru-Blance I-Series LRGB Filters
赤道儀:ビクセンAXD
ガイド:ほしぞら工房社製オフアキシスシステム+SXーSuperStar+PHD2にてガイド
①L10分×5枚
② L5分×18枚、RGB各2.5分×9枚
合計 207分
PIにてWBPP、RGB合成、ABE、AS、HT等。
PsにてLRGB合成後かぶり補正、色補正。
PIにてStarnetで星と星雲分離。MolphlogicalTransformationにて星像整え(中心部と辺縁部を分けて)
Psにてノイズ除去。
辺縁部の淡い部分をナローフィルターで追加撮影しようと思いますが、梅雨明け後ですね。
コメント
コメント一覧 (10)
ウチではアレイ星雲と言えばみっさん!みっさんと言えばアレイ星雲と言うくらい彼しか撮らないのですが。。。(笑)
もう何時間分撮り貯めてるか分からないくらい撮ってるはずですd( ̄  ̄)
でもこうして拝見すると、この色透明感はヤバいですね。。。
割と引きの写真が多い私でも、アップで撮ってみたいかもって思わせるようなイメージです。
是非ナローを追加したものも見せてくださいね\(//∇//)\
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
この対象は3回目かなあ。10年以上前にV200Lで撮って、その後R200SS+EXtenderPHのテスト撮影以来です。
本格的に撮ったのは今回が初めてです。みっさんに見てもらったら色々教えてもらえそうですね。
ナローで両横の羽がでないかな。梅雨の晴れ間を狙ってみようと思います。
のんた
がしました
上手く処理されているので、文句いっちゃいけませんが、RGBも、ビニング無しで撮影していたら、L画像にそのまま足せますよ。
輝線星雲なら、情報量をそのまま活かせましたから。
S/Nの面でも、RGB画像を丁寧にレタッチしてから、LRGB合成すれば、色情報としての損失はなんら、無いはずです。
個人的には、CCDのビニングや、CMOSカメラのゲインとか、読み出しノイズに起因するS/N向上分に関しては、本当に活かすとするとかなり限定的な条件下になるので、オススメではありません。
割ときちんとした検証がされずに都市伝説化してるんじゃないかなあ・・という気がします。。。
天体写真においてはレタッチの部分も大きいので、処理しやすいデータというのも大事なので、全否定ではないのですけどね。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
RGBフィルター撮影のビニング撮影に関しては、どちらが良いのか見いだせないでいました。
もちろん全て1binで撮影出来れば良いのですが、RGBフィルターの光量の点からどうしてもRGBの撮影を1binで撮影し同等のS/Nを得ようとする場合、L画像以上の露光が必要となります。限られた撮影時間(大体自宅だと1対象3時間程度が限界)の中でRGBは解像度を犠牲とする2binで撮影することでL画像の撮影時間の半分でもS/Nは同等となるため各4-5枚でもなんとかなります。これが1binだと同等のS/Nを得ようとすると8枚以上必要となり時間的に無理です。
ただ、これはL画像を十分に撮るというのが前提になっているので、同じ3時間撮影でもL画像にRGB画像を足せるならLを減らしてRGBの撮影枚数を増やしてもよいですね。全て300秒でLとRGB枚数を同じにするとか。
色々考えないとだめですね。ありがとうございました。
のんた
がしました
ソフトウエアビニングを行うと、S/Nが2倍になりますから、一度比較してみるといいかもしれません。
20年くらい前に自分でテストした限りでは、差異はなかったですが、ダークノイズが大きいCV-04Lだったからかもしれません(読み出しノイズではなくダークでS/Nが制限されていた可能性は高そう・・)
これがCMOSになると、画素加算となるのですが、電荷を読み出してから加算しているので、ソフトウエアビニングと全く同じになってしまうので、ビニングをする意味が無くなってしまうという。
あ、あと、輝線星雲だと、L画像って、ナローの真逆な(バンド幅が広い)ので、星雲のコントラストと輝線由来の構造描写が混色して落ちてしまうので、その点でもちょっと悩ましいところです。
ただ、星の描写まで考えると、Lが全くなし、というのもどうかなー・・とも思いますし。輝線星雲は輝線星雲で、また銀河とは違った難しさがありますね。
のんた
がしました
再度コメントありがとうございます。
CCDでソフトウエアビニングってどうやるんですか? MaximDLで2bin設定とは違うのでしょうか?
輝線星雲にL画像なしは確かに厳しいかもしれませんね。対象に合わせたフィルターワークと露光時間も考えて撮影に臨まないとと思います。
のんた
がしました
普通に1×1で撮像して、ステライメージで、コンポジット後に2×2ソフトウエアビニングするだけでOkです。
PixInSightにも同様な機能はあったと記憶していますが、どうだったかな・・
輝線星雲ですが、HαをLとするとやっぱり違和感が出ますものね。L画像無しは難しいと思うのですが、これが、L画像が、DualBandフィルタだったりするとまた違ってくるのかなぁ・・
最近は、IR640なんてのも出てきて銀河もフィルターワークが大事になってきましたが、散光星雲も様々な表現方法があって悩ましいところでもありつつ、モノクロカメラならではの楽しみでもあり・・
のんた
がしました
なるほどステライメージで2×2にすれば良いのですね。一度やってみます。
輝星星雲のLなしは厳しいかな。RGBを加算してLを作ってもいけるような気もしますが。
ほんと最近はフィルターも多種多様化していてチョイスが難しいですね。IR640などの近赤外光も興味あります。
のんた
がしました
自分が記事を書いていない時は他の人の記事もあまり見なくなるのでコメントが遅くなってしまいました。
LRGBブロードバンドのダンベル星雲は上品でいいですね。
自分はナローで撮ったのですが、やはりブロードバンドのこの色彩は出せません。
それとフラットナー無しのフルサイズでのこの画像はヤバくないですか。
GS200では(やったことないけど)多分こうはいかないだろうな。
のんた
がしました
コメントありがとうございます。
天気が良ければこのLRGB画像をベースにしてナローフィルターで追加撮影して周囲の羽根を出したいと思っています。
梅雨の合間にと思っていますがなかなか晴れませんし今日は月が満月.....ああ、今日の皆既月食は絶望的な天気予報。マルさんの所なら晴れるかもしれませんね。
>フラットナー無しのフルサイズでのこの画像はヤバくないですか。
そうなんです。思ったよりフラットナーなしでもいけますよね。厳密には周辺部が流れるのでフラットナーは必要だと思いますが、系外銀河などCropやフルサイズより小さなセンサーなら必要を感じません。笠井のED屈折・RCマルチフラットナーⅡを取り付けた写真と比較したときに中心星像がフラットナーなしの方が切れが良かったんですよね。TS社の3インチフラットナーはまだ接続リングが届いていないので試していませんが、ちょっと心配しています。
GS200RCでフラットナーなしだとどうなんでしょう。設計自体は同じ?だと思うのですが....。
のんた
がしました